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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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75.吉村順三記念ギャラリー「高輪の家」

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5月のとある週末、

吉村順三記念ギャラリーに行きました。

テーマは、

75回「 高輪の家 」


高輪の家は、

1974年に東京高輪に建てられた家です。

写真は北西に配置された居間

西側と南側を引き込み障子としています。

開口部の窓枠を設けずに、

壁を白く塗りまわし輪郭を消しています。

写真が白黒なのではっきりとわかりませんが、

全体的に壁面の角や端部に

木を使用せずに白い均質な空間を

求めているように見えました。


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吉村順三記念ギャラリーの展示室

道路沿いに塀を立て

竹を植えた庭がガラス越しに見えています。

この美しい自然光を眺めるのが好きでした。

机に置かれているのは、

展示テーマごとに刷られた図面集です。


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ギャラリーの応接室

おもえば最初に

このギャラリーを訪ねた時に

感じた応接室の気持ちのよさにとりつかれ、

12年間ぐらい毎回欠かさず、

ギャラリーに通い続けたように思います。


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応接室の開口部の詳細図

障子を引き込み

ロールスクリーンをおろすと

スライド映写機の

スクリーンにかわる仕掛けです。

外部の自然光が

スクリーンの両端から漏れないような

工夫がされています。

今回、展示されている高輪の家と同様に、

開口部の窓枠を白く塗りまわし

輪郭を消しています。


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竹橋のパレスサイドビルを設計した

日建設計・林昌二氏は、

この応接室のことを文章にしています。

この文章を読んだことが、

吉村順三記念ギャラリーに

興味をもったきっかけとなりました。

読んでみようと思います。


 ○  ○  ○  ○


隠し過ぎずに


目白の住宅地の一角にある吉村順三設計事務所の建物は、事務所の性格のままに、あまりにも何気ない印象ですから、よほど道順を確かめて訪れないと、行き過ぎてしまうほどです。

けれども一歩中に入ると、さすがに気分のよいつくりようで、全体の雰囲気がなんとはなしに伝わってくる程度に開放的でありながら、ワンルーム・オフィスのように互いに見え過ぎることはない、巧みなバランス感覚がみなぎった設計室を見ることができます。

といっても、来客が設計室に立ち入ることは滅多にないようで、入口脇にある、これもあまりに気分が良い部屋なので来客が長居するのではないかと懸念される応接室に通されます。

その気分の良さというのは、床を一段下げてソファをつくりつけたアットホームなスケール感と、外に向かって穿れたひとつの窓の効果によっています。

窓には紙障子があって、その枠が(ここでいう枠とは障子の框と組子を示す。注釈:日影良孝)ラワンで赤いステイン塗りであることを知れば、吉村流の神髄に触れた思いをするものですが、その窓の外には、1mほどの先を通る道路との境界に立つ塀が迫っていて、窓と塀の間の、ほんのわずかな隙間を利用した、可愛らしい小庭が目に入る仕組みになっています。

小庭には石燈籠や植込みが配されて、まさに日本の伝統的手法には違いないのですが、ソファに腰を落ちつけて改めて窓の外を眺めてみますと、塀越しに見える道の向こうの商店の看板が、隠し切れなかったという思いを残すことなく、まことに自然に目に入ってしまいます。

吉村順三以外の、日本建築の名手を思い浮かべてみると、彼らなら完璧に視線を防いだに違いないと思われ、ここにも吉村流のこだわりのなさがあることを知ります。

日本の建築と住み手との間の関係では、見苦しいものはことさらに隠すのではなく、見えにくくする工夫があればそれで良く、あとは住み手の側の心づかいとして、見るべきでないものは見ない、聞くべきでないものは聞かぬふりをするのがルールなのでした。

そうでなければ「夏を旨とする」風通しは滅法良いが視線は遮ききれず、音はつつ抜けという家で気持良く暮らすこてはできなかったはずです。

暮らしの工夫は生活の作法となり建築の様式へとつながって、独特の味わいを醸し出します。

・・・・後略・・・・


(別冊新建築・日本現代建築家シリーズ7・吉村順三より引用)


 ○  ○  ○  ○


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by y-hikage | 2019-05-30 10:44 | 吉村順三ギャラリー | Comments(0)

