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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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高柳町に民家の調査に行きました。

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7月の14日と15日、

新潟県の高柳町に行きました。

目的は古い民家の実測調査。

実測調査は移築再生のため・・・。


東京都心に建つ地下1階地上7階建ての

既存ビルの地下。

この地下空間に民家の架構を移築する計画。


移築する架構は民家の中の

2間半×3間半の「ざしき」とよばれる広間。

この広間の間取りを変えずに

鉄筋コンクリートの空間に

すっぽりと復元する構想・・・。

すっぽりと復元するには、

寸法を完璧に把握する必要があるので

失敗はゆるされない。

今回は現状での実測調査、

解体中にもう一度、

実測調査をおこなう予定です。


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by y-hikage | 2019-07-19 08:30 | 設計過程 | Comments(0)

今朝は逗子海岸を走りました。

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今朝は

ひさしぶりに逗子海岸の浜辺を走りました。


7月の14日と15日は泊りがけで

新潟県高柳町の民家の実測調査。

翌日の16日はお茶のお稽古。

17日の昨日は

「みたかの家」の雑誌の取材・・・。

と、頭の中と身体が少しばかり疲労気味です。

なので、

浜辺を走ることでリフレッシュを試みました。

628日に海開きした逗子海岸には

海の家が並んでいます。

個性的な海の家の建築を

探すのが毎年楽しみですが、

今年もそうでもありませんでした・・・。

真夏の太陽の下で、

砂浜に寝ころがって

昼寝でもしたい気持ちになりました・・・。


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by y-hikage | 2019-07-18 10:21 | 朝RUNの風景 | Comments(0)

建長寺法堂の修理報告書

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構造の山辺豊彦さんに

構造を相談するために

6
月のなかごろ、

山辺構造設計事務所を訪ねました。

今まで

日影アトリエが住宅の設計をするうえで

全ての住宅を山辺構造設計事務所に

検討をお願いしています。

2003年以降ずっと・・・)


ひととおり打合せが終わると、

山辺さんに

「今度飲みに行こう・・」と誘われました。

日にちを75日と決め、

その日の夕方、

山辺事務所で待ち合わせをして、

お店がある池袋に出かけました。

ところで

山辺事務所の打合せテーブルの横には

本棚があります。

その本棚に中に

建長寺法堂の修理報告書をみつけました。

建長寺は日影アトリエがある

鎌倉市山ノ内に建っています。

聞くところ

建長寺法堂の構造補強の設計を

山辺事務所がおこなったとのこと・・・。

地元の建長寺の建築を学ぶために、

この修理報告書を借りることにしました。


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お借りしてきた修理報告書

小屋裏の補強方法の図面です。

(この補強方法については

後日、記事にいたします)


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池袋の割烹・吉野で

山辺さんと二人で

美味しいお酒とお料理をいただきました。



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by y-hikage | 2019-07-11 16:17 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

ことしはつの収穫

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雨がふりそうだったり、

ふりそうじゃなかったりする

土曜日の朝、

ことしはつの

ゴーヤとトマトを収穫できました。

たぶん絶対おいしい

ゴーヤとトマト

サラダに挑戦してみます。


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by y-hikage | 2019-07-06 10:19 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(0)

旧岩崎邸和館の深い屋根

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文京区湯島にある国立近現代建築資料館は、

重要文化財である

旧岩崎邸に隣接して建っています。

国立近現代建築資料館に

建築の展覧会を見に行ったときは、

必ず旧岩崎邸を見学することにしています。

(現在は安藤忠雄展を開催中)


