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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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白鷺池の梅が咲いています。

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円覚寺の白鷺池(びゃくろち)の

梅が咲いています。

はやいものでもう2月が終わろうとしています。

毎年思うのですが、1月と比べ

2月はあっという間に過ぎてしまします。

そのはやさは、

単なる日数のちがいだけではない

なにかを感じます。

昨年は喪中のため年賀状を出さなかったので、

寒中見舞いの葉書を

出そうと思っていたのですが、

寒中見舞いどころか、

余寒見舞いの時期も過ぎそうです。

鎌倉の大町の家は、

外構工事を残し

3月末の完成をめざして

現場が進行しています。

完成まで気を抜けない日々が続きます。

毎日が緊張の連続です・・・。


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by y-hikage | 2018-02-27 13:01 | 鎌倉・逗子・葉山で | Comments(0)

建築家・益子義弘さんの講演に行きました。

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121日の日曜日の午後、

建築家・益子義弘さんの講演を聞きにいきました。


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益子義弘さんは尊敬する建築家です。

実際に造られた建築は残念ながら見たことはなく、

何かのパーティーでご本人を見かけても

近寄ることもできず

ただただ遠くから眺めているだけです。

益子義弘さんが生み出す住宅は、

包み込むようにひっそりと優しく、

時間がゆっくりと流れているように思います

(写真からの印象ですが・・・)。

そして益子義弘さんが書く文章も

とても好きです。

益子義弘さんの作品を思い出すと同時に

必ず思い浮かべる文章があります。

益子義弘さんの著書

「建築への思索---場所を紡ぐ」の中の

10頁の「木陰の力」のこの部分です・・・。



※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



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少し前に、一枚の素敵な写真に出会った。

それは大樹の陰に集まる人たちの群を写したもので、新聞の朝刊のひと隅に載ったものだった。粗い粒子のその写真は、まぶしい広がりの中に立つ一本の大樹が黒々と大地に落とす影のかたちを見せ、目を凝らすとたくさんの親子がそこにたむろしているのが見える。誰もがその影の輪郭から外れまいと寄り添い、ほとんど人の集まりの形が影の形になっている。あるいは地面に落とされたその大樹の影がそのまま人たちの集まりの形をつくっているといったほうがよいかもしれない。「緑陰」と題されたそのユーモラスな写真には、それがある小学校の運動会の昼休みの風景と記せられていた。

影が移動したら人たちもそれに合わせて動いたのだろうか?雲が出て日の影が消えてしまったらそこに人の集まりの形だけが残るのだろうか?そんな余計な想像を朝の惚けた頭に思いめぐらせながら、それはともかく、そこにとらえられた光景は、新聞の粗い印刷がことさらにその明暗の差を強く描き出したためもあろうけれど、実体のない木陰が確かなひとつの空間として持つ力を鮮やかに見せて印象的だった。

木の落とす陰は、人のために意図されてある空間ではない。木々は自らの欲求で日を浴びて葉を繁らせ、その下に張る根を護るために深い影を宿す。木の下に身を寄せるのは、ぼくらの側の理由によるものだ。寄るな、迷惑だと、木々はそう思っているかもしれない。

それでも、たとえば平原に立つ一本の大きな孤樹に、ぼくらは大いなる生命の表象や、そしてまた宿りの安心を見、そこに家の原初的なありようのイメージを重ねる。

深々した葉の覆い。それが生む肉体や心の渇きを癒す陰。それはいかにも僕らが「家」あるいは「棲家」によせるそのかたちの原型だ。

明らかな「場所」の始まりが、そんな「陰のかたち」の中にある。


(益子義弘著「建築への思索---場所を紡ぐ」より引用)


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



そしてまた今回、

益子義弘さんの素敵な文章をみつけました。

「住宅建築・20182月号」より・・・・


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


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※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


心やすらぐ居場所・・・・それが住まいの芯であり、取り組みの命題だろう。多様にあるその安らぎのかたちに自分なりの想像を向け、住まいづくりの視野の重心をそこに置く。

強い表現に囲まれた中では、目はひと時それを楽しんでも心は長く遊ばない。居場所の芽を植える、その土壌を耕し苗床をつくる感じとでも言おうか。あまり場を規定しすぎることなく、日々を過ごしていく時間のなかで育つようなそのありようはないかと考える。

