ブログトップ | ログイン

日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

hikagesun.exblog.jp

い ろ は に ほ へ と ・・・

い ろ は に ほ へ と ・・・_c0195909_1515699.jpg

設計の過程のかなり早い段階で

番付を決定します。

番付は構造設計するにしても、

大工さんと図面の打合せを

するにしても、

とても重要な共通言語なので、

ある側面では番付が決まらないと

設計がうまく前に進めない

もどかしさがあります。

い ろ は に ほ へ と ・・・_c0195909_1523652.jpg

番付は、

たての軸が

「い・ろ・は・に・ほ・へ・と・・・」。

横の軸が、

「一・二・三・四・五・・・」と、

右上の角から下がっていきます。

(図面の寸法線に沿って書かれた

丸の中に番付が書かれています。

いつもは縦の番付の

「い・ろ・は・・・」は

図面の上に書くのですが、

今回はA3のトレーシングペーパーに

うまくレイアウトできなかったので

下に書いています。

また番付のルールは

大工さんによってちがう場合が

あるので注意が必要です・・・。)



ところで

現在設計中の住宅は、

敷地とゾーニングの関係上、

二辺が45度に振れています。

(45度に振れた設計は

日影アトリエではとてもめずらしいです・・・)



この45度に振れた軸線も

重要な通りであるため、

やむなくローマ字の

「A・B・C・D・E・・・」

を使用しました。

この住宅の番付の考え方を決めるのに

ずいぶん悩みました。

一応これで番付を決定したのでこれから

構造伏図を書いていこうと思います。



ちなみに、

図面上右上の青いテンプレートは、

ローマ字と数字で使用するタイプです。

右下のオレンジのテンプレートは、

ひらがなと漢数字で使用するタイプです。

ローマ字のテンプレートは、

たしか15年以上使用していてボロボロで、

折れたテンプレートをセロテープで

くっつけながら使用しています。

同じ品番のテンプレートが

東急ハンズや伊藤屋に

行っても置いていないので、

困り果てて・・・

ためしにインターネットで

探してみたら見つかったので、

さっそく注文しました。

もうじき届くと思います。

(ネットって

案外便利なところもあるのですね・・・。)


い ろ は に ほ へ と ・・・_c0195909_14422590.jpg

# by y-hikage | 2016-01-15 14:42 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)