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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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アントニン・レーモンドの聖オルバン教会

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「アントニン・レーモンドの教会を巡る」

と題して、

ある建築塾の見学会の案内人を

務めることになりました。

巡る教会のひとつとして

港区芝公園の「聖オルバン教会」が

選ばれたので、

昨日、事前にご挨拶にうかがいました。

1956年に竣工した聖オルバン教会は

何度か見学をしたことがあります。

レーモンドによる教会を

すべて見たわけではありませんが、

木造なら

聖オルバン教会。

鉄筋コンクリートなら

聖アンセルモ教会が好きな建築です・・・。

はたしてこの僕が

案内人の役目を

はたすことができるのだろうか・・・と、

少し不安になっています。


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by y-hikage | 2019-06-27 15:02 | 建築巡礼 | Comments(0)

白井晟一のノアビル

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昨日、

アントニン・レーモンドが設計した

「 聖オルバン教会 」に

用事があって行きました。

オルバン教会は、

東京都港区の飯倉交差点の

近くに建っています。

東京タワーが目の前にそびえています。


飯倉の交差点には、

白井晟一が設計した

「 ノアビル 」も建っています。

1974年の竣工です。

ノアビルの近くに

駐日ロシア連邦大使館があるせいか、

いつも装甲車がビルの前に止まっていて

ものものしい警備がされています。

なので、なんとなく

近づきにくい印象がありましたが、

昨日は

エントランスホールを見学できました。

ノアビルは、

割肌のレンガ張りの基壇とし、

楕円形平面の高層部で構成されています。

楕円形の黒御影の塔は

強い象徴性を表現しており、

どこか石碑のようにも見えます。


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オニックスが張られたエントランスの天井


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白井晟一のデザインが凝縮されています。


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ノアビルの近くには

「 霊友会釈迦殿 」も建っています。

竹中工務店の設計によって

1975年竣工しました。

建築の異様を感じます。


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霊友会釈迦殿では

現在、増築工事が行われていました。



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by y-hikage | 2019-06-27 12:11 | 建築巡礼 | Comments(0)

ゴーヤ村の現在

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ゴーヤを植えてから2か月近くになりました。

ツルと葉っぱがだいぶ成長してきました。

はやいものでもうじき7月です。

これから西日がつよい

真夏にうつっていきます。

緑があるだけでだいぶ涼しく感じます。


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ゴーヤの実もできてきました。

好んで食べれないのが

残念といえば残念ですが、

今年はおいしい食べ方を考えてみます。


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トマトの実もできてきました。

トマトは大好物です。


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設計で目が疲れた時は、

ゴーヤの葉っぱを見ながら

ほっと一息ついています。



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by y-hikage | 2019-06-25 09:20 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(1)

みたかの家が「住む」に掲載されました。

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みたかの家が

本日発売の「 住む 」夏号(70号)に

掲載されました。

しかも表紙になっています。

さらに特集テーマの中扉の写真となり、

特集の巻頭記事になっています。

写真も美しく印刷されており、

建主さんである

小澤水奈さんの文章も素敵です。

ポストを開けた朝、

「 住む 」の袋をみつけた

うれしい金曜日になりました。


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みたかの家の断面図


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by y-hikage | 2019-06-21 12:10 | みたかの家 | Comments(0)

台の家がテレビ取材を受けました。

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68日の土曜日、

「台の家」が

テレビ番組「渡辺篤史の建もの探訪」の

取材を受けました。

9時から夕方まで

テレビ撮影がおこなわれました。

午前中は渡辺篤史さんが

建主さんご夫婦と

会話をするシーン撮り。

午後からは昼食の料理風景と

食事風景を撮影し、

その後は建物のみの撮影でした。

昼食のシーンでは

建主さんご夫婦と僕との三人で

スパゲティを食べながら

ワインを飲みました。


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渡辺篤史さんと

建主さんご夫婦が

家のまわりを歩いているところを

撮影しています。


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となりのお子さん2人がゲスト出演。

ジューンベリーの実を食べているところです。


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渡辺篤史さんがサインをしているうしろ姿・・・。


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断面図


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立面図


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道路側の外観


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玄関先のジューンベリーの実


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ジューンベリーの実を

はじめて食べました。

甘くておいしいことを知りました。



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by y-hikage | 2019-06-18 14:25 | 台の家 | Comments(0)

練馬の家の見積り図書

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設計中の練馬の家

5月の終わりごろに

見積りに必要な図面を書きあげました。

A3のトレーシングペーパーで

手書きの図面80枚ぐらいになりました。

紹介する図面は構造図の一部。


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1階床伏図と中2階床伏図を重ねた図面


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2階床伏図と小屋伏図を重ねた図面


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母屋・隅木伏図と垂木伏図を重ねた図面



現在、工務店さんが

見積りをおこなっているところです。

着工が楽しみです・・・。





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by y-hikage | 2019-06-14 12:23 | 練馬の家 | Comments(0)