人と人の間合いを生む適度な広がり。開放や囲み。明暗の度合いや視界の方位。細部の造りに手を進める前の、そうした心地を支える空間の骨格に目を凝らす。その骨格の見据えのなかに、安息の居場所を刻む。


(「住宅建築・20182月号」の5頁より引用)


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

益子義弘さんの文章の行間に流れる時間も

ゆったりとした安心感を感じます・・・。





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製図室には、

益子義弘さんの作品をまとめた

分厚いファイルが本棚にあります。

設計に行き詰ったときに見る

大切なファイルの一冊です。

この住宅は大好きな「秋野の家」


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by y-hikage | 2018-02-22 14:57 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

葛西紀明さんの言葉に共振しました。

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日日日影新聞の紙面上で記事にするのは

あまりにおこがましいことだと思いましたが、

2018219日付の毎日新聞でみつけた

ノルディックスキー・ジャンプ男子の

葛西紀明さんの言葉に

思わず共振してしまいました。

その記事をここで引用してみようと思います。


 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎


その基盤は、走ることで築き上げてきた。

瞬発力やパワーが求められるジャンプ競技にあって、葛西は徹底して走ることにこだわる。「年間を通して一番走った人が勝つと思っている」とまで言いきり、遠征中は朝食前ですら30分ほど走る。

減量効果も求めつつ「走ることはメンタルトレーニングにもなる。走らないとひらめきも生まれない」と話す。

天候に左右され、良い飛躍をしても結果が出ないこともある。

走ることは、さまざまな状況を想定し、タフな精神力を作り上げる時間でもある。

2018219日付・毎日新聞朝刊・32面より)


 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎


僕は勝ちたいと思ったことはないけれど、

「 走ることはメンタルトレーニングにもなる。

走らないとひらめきも生まれない 」という感覚は

僕とまったく同じだと思いました。

比較するには

何百倍、何千倍と雲の上の人だけれど・・・。


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今朝の朝RUNの風景・・・。



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RUNのコース沿いには、

梅の花が咲いています。


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by y-hikage | 2018-02-20 11:24 | 朝RUNの風景 | Comments(0)

67.吉村順三記念ギャラリー「メリーランドの家」

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1月のとある週末、

吉村順三記念ギャラリーに行きました。

テーマは、

67回「 メリーランドの家 」

メリーランドの家は、

1976年に

アメリカ・メリーランド州の

セバーン川に面して建てられた家です。

北側のセバーン川を見下ろすように、

東西に長さ44メートルもある

細長い木造平屋の家としています。

南側ほぼ中央に玄関があり、

玄関には池の上に架けられた

小さな橋を渡って入るという

演出がしてあります。

池の水を眺めながら、

玄関の扉を開けて突き当りを

右に折れるとリビングルームにはいり、

はいったとたんに、

正面に川の眺めが広がります。

つまり室内は、

南側の池の水と

セバーン川の水に挟まれた空間となり、

この空間構成が

設計の主なテーマとなっています・・・

と僕は解釈しました。


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建主夫人が、

池のまわりのイメージを

描いたスケッチ。


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池の上に架かる橋の詳細図。

よく見ると手すりに照明が隠されています。

照明は足元を照らす

フットライトの機能を担っています。


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家に張り出したデッキの断面図。


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敷地上空の航空写真。


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敷地周辺を俯瞰したスケッチ。

崖下の岸辺には

ボートハウスが点在しています。


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配置図・・・。

家の南側の黒く塗りつぶされた部分が池。


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北側の外観


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建主夫人の平面スケッチ。


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建主夫人の平面スケッチに

ほぼ忠実に吉村事務所が図面化しています。


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南側外観


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北側外観の雪景色。


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家の東端には、

離れのスタジオが建てられました。


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立面図


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断面図

断面図をみると

家のプロポーションの良さがわかります。


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屋根まわりの詳細。


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吉村ギャラリーに行くと

いつも気になる棟換気の詳細。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


次回は「 箱根 ホテル小涌園 」

201833日からです・・・。



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by y-hikage | 2018-02-17 14:02 | 吉村順三ギャラリー | Comments(0)