特に和館は好きな建築なので、

毎回楽しみにしています。

今回、和館に行って、いまさらながら

屋根の軒の深さに驚きました。

見た目にして3mちかく

軒先が出ているのではないかと・・・。

ならば、

屋根の中に桔木(はねぎ)を設け、

桔木の力で屋根を

持ち出しているはずだと思いました。

そこで下屋をよくよくを見ると、

屋根の中に桔木が入らないほどに

薄いことに気がつきました。

一般的に桔木をいれる場合は、

軒裏の化粧勾配と

流れの野勾配を大きく変えて、

屋根が水上に行くほど高くなるのが

一般的だと思ってきました。

この疑問をどうしても解きたいと考え、

さっそく田町の建築学会図書館に行って、

修理報告書の図面を入手してきました。


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断面図を見ると、

下屋の軒の出を2780㎜としています。

軒裏の化粧勾配は、33分勾配。

流れの野勾配は4寸勾配としています。

つまり桔木が

超ぎりぎりに納まる

屋根の厚みとしていました。

野勾配を強く(きつく)すると、

上屋の軒の高さに影響し、

全体のプロポーションが

悪くなると考えた設計ではないかと

推測します。

またひとつ勉強になりました・・・。


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屋根の中の黄色い部材が桔木(はねぎ)


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旧岩崎邸和館の平面図と立面図


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by y-hikage | 2019-07-04 11:48 | 建築巡礼 | Comments(0)

安藤忠雄の光の教会

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国立近現代建築資料館で

世界的建築家である

安藤忠雄の初期建築原図展が

開催されていて観に行きました。

安藤忠雄の実物の建築作品は、

ほとんど見たことがありません。

作品集も少なからず持っています。

多くの著作も読んでいます。

それなのに実物を見たいという

心理に向かわないことを

うまく説明することができません。

建築作品のドローイング的指向が

強いせいなのか、

数知れないほどメディアに

登場していることからくる

既視感からなのかわかりません。

その中で空間を体験してみたい

建築がひとつあります。

「 光の教会 」です。

「 光の教会 」について

建築原図展での解説を読んで、

よりいっそう

見学してみたい気持ちが高まりました。

その解説を読んでみます。




「光の教会」は、数ある安藤作品の中でも、もっともシンプルでミニマルな建築である。

しかも多くの人に感動を与え続けている。

U2のボノーがアメージング・グレースを歌いだし、

ピーター・ズントウは礼儀正しく、整髪してから見学に臨んだ。

こうした感動の源、心理的緊張感の遠因はもちろん教会堂正面の十字架にある。

中世教会堂の歴史書の中で、

「建築家は重力を表現するものであるが、同時に光を表現するものである」とアンリ・フォシオンは述べている。

主題は光だ。

自然光による光の十字架、ピンホールカメラの内側から光の十字を見つめる空間、ローマのパンテオンのような崇高な光が降り落ちる空間、そして信者を支えるコミュニティとしての空間。

教会の軽込神父は「プロテスタントの教会はシンプルなのです。しかし行き過ぎると単なる集会所になってしまうのです。安藤さんはそこを見事に教会として創り上げてくれました」と語っている。

安藤は、コンクリートの箱が高い精神性をもつ空間となるために、光の十字架を発見した。光の教会は、人々のさまざまな想いが、光の十字架を触媒として一気に結晶化した建築である。





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光の教会


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光の教会


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光の教会


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光の教会


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光の教会のほかにも

多くの作品模型が展示されていました。


水の教会


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水の教会


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水の教会


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六甲の教会


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六甲の教会


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小篠邸


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城戸崎邸


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松本邸


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松本邸


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TIMES


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TIMES


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六甲の集合住宅


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大淀のアトリエ・1973

大淀のアトリエの増築プロセス

かなりの速さで

安藤忠雄の事務所が

拡大していった様子がわかります。


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大淀のアトリエ・1981


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大淀のアトリエ・1982


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大淀のアトリエ・1986


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大淀のアトリエ・1986


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大淀のアトリエ・アネックス


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大淀のアトリエ・アネックス


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ふたたび「光の教会」にもどります。


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光の教会でヴァイオリンを弾く

庄司紗矢香をみつけました。

庄司紗矢香は

もっとも好きなヴァイオリニストです。




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by y-hikage | 2019-07-04 10:30 | 建築巡礼 | Comments(0)

マーラーの交響曲第5番

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先月の616日の日曜日、

相模原女子大学グリーンホールに

コンサートを聴きにいきました。


オーケストラは、

相模原市民交響楽団

指揮者は田代俊文さん


コンサートプログラムは、


1・ブラームス作曲:

大学祝典序曲ハ短調

2・シューベルト作曲:

劇音楽「ロザムンデ」よりバレエ音楽1.2

3・マーラー作曲:

交響曲第5番嬰ハ短調

4・アンコール

シューベルト作曲:

劇音楽「ロザムンデ」より「第三幕への間奏曲」


今回のプログラムは

マーラーの交響曲第5番を

メインにしていました。

全体で第5楽章からなり、

演奏時間が70分におよぶ大曲です。

4楽章のアダジェットは

映画「ベニスに死す」で

使われたこともあって特に有名です。

僕もこの第4楽章は好きな曲で、

弦楽器とハープのみで演奏されます。

CDでしか聴いたことがない第4楽章を

生演奏で聴けた

貴重なコンサートとなりました。


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4楽章の中心的存在であるハープ


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製図室のCDを探してみたら

マーラーの交響曲第5番が

2枚あることに気がつきました。

1枚はボストン交響楽団 + 

指揮:小澤征爾のもの。

もう1枚は

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 +

指揮:クラウディア・アバド。

2枚とも全体を通して

聴くことはめったにありません。

建築の設計中には

どうも音楽が大きすぎるからです・・・。


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by y-hikage | 2019-07-02 11:25 | 森の中と町の中で | Comments(0)

とらや赤坂店に行きました。

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先週の626日、

アントニン・レーモンドが設計した

聖オルバン教会にご挨拶をすませたあとに、

内藤廣が設計した

「 とらや赤坂店 」を見学にいきました。

赤坂御用地の緑に面する青山通り沿いに、

とらや赤坂店は建っています。

地下1階・地上4階建ての建物は、

ガラスのカーテンウォールで

円弧を描くようにデザインされています。

チタン製の瓦棒葺きの屋根が

あたかも宙に浮いているように見え、

内部空間のヒノキの小幅板が

赤坂御用地の緑と

呼応しあってるようでした。

ヒノキは奈良県の吉野産とのことです。


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外壁にもヒノキの小幅板が張られています。


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軒裏もヒノキの小幅板が張られています。


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玄関の繊細な格子もヒノキです。


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3階の喫茶室「虎屋菓寮」

柱のない

屋根なりの開放的な空間になっています。

天井の小幅板は巾45㎜で

目透かしの巾は10㎜としています。

天井に組まれたスチールの垂木で

屋根を支えています。


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屋根の勾配は45度。

スチールの垂木が

円すいの放射方向に組まれています。


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3階から2階の売り場に降りる階段。

手すりは繊細なヒノキの縦格子。

段板の木の素材はヒノキの無垢のかたまり?



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カーテンウォール沿いの階段。


段板はナラの無垢フローリング。

こうして素材を書いていると、

とらや赤坂店はスチールとガラスと

ヒノキとナラで

構成されていることに気がつきます。


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赤坂御用地の緑を切り取る

ピクチャーウインドウ。


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地下に降りる階段もヒノキ


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地下に降りる階段と1階を仕切る手すりの意匠。


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地下1階のギャラリー


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地下1階のギャラリーの壁を

ヒノキの格子組としています。


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トイレ周辺の壁もヒノキの小幅板張り。

全体的に言えることですが、

小幅板の長さが短いように思いました。

縦張りの小幅板を

横一本で見切っていますが、

縦の長さが倍あってもいいように思いました。

勝手ながら・・・・。


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エレベーターの箱の中も

ヒノキの小幅板張り。


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エレベーターの箱の中の手すりと床はナラ。


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2階売り場正面の黒い壁は、

黒漆喰磨き仕上げ。


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1階受付のまだら模様の壁は、

黒漆喰点模様仕上げ。


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黒漆喰点模様仕上げの近景。


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黒漆喰磨き仕上げと

黒漆喰点模様仕上げの塗り見本。


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2階売り場に置かれていた杉の彫刻。


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お客様が選んだお菓子を運ぶ

タモ材のトレーが右上に積まれています。

お店の人に

「このトレーは無印良品ですか?」

と聞いたら

「よくわかりましたね(笑)」と答えてくれました。


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帰りに「川島」という

琥珀色のお菓子をひとつ買いました。

製図室で

コーヒーのおともにいただきました。

想像していたとおりのおいしさでした。




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by y-hikage | 2019-07-01 12:17 | 建築巡礼 | Comments(0)