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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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山泰荘の内法材(うちのりざい)

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海の町の

山泰荘の現場は、

現在、内部の造作工事が

進められています。

台所や居間と広縁を

仕切る引込み障子など、

戸袋内に引き込む建具が多いため、

鴨居などの内法材の幅も、

必然的に大きくなっていきます。

詳細図通りとは言え、

取り付けられた造作材を見ると、

大工さんの苦労が伝わってきます。

木製建具の打合せも、

そろそろ、

おこなわなくてなりません・・・。
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by y-hikage | 2015-06-29 14:43 | 山泰荘 | Comments(0)

デイゴの花

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梅雨どきにはいったころから、

デイゴの花がさいています。

今朝も走りました。

ランニングコース沿いに

デイゴの木がたっていて、

最初は、この肉厚の赤い花を

不思議に思いました。

とても奇妙なかたちをしていますが、

この花の赤は好きな赤でした。

このデイゴの花が咲くと、

今年も夏が来たことを、

思い出します。
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今朝の小坪港です。
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by y-hikage | 2015-06-28 12:58 | 朝RUNの風景 | Comments(0)

みたかの家の斜め野地板

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みたかの家の屋根工事が進んでいます。

タルキは45㎜×120㎜の断面寸法とし、

303㎜の間隔で架けています。

その上に、杉の野地板を斜めに張っています。

野地板の斜め張りは、

屋根面の水平構面を確保するためです。

この方法は、2階の床下地も同様で、

2階床下地は、15㎜の杉板を

斜めに張る構造設計としています。

斜め張りとする、

もうひとつの理由は、

天井にあらわれてくる、

床組みに斜材(火打梁)を

架けたくないことも

大きな理由のひとつです。
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寄棟屋根を支持する

120㎜×270㎜の隅木も見えています。
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by y-hikage | 2015-06-26 09:55 | みたかの家 | Comments(0)

台の家の建具の採寸

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台の家の木工事が

もうじき完了いたします。

今日は、建具職人の

杢正の新井正さんが

内部建具の寸法を採寸するために、

現場に来ました。

そのついでに

日影アトリエの製図室に来て、

結露ガラスと

クレーガラスと

布ガラスを取りに来てくれました。



新井さんと言えば、

最近とても驚いたことがありました。

製図室でバッハを聞きながら

図面を書いていました。

途中、台の家の現場に行くために、

道を歩いていたら、

新井さんの車に偶然出会いました。

歩いてすぐそこなのですが、

現場まで乗せてもらうことになり、

車の中に座りました。

そうしましたら

さっき聞いていた

同じバッハの曲が流れていたのです。

しかも演奏は、ヒラリーハーン。

まるで時間がワープした感覚になりました。

そしてまたバッハ好きという

共通項が新井さんとできた、

うれしい出来事でした。



そして、

今日もうひとつ驚いたことがあります。

台の家の現場の数件手前となりに、

親しい建築家の趙 海光さんの現場が、

上棟していたのです。

きれいなフレームだと思って眺めていて、

工事用看板に

趙さんの名前があったので、

やはりそうか・・・と

うなってしまいました。

この道を通る楽しみができました。
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2階寝室。造作工事が完了し、下地の石膏ボードが張られています。
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内部建具を採寸する新井親子です。
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by y-hikage | 2015-06-24 16:58 | 台の家 | Comments(0)

みたかの家が上棟しました。

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昨日、みたかの家が上棟しました。

6月17日から

18日にかけての二日間の

建前の作業・・・。

17日は午後三時ぐらいから、

どしゃぶりと言っても過言ではないぐらいの、

大雨で作業は中断。

翌日、この家のかなめである

隅木があがり、

無事、上棟しました。

ひさしぶりの都心での工事。

寄棟の昔ながらの家・・・。

みたかの家の

現場がこれからはじまります。
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みたかの家は、4寸幅が標準ですが、

2階小屋梁は、

6寸幅(180㎜)×高さ1尺から1尺2寸の

梁を多用しています。

日影アトリエの構造設計は、

毎回、山辺構造設計事務所に

お願いしています。

基本的な構造の考え方を、

あらわすスケッチを

お渡しして、構造の検討を

おこなってもらいます。
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棟通りの小屋梁は、

240㎜×300㎜の断面寸法です。

むやみに太い断面寸法としているのではなく、

構造的な理由があって断面寸法を決定しています。
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みたかの家は

真壁構造としています。

1階も2階も梁があらわれ見えてきます。

見えるからこそ、

梁の下端が美しく連結するように、

構造検討に加えて、

意匠的な意図で

断面寸法を調整しています。

この方法は、

どの家の設計でも共通していることです。

とくにアクロバットな構造をめざしませんが、

言われなければわからないところで、

繊細な気配りが大切だと思っています。

凛とした空間とするために・・・。
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左に見える差鴨居の上に