緒方敏明さんと吉村ギャラリーに行きました。

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この作品は、

彫刻家であり美術家でもある

緒方敏明さんの作品です。

僕が所蔵する緒方さんの作品は

このほかにもあるのですが、

どれも気に入っていて大切に飾っています。

緒方さんとは25年前からの親しい友人です。

その緒方さんから

今年に入ってから連絡があり、

吉村順三記念ギャラリーに

一緒に行こうと誘われました。


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緒方さんから吉村ギャラリーで

図面を見ながらたくさん質問されました。

吉村順三の作品について

質問をすることはあっても

質問をされるのはあまり経験ありません。

次は何を質問してくるのか

どきどきしながら、

真剣なふりをして

僕も図面を見ていました。



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吉村順三記念ギャラリーの

応接間で記念撮影・・・。

応接間の障子の仕組みや、

天井の照明の仕組みや、

たためる椅子の仕組みなどを

緒方さんに説明したら、

興味深そうに僕の話を聞いてくれました。


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この写真は、

2013年に銀座の

タチカワブラインド銀座スペースオッテで

開催された

「建築家が選んだ建築家展」

に出展したときの緒方さんとの記念撮影です。

懐かしい写真です。



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by y-hikage | 2018-02-15 12:35 | 吉村順三ギャラリー | Comments(0)

鎌倉の銭湯めぐり

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ベルリンに住む

作家の小川糸さんの糸通信を

読んでいたら、

ベルリン近郊の温泉の話がでていて、

ひさしぶりに温泉にでも

行きたいなあ~と思いましたが、

なかなかしばらく行けそうにありません。

そこで思いついたのは、

「 そうだ! 銭湯に行こう! 」

でした。

ところが鎌倉周辺に

果たして銭湯はあるのだろうか・・・。

「 鎌倉の大屋根 」の工事中は、

よく大工さんと銭湯に行きました。

鎌倉の大屋根は、

石川県加賀市の大工さんが

現場敷地内に飯場を建てて

泊まり込みで工事をしました。

僕もその飯場に打ち合わせを兼ねて

泊まることもありました。

もう30年も前の話・・・。

大工さんたちと行った銭湯は、

鎌倉駅からすぐの

御成通り沿いにありましたが、

その銭湯もいつの間にか

なくなってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・

ものはためしで、

鎌倉周辺の銭湯の存在を調べてみたら、

意外と残っていました。

その中の3軒の銭湯に行ってみました。


一つ目は、鎌倉市台2丁目の「常楽湯」

二つ目は、鎌倉市大船1丁目の「ひばり湯」

三つ目は、鎌倉市材木座1丁目の「清水湯」


・・・・・・・・・・・・・・


銭湯に行くのは本当にひさしぶりです。

もしかしたら最後に行ったのは

20年前ぐらいになるかもしれません。



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鎌倉市台2丁目の「常楽湯」

昔ながらの銭湯そのままでした。


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「常楽湯」の内部空間。


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「常楽湯」の外観。

燃料となる薪が積まれていました。


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鎌倉市大船1丁目の「ひばり湯」


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「ひばり湯」の下駄箱の鍵。

「松竹錠」と書かれています。

かつて大船には松竹撮影所がありました。

その松竹にちなんで松竹鍵という

名前がつけられたのですか?と

番台のおかみさんに聞いたのですが、

「 そんなこと書いてましたっけ 」

というご回答・・・。


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鎌倉市材木座1丁目の「清水湯」

昔ながらの銭湯そのままでした。


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「清水湯」の脱衣場


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「清水湯」の内部空間


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「清水湯」脱衣場は四方、

部材断面が大きい差鴨居がまわっていました。

(ほとんどの銭湯の構造スタイル?)