会津若松の茶室「麟閣」を見学できました。

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5月さいごの週末、


会津若松市に行きました。

市内に計画する住宅の

建主さんご家族にお会いして、

設計のイメージを

ふくらませるのが目的でした。

明るく楽しいご家族に囲まれ、

手料理による郷土料理と

日本酒をたくさんいただきました。

手料理も日本酒も

ほんとうに美味しくて感動しました。

市内の史跡や建物もご案内いただき、

会津若松のことを部分的ですが

知ることもできました。

その中でも

鶴ヶ城の中に建つ茶室「麟閣」を

見学できたのは貴重な経験となりました。



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麟閣の正門


「麟閣」は、

千利休の子である千小庵が

建てた茶室とされています。

千小庵の母・宋恩が利休の後妻に入ったため、

千小庵は千利休の養子になり、

利休の娘であるお亀を妻とし、

二人の間に三代目である宗旦が生まれます。

それらの経緯をしめす説明文が

入館パンフレットに

書かれていたので読んでみます。


        ※


戦国時代から安土桃山時代にかけての武将である蒲生氏郷(がもううじさと・15561595)は、近江日野城主、伊勢松坂城主、最後に陸奥黒川城主をつとめました。

黒川城は会津若松の城である鶴ヶ城の旧称です。

蒲生氏郷は織田信長の娘婿で、この時代を代表する文化人でした。

特に茶道に親しみ、のちの利休七哲の筆頭にあげられるほどでした。

1591年の2月千利休が秀吉の怒りに触れて死を命じられた折、蒲生氏郷は利休の茶道が途絶えるのを惜しんで、その子、千少庵(せんのしょうあん・15461614)を会津にかくまい、徳川家康とともに千家再興を秀吉に働きかけました。

その結果、1594年と推定される「小庵召出状」が出されました。

千少庵は京都に帰って千家を再興し、千家は一子、宗旦(そうたん・15781658)に引き継がれました。

そののち、宗佐、宗室、宗守の三人の孫によって表、裏、武者小路の三千家が興され、茶道隆盛の基が築かれました。

千少庵が会津にかくまわれている間、蒲生氏郷のためにつくったと伝われているのが茶室「麟閣」であり、以来、鶴ヶ城内で大切に使用されてきました。

しかし、戊辰戦争(明治元年~明治2年)で会津藩が敗れ、鶴ヶ城が取り壊される際、石州流会津怡渓派の森川善兵衛は貴重な茶室が失われるのを惜しみ、明治5年に自宅へ移築しました。