今日の朝RUN

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今朝も5時前から走り出しました。

強い雨の朝や

出張の日や

午前の早い時間の打合せがあるとき以外は、

毎朝ゆったりとした気分で走ります。

朝走らない日は

一日血管がドロドロした感じになり

調子の悪い一日になります。

明けがた体調が悪くても走ります。

走ることで悪い部分が浮き出ててきて、

あぁ~僕のここが弱っているんだ、

と知ることができます。

ゆったりとした気分で走りながら、

現在進行中の設計のことを考えています。

あるいは

これから始まる設計のことを考えています。

もしくは過去に設計した住宅の

メンテナンスのことも考えます。

実際に完成してから10年が過ぎた住宅が増え、

メンテナンスの連絡が多くなりました・・・。

大きな傷みがないものの、

シャワーヘッドの故障、

ガスレンジの故障など

設備機器の寿命によるものが多いです。

先日も2005年に完成した

牛久保の家の建主さんから

エアコンの交換と

ダウンライトのLED化の要望がありました。

たとえどんなに小さなことでも、

まず設計した日影アトリエに

お声をかけていただくことは

光栄なことだと思っています。


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朝日に輝く逗子マリーナの木


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朝日に輝く逗子マリーナのチャペル


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まっすぐ海に伸びる

逗子マリーナのランウェイ・・・。

好きな建築です。


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今朝もおだやか小坪漁港


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逗子湾の波乗りジョニーたち


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披露山公園から見る富士と江の島

かわらない風景



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by y-hikage | 2019-05-23 10:14 | 朝RUNの風景 | Comments(0)

開智学校が国宝に指定されました!

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長野県松本市にある

旧開智学校が国宝建造物に指定された

という記事が518日付けの

毎日新聞朝刊に掲載されていました。

開智学校は

1876年(明治9年)に竣工した

擬洋風建築の小学校です。

設計施工は大工棟梁の立石清重。

この国宝指定によって

国内の国宝建造物が227件になりました。

国宝建造物マニアとしては

見学すべき建築が

増えたことは嬉しいかぎりです・・・。


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by y-hikage | 2019-05-19 12:35 | 国宝建造物 | Comments(0)

ゴーヤに花が咲きました。

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55日に植えたゴーヤに

花が咲きました。

花が咲くと

なんとなくうれしいものです。


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近所の花屋さんで

めずらしい白ゴーヤをみつけたので

プランターに追加しました。




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今日の朝RUNの風景・・・。

最近は日の出が早くなったので

5時前から走りはじめます。


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海が夏らしくなってきました・・・。



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by y-hikage | 2019-05-17 10:52 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(0)

2年たった稲田堤の家

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稲田堤の家

完成してからちょうど2年がたちました。

先週の511日の土曜日、

打合せをかねてお邪魔してきました。

1か所だけ柱の際の

漆喰の割れがあっただけで

特に問題となるところはありませんでした。

チリ切れ(漆喰の割れ)は

来月、左官屋さんに補修してもらいます。


北側の庭に小さな小屋を

つくることになりました。

物置とかくれ家を兼用する小屋です。


キッチンのうしろに

小さな収納棚を

つくることになりました。


小屋と収納棚の設計をはじめます。


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2階の浴室・・・。

水中めがねやゴーグルや

おもちゃが吊るしてありました。

子どもたちにとって

浴室は楽しいプールのようです・・・。

かわいいです。



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by y-hikage | 2019-05-15 09:10 | 稲田堤の家 | Comments(0)

円覚寺の開山箪笥(かいさんだんす)

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512日の日曜日、

東京・日本橋の

三井記念美術館で開催されている

「 円覚寺の至宝 」展に行ってきました。

円覚寺は、

日影アトリエ製図室からみて

線路の反対側にある

北条時宗が創建した臨済宗のお寺です。

円覚寺創建の2年後、

病床の北条時宗は寿命を悟ると

無学祖元(むがくそげん)を招いて

剃髪(ていはつ)し、

道杲(どうこう)という法名を授かり、

その日に亡くなったとされています。

「円覚寺の至宝」展では、

開山箪笥に封印されている

宝物が展示されていました。


円覚寺には

開山箪笥(かいさんだんす)と呼ばれる

桐の箱があります。

それ自体は江戸時代のものですが、

中に収められた品々は、

開山・無学祖元(むがくそげん)の所用とされ、

お寺にとって、かけがえのない宝物です。

毎年秋の宝物風入期間以外は、

蓋の周囲に和紙を貼って封印されています。

開山箪笥は、

工芸史上、染織、漆芸、陶磁など

各種の貴重な伝統技術が

凝縮された宝庫です。

それらの品々のほとんどが

国の重要文化財に指定されています。



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酔翁亭図堆黒盤(ついおうていずこくばん)