耐震壁はいっさいなしの大胆な空間です。


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「清水湯」の下駄箱


・・・・・・・・・・・・・・・


この3軒の中で、

一番気にいったのは「常楽湯」

しかし大船駅から遠いのが難・・・。


その点、「ひばり湯」は

大船駅から近くて便利・・・。

しかも商店街が賑やかで、

帰りにふらっと

ビールでも飲んで帰れるおまけつき・・・。


「清水湯」は

昔の雰囲気を十分にだしており、

湯船の配置や

用途不明な手前の蛇口塔などが個性的ですが、

湯船が狭いのが残念・・・。


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「清水湯」で買った石鹸入れと石鹸。

石鹸入れをもったのは、

20代前半のころいらいです・・・。




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by y-hikage | 2018-02-14 12:23 | 鎌倉・逗子・葉山で | Comments(0)

日本の建築ドローイング展に行きました。

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とある1月の週末、

国立近現代建築資料館で開催されている

「 日本の建築ドローイング 」展

に行きました。

この展覧会は日本における著名な建築家の

図面を展示するという

シンプルな企画展でした。

著名な建築家の大半の図面は、

いわゆる見せる図面(ショードローイング)で、

実用的な図面は多くありませんでした。

その中で衝撃を受けた図面がありました。

建築家・高松伸の実施設計図です。

高松伸の作品は、

あまりに禁欲的かつ過剰な造形で

近づきにくい存在でした。今でも・・・。

しかしながら高松伸の図面の

神がかった線は常識を超えていました。

高松伸が描く線は、

鉛筆の線ではなく

細い針金で削ったような硬質な線だったのです。

残念ながらここでは、

高松伸が描く実施設計図は紹介できませんが、

展示パネルにはこう書かれていました。


〇 〇 〇  〇 〇〇


高松伸は空間よりもフォルムが重要であったといいます。

そして高松伸にとって鉛筆によって描くという行為はフォルムがもつ属性・・・強度、密度、濃度、温度、湿度・・・を建築がひきうけていくプロセスを確認する行為です。


〇 〇 〇  〇 〇〇

そしてまた、

今回の展示で無料配布されていた図録には

このように書かれていました。


〇 〇 〇  〇 〇〇


高松伸は「 過剰な視線と過剰な作業が、建築における過剰性を保証する 」と述べる。

彼のドローイングの独自性は、精密な製図と、多彩な素材表現、そして濃密な陰影からなる「過剰性」をペンシルワークという硬質でストイックな技法のうちに極限までに凝縮したことにある。


〇 〇 〇  〇 〇〇


展示空間には図面のほかに

建築家のオーラルヒストリーの

ビデオ映像が流れていて、

高松伸は、

いままで僕が聞いたこともないような

図面を描く姿勢を語っていました。

その言葉をそのまま引用してみます。


〇 〇 〇  〇 〇〇


ペンシルワークというスタイルについて・・・

鉛筆というのは不思議なデバイスで、削りますよね。

その道具を削るという行為が僕にとって非常に重要で、その間に様々な思考が凝縮するというのが僕のスタイルなんですね。だから、鉛筆を削りながら、削り終わって描くときにはある程度のものが見えているんです。

で、それをまた描く。また、それが壊れて、鉛筆を削って描くと。だから、鉛筆に助けられて建築をデザインしているようなものです。今でもそうですけどね。

鉛筆を削るという運動も僕にとっては非常に重要で、それと身体と時間と思考が常に連動していると。

やっぱり彫刻に近いのかな。ノミで彫っていく感じに近いですね。

大体 9 H とか 8 H ぐらいから始めて、彫るべきところに硬い鉛筆を集中していく。それぞれの強度、使う鉛筆の強さによって変えていくという。

何枚も何枚も描いて身につけたものですけども、そこに建築というものを刻印していく。だから、鉛筆というのは木を彫るノミのようなものかもしれない。


身体がどう感応するかということがものすごく重要ですね。乗ってくると、どこまでが身体で、どこまでが鉛筆で、どこまでが紙かわからない。

( 以上、
解説文とオーラルヒストリーからの引用 )