これから1寸3分勾配の

化粧垂木が掛けられていきます。
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by y-hikage | 2015-06-19 11:59 | みたかの家 | Comments(0)

海の家

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今朝は、逗子海岸を走りました。

海岸線を三往復しましたので、

合計約5キロです。

距離としては、ものたりませんが、

今朝の海岸線は、砂浜がとても柔らかく、

走るのがとてもきつかったです。

そして

今年も、昨年までと同じように、

海の家が工事中でした。

いつも、密度の濃い?

設計をしているので、

海の家の仮設的なつくりを見ると、

妙にホットいたします。

(仮設的な建築は設計できないのですが・・)
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ところで、こうして早朝、

梅雨どきに走っていると、

東南アジアのバリを思い出します。

何年か前に建築の視察にバリに

行ったとき、

ランニングシューズを持っていきました。

僕は、

朝のバリの集落を毎日走っていました。

地形や集落や建築を知るには、

歩くか、走るのが一番よいと

思ったのです。

バリの湿気がとてもなつかしいです。
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今朝の逗子海岸です。
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by y-hikage | 2015-06-18 12:39 | 朝RUNの風景 | Comments(0)

山泰荘のシオジの床板

山泰荘の渡り廊下の材料は、

シオジという木になりました。
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神奈川県内の海の町にある

山泰荘の敷地には、

明治43年(1910年)に

建築された和風海浜別荘が

建っていました。

おおらかなに海の景色に

開かれた大きな開口部が特徴で、

間取りも単純な整形間取りを

しておりました。

材料や意匠は

けして技巧的なところがなく、

住人の質素な生活感覚が

にじみ出ておりました。
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この明治期の建物の跡地に

山泰荘は計画されていきました。

計画するにあたって、

わずかでも明治期の建物の痕跡を

引き継ごうと考え、

本解体の前に、

できるかぎり古い部材を

手作業によって

解体して残しておきました。

工事を進めながら、

天井板の古材は、

すでに平屋の草庵の天井板に

生まれ変わり、

既存の出窓の天板は、

やはり草庵の出窓の天板に、

生まれ変わっています。

そして今、階段材を加工しなおして、

母屋と草庵をつなぐ渡り廊下に張られています。

床板に生まれ変わった

階段の材料は「シオジ」という木です。

一見するとタモとか栗に見えましたが、

大工さんは「シオジ」に

違いないと言っておられました。

とても味のある渡り廊下になりそうです。

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by y-hikage | 2015-06-15 17:19 | 山泰荘 | Comments(0)

東慶寺の磁場

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だれもいない雨上がりの東慶寺は、

透き通った空気に包まれています。

透き通った強い磁場に包まれていると

言ったほうがいいのかもしれません。

なぜそうなのか僕にはわかりませんが、

そんな風に感じるのです。

観光客でにぎわう東慶寺は、

雑踏によって透き通った磁場が、

かき消されてしまいそうですが、

しっかりと空からと足元から、

伝わってくるのがわかります。
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by y-hikage | 2015-06-09 12:48 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

朝の円覚寺と東慶寺

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今朝の新聞は関東地方の

梅雨入りを伝えていました。

夜明けに、

強い雨がふっていたのも

そのせいでしょう。

朝の雨は、

走れないので憂鬱になります。

こんなときは、

お寺にいくことにいたします。

円覚寺の開門は午前八時。

東慶寺の開門は午前八時半。

雨模様で、

なおかつ開門と同時に門をくぐると、

だれも人のいない境内を歩くことができます。

円覚寺の境内はとてもしずかです。

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円覚寺の境内をゆっくりとあるいたあと

選佛場(せんぶつじょう)の薬師如来の前で

手をあわせ、

東慶寺にむかいました。
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東慶寺の門の前にいます。
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by y-hikage | 2015-06-09 10:02 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

台の家の天井板

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山泰荘の打合せのあとに、

日影アトリエの製図室から

ほんのわずかな距離の

「台の家」の現場に行きました。

台の家は、

2階の造作工事が進行中です。

廊下の天井は、

幅1尺の無垢の杉の板です。

深い目透しが、

この板の厚みを強調しています。

とてもきれいな杉の板に、

建主さんが驚いておられました。

そして僕は、製図室にもどって

図面を書くことにします。

ここ数日は、ハイドンの弦楽四重奏曲を

好んで聴いています・・・。

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by y-hikage | 2015-06-06 15:57 | 台の家 | Comments(0)