宋時代


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団扇(だんせん)

江戸時代

芭蕉の葉の表面に菊花を描いた、

僧侶用の団扇(うちわ)


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環(かん)

南宋~明時代

袈裟の紐を結ぶための用具


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青磁袴腰香炉(せいじはかまごしこうろ)

宋時代


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前机(まえづくえ)

鎌倉時代

開山堂の須弥壇前に置かれていたもの。

木彫透かし彫りの牡丹唐草の文様は、

のちの鎌倉彫に通じ、

その成立に影響を与えたと考えられています。


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「円覚寺の至宝」展で

開山箪笥に封印されている宝物の

美しい意匠に目を奪われた

日曜日の午前中でした・・・。


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ところで

三井記念美術館がある

界隈をおとずれたのははじめて・・・。

重要文化財の三井本館と

隣接する

重要文化財の日本銀行本館を

見ることができました。

両方とも重厚な建築でした。


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1829年に竣工した三井本館の列柱。


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三井本館の列柱の柱頭部の意匠。


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日本銀行本館

辰野金吾の設計により

1896年に完成しました。

ネオバロック様式に

ルネッサンス的意匠が加味されています。


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日本銀行本館・・・。

現在、免振化工事が行われていました・・・。


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by y-hikage | 2019-05-13 11:38 | 森の中と町の中で | Comments(0)

2回目のお茶のお稽古

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昨日は、2回目のお茶のお稽古がありました。


お稽古の場所は、

円覚寺の龍隠庵です。

お稽古は午前9時半からはじまり

午後3時まで・・・。

お昼の間もふくめてずっと正座です。

最初に炭手前を見学しました。

次に濃茶の客のお稽古。

お昼が終わったら、

帛紗(ふくさ)さばきのお稽古、

茶筅とうしと茶碗の拭き方のお稽古。

次に薄茶の客のお稽古。

その次はなんと、

盆略手前を

最初から最後までとおしでお稽古・・・。


人はおとなになると謙遜をふくめて

「なにもわかりません」と言いますが、

お茶のお稽古、

本心からなにもわからないことだらけです。

帛紗さばきにしても

何度やっても覚えられません・・・。

ただ昨日は、

盆略手前を最初から最後まで

お稽古できたのが、

大きな経験になりました。

途中、頭の中が真っ白になりましたが、

お茶のお稽古は本当に楽しいです・・・。


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龍隠庵から円覚寺境内の眺め・・・。


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by y-hikage | 2019-05-10 10:44 | お茶のお稽古 | Comments(0)

