11月1日の日曜日、
ヴァイオリニストの友人が
演奏するということで、
六本木のサントリーホールに
コンサートを聴きにいきました。
公演名は、
「コバケンとその仲間たちオーケストラ
・10周年記念コンサート」。
「コバケンとその仲間たちオーケストラ」は
プロ・アマ・年齢を問わず、
活動の主旨に賛同する
不特定多数の演奏家たちと
それを支えるスタッフで構成され、
知的障害のある方々を招いて
生の演奏を聴いていただくための
オーケストラです。
演奏家もスタッフもすべて
ボランティアです。
※
このオーケストラの活動のミッションは
「全ての人々が与えられた命を
輝いて活きることができる社会作りを
音楽というステージから伝えていく」
ということです。
今回は10周年目で50回目の
記念すべきコンサートとのこと・・・。
ちなみに
「コバケン」とは指揮者の
小林研一郎さんの名前からきています。
演奏曲目は、
1・交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
・・・ドヴォルザーク
2・歌劇「アイーダ」より凱旋の行進曲
・・・ヴェルディ
3・チゴイネルワイゼン
・・・サラサーチ
4・ピアノ協奏曲第23番イ短調K.488
・・・モーツァルト
5・歌劇「トゥーランドット」より
誰も寝てはならぬ・・・プッチーニ
6・パッサカリアより「夏祭り」
・・・小林研一郎
7・荘厳序曲「1812年」
・・・チャイコフスキー
8・アンコール
(すいません。曲名を忘れてしまいました)
演奏はすべての曲が素晴らしく、
とても感動いたしました
(音楽にあまり詳しくないので、
なにがどう素晴らしいのか
うまく説明できないのがとても残念です・・・)
演奏のメンバーの中には
目が見えなかったり、
耳が聞こえなかったり、
知的障害のある人もいます。
そしてこのコンサートには、
平塚学園高等学校吹奏楽部と
蒲田女子高等学校吹奏楽部も共演しました。
この世代や身体のハンディを
超えた共演にとても感動し、
そしてまた全体の演奏は
素人の僕が言うのもなんですが一流でした!!
個人的には、
チャイコフスキーの「新世界より」を
第4楽章までフルに聴けたことも貴重だったし、
大好きな曲の
「ピアノ協奏曲
第23番イ短調K.488(モーツアルト)」を
生で聞けたことも嬉しかった。
(このモーツアルトの曲は
図面を書きながら聞いていて、
いつもうっとりとしています)。
演奏が終わって帰りの電車の中、
頭の中をホールで演奏された曲が
ずっと流れていました。
ああ、、コンサートに行ってよかったな!と
心の底から感じた日曜日の午後でした・・・。
ロビーで過去に演奏された曲を集めた
CDを販売していたので買いました。
翌日、製図室で聴いてみたら、
その録音の良さに驚きました。
ところで
「コバケンとその仲間たちオーケストラ」は、
定期的?に全国をまわって演奏活動をしています。
次回は、今月の11月15日、
僕の生まれ故郷である岩手県軽米町の
東隣町の久慈市でおこなわれます。
(どこかで縁のようなものを感じます・・・)
公演名は、
「東日本大震災復興応援コンサート
コバケンとその仲間たちオーケストラin久慈」
です。
ぜひ、お近くの方はどうぞ・・・。