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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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手書きの実感。いろはにほへと

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あたらしい年にうつり、

「 きたかまの家 」の設計を再開しました。

平面もほぼ決まり、

軸組図によって

矩計のプロポーションを検討しました。

次に構造伏図を描きはじめました。

同時に番付を決定させます。

番付を決定することは

設計の方向性を決定することと同義です。

間取 + 矩計寸法 + 構造によって

空間の骨格が生まれ、

その骨格に番付が刻印されます。


日影アトリエの図面は手書きで描かれます。

番付はひらがなのテンプレートで

描いていきます。


い・ろ・は・に・ほ・て・と・・・・


という具合に・・・。


CADとちがい

基礎伏図・床伏図・小屋伏図など

一枚一枚、

い・ろ・は・に・ほ・て・と・・・と

繰り返し手書きで描いていきます。


一見無駄な作業、

要領を得ない時間のように思えますが、

このたんたんとした手の動きが

大切だと思うようになりました。

「 手書きの実感 」が

伝える感覚というものでしょうか。


い・ろ・は・に・ほ・て・と・・・と


繰り返し手書きで描いているあいだ、


この家のことに思いをはせます。


はたしてこのまま設計を進めていいのだろうか・・・。

どこか根本的なずれがないのだろうか・・・。

家族や環境が家と調和しているだろうか・・・。


そして昨日の夕方、

「きたかまの家」の番付を描くことを急に止めた。

なにかがちがうと思ったから。



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# by y-hikage | 2019-01-09 11:12 | きたかまの家 | Comments(0)