ブログトップ | ログイン

日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

hikagesun.exblog.jp

<   2012年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧

「住む。」最新号43号に「手のひらに太陽の家」が掲載されました。

「住む。」

最新号の秋号(43号)に「手のひらに太陽の家」が掲載されました。

写真は、山田新次郎さん。

文章は編集の西本さんです。

とてもきれいな文章でまとめてくれました。

文中のキャプションをいくつか紹介いたします。

             ※

子どもたちに伝えたい森につながる「木の家」

心地よい杉の香りと堅固な木組み、澄んだ大気に遊ぶ

廊下を走る、柱を登る、子供たちをおおらかに包む、木の家。

いつか子供たちの原風景になる。

             ※
c0195909_2045431.jpg


特集記事は、「食」の周辺。

以前、僕が設計した「循環の家」が別ページで紹介されています。
by y-hikage | 2012-09-21 20:14 | 手のひらに太陽の家 | Comments(0)

吉村順三記念ギャラリーに行ってきました。展示は第35回「山中湖の山荘」です。

先週末に、目白の吉村順三記念ギャラリーに行ってきました。

今回は、第35回「山中湖の山荘」です。

吉村ギャラリーは、おそらく皆勤賞ではないかと思うほど毎回欠かしたことがありません。

「山中湖の山荘」は1975年に建てられたものです。

2寸勾配の片流れの屋根と水平に広がる南側の大きなガラス戸がとても印象的です。
c0195909_1027348.jpg

内部空間も片流れの屋根に沿うように、天井高2mを起点に北側に緩やかに上がっていきます。
c0195909_10265794.jpg
実物に入ったことはありませんが、

この一枚の天井に包まれる空間からガラス越しに見える山中湖は、

とても爽やかで清々しいのではないかと、模型を見ながら想像しました。
c0195909_10271692.jpg
屋根の中央に飛び出す煙突のようなものは、

台所のレンジフードの排気口とトップライトを兼用したものです。

このトップライトの光の効果を実物で見てみたいと思いました。
by y-hikage | 2012-09-19 10:42 | 吉村順三ギャラリー | Comments(0)

手のひらに太陽の家がモンベル「OUTWARD」57号に掲載されています。

「手のひらに太陽の家」プロジェクトに、土地取得から建設資金提供まで、全面的に支援していただいているアウトドアメーカー「モンベル」の広報誌、「OUTWARD」の57号に「手のひらに太陽の家」が今回も掲載されています。

「OUTWARD」はモンベルの会員でなくては入手できない小冊子です。

記事は、7月21日に竣工し、NPO法人日本の森バイオマスネットワークによって運営が開始されていることが紹介されています。
c0195909_12104418.jpg
c0195909_12104940.jpg
c0195909_12105571.jpg
また、「手のひらに太陽の家プロジェクト」がモンベル・チャレンジ・アワードに2012年第7回受賞者に決定されたことも他のページで紹介されています。

「モンベル・チャレンジ・アワード」は、自然を対象に、あるいは自然を舞台として、人々に希望や勇気を与え、社会に対して前向きなメッセージを伝える個人・団体を顕彰すものです。

前年度は気仙沼で牡蠣の養殖を営む漁師であり、NPO法人「森は海の恋人」理事長の畠山重篤さんです。
c0195909_1211010.jpg
c0195909_1211557.jpg


「モンベル・チャレンジ・アワード」受賞は、NPO法人日本の森バイオマスネットワークの一員としても、「手のひらに太陽の家」の設計担当としても、とてもうれしく思います。

そしてまた、こうしてこのプロジェクトが、多くの人々に広がっていくことが、なによりもうれしいことだと思っています。
by y-hikage | 2012-09-18 12:27 | 手のひらに太陽の家 | Comments(0)