平成2年、市制90年を記念して、蒲生氏郷と千少庵ゆかりの茶室を後世へ伝えるため、鶴ヶ城内の元の場所に移築し蘇らせました。


        ※


三千家の発祥の地であるというには

大げさかもしれませんが、

少なからず会津若松が

千家の茶の湯と深い関りがあることを知り、

ちょっと驚きました。



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撞木(しゅもく)造り形式の茅葺屋根。

南面の破風を正面とし、

捨柱を立てた土間庇の中に躙口を設けています。



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相伴席(しょうばんせき)付三畳台目の茶室と

水屋および六畳の鎖の間で構成されています。

茶室は三畳の客座をはさんで

点前座と相伴席を対置させた

古田織部好みの燕庵(えんあん)形式。

燕庵との違いは点前座の台目畳を

1尺六寸程度前に出し、

茶道口を点前座の床寄りにあけ、

襖を左の水屋側に引く点、

台目下座床の床脇に入隅の壁ができる点、

床に向き合う下座の壁面、

茅葺の妻部分の壁面が

燕庵では下地窓のところが連子窓になる点、

天井の棹が床指しになる点などがあげられます。

点前座を前に出したのは、

水屋の空間として

最低限の広さを確保するためで、

鎖の間の水屋としても余裕をもたせています。


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茶室「麟閣」の点前座。

手斧目をつけた中柱が立ち、

袖壁に横木を入れ、

雲雀棚(ひばりだな)を横木で納めています。

客座二畳と点前座の天井は

蒲天井を一面に張り、

竹二本押えとしています。

躙口側は駆込天井としています。


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茶室「麟閣」の床の間と相伴の席。

床柱は千少庵みずから

削ったと伝えられています。

床前蒲天井は点前座と一体となり、

床指しの竿縁天井としています。

床脇に入隅の壁を回しています。

床の間左の相伴席は駆込天井とし

客座とは襖で仕切り

板欄間がついています。


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相伴席より見た点前座


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六畳の鎖の間


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相伴席より三畳台目席を見ます。


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躙口から客座を通して点前座を見ます。


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茶室の北側外観


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茶室の北側外観


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寄付


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腰掛待合


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参考までに燕庵の間取図を記事に加えました。


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燕庵の外観


「燕庵」は京都市薮内家の代表的茶室で、

古田織部好みとされています。

会津若松の「麟閣」と似ています。


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燕庵の客座と点前座。

会津若松の「麟閣」と似ています。


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燕庵の床の間と相伴席。

会津若松の「麟閣」と似ています。


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鶴ヶ城のお堀と石垣。

石垣の向こうに廊下橋が見えます。


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鶴ヶ城の美しい天守閣

鶴ヶ城は

蒲生氏郷家の舞鶴の家紋にちなんで

鶴ヶ城と名付けられたそうです。

会津若松の若松は、

蒲生氏郷の出身地である

近江日野城に近い蒲生氏の氏神様である

馬見岡綿向神社の参道周辺にあった

「若松の森」に由来するとされています。




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by y-hikage | 2019-06-11 17:27 | 建築巡礼 | Comments(0)

床の間の新しい解釈

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517日のこと・・・。

住宅技術評論家・南雄三さんが主宰する

BB研究会に参加させていただきました。

この日の研究テーマは

「先人の知恵 今人の工夫」

(せんじんのちえ こんじんのくふう)


スライドを見ながら

空間デザイナーの小関理恵さんと

南雄三さんの対談形式で

講演が進められました。

小関理恵さんが作った

およそ80枚のスライドの中で、

心の中に引っかかった

1枚に出会いました。

その1枚には

床の間の新しい解釈が書かれていました。


  ※


床の間は

掛け軸や草花などで季節をしつらえ、

客人をおもてなしする場である。

床の間そのものが

小宇宙(自然そのもの)を表しており、

床の間の床(地板)は地を表し

ここに花を立てる。

床の間の天井は天を表し、

壁に掛けられた掛け軸は

天から降りてくる神の言葉だと。

そして床柱は

天と地を繋ぐものであると・・・。





学生時代から40年近い間、

建築の勉強を続けてきて、

その勉強はどちらかというと

日本建築寄りだったのですが、

上記で示す床の間の解釈は、

まったく耳にしたこともなく、

想像したこともない、

新しい解釈のように聞こえました。

この新しい解釈は

どことなく理にかなっていて、

床の間が新しい景色に見えてきました。

ちょうどお茶を習い始めたこともあり、

余計に心にストンと

落ちたのかもしれません・・・。


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by y-hikage | 2019-06-10 12:52 | 建築巡礼 | Comments(0)

3回目のお茶のお稽古

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昨日の66日、

3 回目のお茶のお稽古がありました。

午前中は炭手前の見学と

客のお稽古。

午後は盆略手前のお稽古を

2回できました。

盆略手前のお稽古では

茶碗を茶巾(ちゃきん)で拭く

拭き方を何度も間違えました。

茶巾の使い方が次回の課題となりました。

課題といえばすべて課題です。

足の運び方も

何度やっても忘れてしまいます。

それでも知らない世界を学ぶことは

楽しいものです。


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床の間には

アジサイと

八重のドクダミが

飾ってありました。


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広縁に面する建具が

簀戸にかわっていました。

涼し気な空間となりました。

簀戸を通して円覚寺の山が見えます。


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お稽古が終わって片付けをしていたとき、

「日影さんは、お台所はなさるのですか?」と

先生に聞かれました。

最初「お台所」の意味が

わからなかったのですが、

「料理はいたします」と答えたら、

「お水に慣れてらっしゃるのですね」と

先生に言われました。

「お水に慣れる・・・」

なんて清らかな表現なんだろうと思いました。



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by y-hikage | 2019-06-07 13:34 | お茶のお稽古 | Comments(0)

鎌倉山の家のメンテナンス

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2004年に竣工した「鎌倉山の家」に

現在足場がかかっています。

目的は、屋根の修理と破風の塗装のため。

せっかく足場をかけたので

もしかしたら外壁の塗装も

するかもしれません。

屋根の修理とは、

台風の風で倒れてきた樹木が

屋根の北側先端にぶつかり、

ほんのわずかですが

破損した部分の補修です。

破風の塗装は、

築後15年経過し

そろそろ破風を塗りなおしたいという

建主さんの意向によるもの・・・。

しかも破風の塗装は

建主さんご本人がおこなっています。

建主さんは家の手入れを

こまめに続けています。

家をとても愛してくれていることが

伝わってきてうれしいです・・・。


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アプローチの板塀も

建主さんが塗りなおしていました。

建主さんの行動力に感心いたします。



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by y-hikage | 2019-06-05 11:48 | 鎌倉山の家 | Comments(0)