すだれ障子を作りました。

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56日は立夏。

暦の上では夏のはじまり。

本格的な夏が訪れる前に

「 すだれ障子 」を作りました。

まずは東側に吊るしてあった

秋から冬のための

タペストリーをはずして、

すだれに変えました。

涼し気なしつらえとするために・・・。

南の大きな窓は

もともとのすだれを生かします。

遮光と断熱を兼ねて

南の窓も東の窓にも、

プラスチック製の段ボール(略してプラ・ダン)を

すだれの裏に吊るしてありました。

このプラ・ダンを吊してから5年がたち、

紫外線を受けて

劣化がはげしくなってきたので撤去しました。

このプラ・ダンの代わりに

障子紙を吊るそうと考えました。

900㎜×1800㎜のぺらっとした障子紙を

吊るすことはできないので、

障子紙の左右を折って補強し、

上端と下端に角棒を巻き付けてみました。


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すだれ障子がない状態のすだれ


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すだれの巾は880

障子紙の巾は940

障子紙の左右を30㎜ずつ

折り曲げました。


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折り曲げたら糊で貼り付けました。

糊は手持ちの自然の糊を

刷毛で塗ろうと思いましたが、

手間がかかりそうなので、

製本用のアラビックヤマト糊を使いました。


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南の窓は4枚の障子紙、

東の窓は2枚の障子紙の

カーテンを吊るします。

狭い空間で

880㎜×1800㎜の紙を扱うのは

意外と大変でした・・・。


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次にヒノキの角棒・20㎜×5㎜×900㎜を

長さ880㎜に切りました。


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切り終わった角棒を

両面テープで4か所張り付け、

糊で全体的に固定しました。


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角棒をくるっとまわして、

同じように両面テープと糊で

障子紙に固定しました。

この作業を上端と下端でおこない、

6枚の障子紙カーテンを作りました。

紙が動かないように置いてある棒は、

座禅の時に叩かれる警策(きょうさく)です。

製図室のご近所さんから

なぜかもらったものです。

木目がつんだとてもいい木です。


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障子紙カーテンをスダレの裏に

クリップで固定して完成です。

すだれと障子紙カーテンが一体となったので

「 すだれ障子 」となづけました。

これで午前中の東の光と午後の西日を

遮光できそうです・・・。


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東の窓のすだれ障子


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南の窓のすだれ障子


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東の窓のすだれ障子

ここからはプロセス・・・。



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北鎌倉駅徒歩1分の山ノ内ビルに

引っ越したのが2014年です。

その夏にプラ・ダンを吊るしました。


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東の窓のプラ・ダン


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プラ・ダンだけでは遮光できないので

紙の段ボールも吊るしました。


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紙の段ボールだと味気ないので、

2017年にスウェーデン在住の

木工作家・オオタユカリさん

Min Favorit Desin YKR)に

タペストリーを作ってもらいました。

また秋が近くなったら

東の窓に吊るそうと思います・・・。


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by y-hikage | 2019-05-08 09:07 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

製図室のゴーヤ村・2019

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今年もまたゴーヤを植える時期になりました。

「ゴーヤ村」と呼ばれる

日影アトリエ製図室のバルコニーで

ゴーヤなどを育てるのは

今年で4回目です。


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昨年のゴーヤのプランター。

中の土も昨年のまま。

この古い土を新しい土に全て取り替えました。

まず古い土を持ち運びできる量で

ゴミ袋に移しました(計8袋)。

その8袋の古い土を

逗子の自宅に運び、庭に撒きました。

次に隣町の大船にある

コーナンで新しい土を買ってきて、

空になったプランターに入れました。

この時、ゴーヤの苗も買ってきているので、

新しい土に植えました。

土の入れ替えが、すごく大変な作業です。

製図室は2階にあり、しかも

地盤面からの階高が高く、

土の袋を持っての階段の上り下りが、

かなりの重労働です。



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新しく植えたゴーヤとトマトの苗。

ゴーヤは7

トマトは2本の苗


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ゴーヤ


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トマト


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今年も緑のカーテンが楽しみです。

ゴーヤは

過酷な西日対策でもあります。

もちろんたくさんの

ゴーヤとトマトの収穫も期待して・・・。



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by y-hikage | 2019-05-07 12:00 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(0)

めぐろパーシモンホールでのコンサート

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54日・土曜日の午後、

東横線都立大駅から

徒歩7分ほどのところにある

「めぐろパーシモンホール」に

コンサートを聴きにいきました。

オーケストラは、

緑交響楽団。

指揮者は和田一樹


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コンサートプログラムは、


1・フェリックス・メンデルスゾーン作曲:

序曲「美しきメルジーネの物語」op.32

2・ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲

「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」op.61

ソリスト:白井篤

3・ヨハネス・ブラームス作曲:

「交響曲第2番ニ長調」op.73

4・アンコール

ヨハネス・ブラームス作曲:

「ワルツ第15番イ長調」op.39



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ベートーヴェン(17701827

メンデルスゾーン(18091847

ブラームス(18331897

は、ドイツを代表する作曲家です。

ブラームスは

ベートーヴェンを尊敬していたと言われ、

どことなくブラームスの曲は

ベートーヴェンの曲調に

通じるところを感じます。

今回演奏されたブラームスの

「交響曲第2番ニ長調」は

ベートーヴェンの「田園」に見立てられ、

全体的に開放感に満ちた

春のようにのびやかな作品でした。


ベートーヴェン作曲の

「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」は

ベートーヴェン唯一のヴァイオリン協奏曲です。

個人的にもとても好きな曲です。

まさに第2楽章の美しさは

この世のものとは思われません。

製図室にはこの曲のC D2枚あり、

ヒラリー・ハーンのものと、

パトリシア・コパンチンスカヤのものです。

ヴァイオリニストとして

この二人は対照的で、

アメリカ生まれの

ハーンはアスリートのように激しく力強く、

ルーマニアに近いモルドバに生まれた

コパンチンスカヤは

深い森の中で聴くジプシー音楽のようです。


最後に演奏されたブラームスの

「ワルツ第15番イ長調」はとても短い曲でしたが、

聴衆を幸福に導いてくれるような

楽しい曲でした・・・。



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細い縦桟で構成された

ステージの壁面は、

フィンランドの建築家

アルヴァ・アアルトの影響を

受けているように見えました。



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by y-hikage | 2019-05-06 10:33 | 森の中と町の中で | Comments(0)