〇 〇 〇  〇 〇〇


9 H とか 8 H の鉛筆・・・?

見たこともありません・・・。

果たしてこのような硬い鉛筆で

図面を書けるものか・・・。

国立近現代建築資料館をでて、

文房具屋さんをみつけ

 H と 8 H の鉛筆を買ってみました。

そして製図室で書きかけの図面に

9 H と 8 H の鉛筆で

線を書いてみました。

やはりそれは鉛筆の芯ではなく、

針金のように硬く、

もはや黒い線ではなく、

トレーシングペーパーを削っていく

透明な傷にしかなりませんでした。



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無料配布されていた

「 日本の建築ドローイング 」の図録


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9 H と 8 H の鉛筆で線を書いてみましたが、

黒い線は書けず、

描かれたのは透明な傷・・・。

下の格子の線は、

B の硬さの 0.3 ㎜ のシャープペンシルの芯。


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by y-hikage | 2018-02-09 13:17 | 建築巡礼 | Comments(0)

大町の家と白河石

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鎌倉・大町の家の

玄関ポーチと玄関内部の床に

福島県の白河石を張ることにしました。

白河石は時間の経年変化によって

侘びた表情に味があるからです。

写真左はビシャン仕上げ。

写真中央は水磨き仕上げ。

写真右は荒ズリ仕上げです。

大町の家は、

水磨き仕上げを張ることにしました。


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玄関ポーチと玄関の石の割付図・・・。

A 3 のトレーシングペーパーに

縮尺20分の1で作図しています。

赤い目地は図面のコピーに

P I L OT の「 V c o r n 」で

目地の線をなぞっています。




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by y-hikage | 2018-02-08 14:08 | 大町の家 | Comments(0)

河津桜が咲きはじめました。

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今朝、

朝 R U N のコース沿いの大崎公園に

河津桜が

咲きはじめていました。

朝 R U N を

はじめてから17年がたちますので、

同じ河津桜の樹と花を

17回眺めていることになります。

世の中に何があっても

毎年同じ樹の花が咲く・・・

あたりまえのようですが

地球の

表現力と継続の意志の強さを感じます。


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いつもの富士と江の島。

今朝は特に海の色が青かったです。


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大島にうっすらと雪が見えました。


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by y-hikage | 2018-02-07 11:44 | 朝RUNの風景 | Comments(0)

台の家のスピーカー

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前回の記事からの続き・・・

〇 〇 〇 〇 〇

1月の中ごろ、

日影アトリエのご近所である

台の家に新年のご挨拶と

洗濯物の物干しの打合せを

兼ねてお伺いしました。

三河屋本店のたる酒を持参して・・・

〇 〇 〇 〇 〇

物干しの打合せが一通り終わって、

2階の和室で

三河屋本店のたる酒を飲みながら、

音楽を聴くことになりました。

2階の和室には、

建主さんが昔から持っていた、

オーディオ機器を設置する場所を、

設計当初から計画していました。

価値の高いオーディオ機器のなかでも、

特にスピーカーが価値ある機種で、

W e s t m i n s t e r

とよばれるもののようです・・・。

( オーディオ機器は詳しくありません )


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見るからに音が良さそうなスピーカーです。

この和室でお酒をのみながら

さまざまな作曲家の音楽を聴いたのですが、

バッハ作曲の

「 トッカータとフーガ 」の

曲を聴いた時は驚きました。

そのあまりの音の良さに・・・。

「 トッカータとフーガ 」は、

音楽が壮大すぎて製図室では、

聴かないことにしてきました。

あらためて台の家で聴いてみて、

素晴らしい音楽であることを

思い知らされました。


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このオーディオ機器を

入れるために製作した家具。

台の家のイメージに調和するように

設計しました。

僕が勝手に名づけた古ガラスである

「 クレーガラス 」を

扉に入れました。


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現在のお住まいの様子・・・。


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日影良孝のオリジナルデザインの

ステンドガラス


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正面の外観はアールデコ。


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by y-hikage | 2018-02-06 13:36 | 台の家 | Comments(0)