「小倉町の家」が住宅金融no22号に掲載されました。

「小倉町の家」が住宅金融支援機構の広報誌「季報 住宅金融」にno22号夏号に掲載されました。

テーマは、間取り学のススメ「古民家に学び魅力を再発見する」

小倉町の家は、千葉県銚子市に建っていた安政三年(1854年)建築の茅葺き農家を千葉市内に移築再生した住宅です。
c0195909_13552640.jpg


この写真は、解体時に発見した大黒柱のホゾに書かれた墨書きです。「安政三年三月吉日。棟梁 高神村権兵平」と書かれています。

安政三年と言えば、大河ドラマの天璋院篤姫を思い出します。

幕末から明治維新に向けての動乱の時期です。

安政の大地震は、安政二年(1855年)10月2日に発生しています。
上棟は、その5か月後なので、地震と家の普請とは、なにか関係があったのかもしれません・・・。

c0195909_13553181.jpg
民家の間取り(構造)は、基本的に変更しておりません。

家族のこれからの住まい方を想像したときに、

この民家の間取り(構造)をそのまま生かしたほうが、生活に調和し、風景に調和すると考えたのです。
c0195909_13553792.jpg
移築された千葉市内の敷地は、とても千葉市内とは思えない豊かな自然に囲まれた場所にあります。

谷津田と呼ばれ、

谷低地の田んぼとそれをとりまく斜面林や台地の畑が一体となり、

豊かな自然景観が広がり、多様な野生生物が生育・生息する空間を一望できる恵まれた場所です。
c0195909_135544100.jpg


銚子市から移築されたTさん宅の母屋として住み継がれることになり、

その後、離れに新築で書庫が増築されました。

書庫は、母屋とのバランスを考慮にいれて、屋根の高さ、勾配、外観を決定しています。

「この場所に前からあったような家」という全体のコンセプトで設計しました。
by y-hikage | 2012-09-17 14:17 | 小倉町の家 | Comments(0)

「テマヒマ展」に行ってきたこと。

21-21DESIGN SIGHT企画展 「テマヒマ展」(東北の食と住)に行ってきました。

といっても、すでに8月の後半の週、すでに展覧会は終了しているのですが・・。

東北の北、岩手の北、九戸郡軽米町の生まれの僕にとっては、ぜひとも見ておかなければならないと思っていいた展覧会でしたが、

最近では三本の指に入るぐらいのの素晴らしい展覧会でした。

チラシの説明文の冒頭を読んでみます。

「東北のものづくりには、現代社会が忘れてしまいがちな「時間」の概念が、今なお生き続けています。

長く厳しい冬を越すなかで、繰り返し根気よく行われる手仕事。

暦に寄り添い素材を準備する、自然が息づく謙虚な暮らし・・

未来を考えるデザインの視点からも注目したい「手間」のプロセス。

「ひま」(時間)というプロセス・・・・」

会場に入ると、まず素晴らしい映像に釘づけになり、その手仕事と人間の表情の豊かさに、感動し引き込まれ、涙がでるほどでした。

会場には、東北、青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島の手仕事の実物が、55点展示されていました。

その55点の中で、なんと10点が、僕の地元の九戸郡周辺だったことに驚きました。

会場は、もちろん?撮影禁止。

写真つき展示内容のカタログの販売もなく、

しょうがない、大急ぎでスケッチにまとめました。
c0195909_9412379.jpg

会場は、東京の中心地の六本木の東京ミッドタウンの中、あまり縁のない場所です。
c0195909_9413927.jpg

チラシの写しです。
右端上段から三番目が「手のひらに太陽の家」の建設場所である宮城県登米市登米町の伝統食材である「油麩」です。
c0195909_941529.jpg

岩手県九戸郡周辺地図です。
丸印に数字を振ってあるのが、九戸郡周辺の「テマヒマ」が展示されていた展示番号です。

さて、それらの展示物のとてもつたないスケッチを見ていきましょう。

c0195909_9421088.jpg

17番:僕の生まれた軽米町の郷土料理「かっけ」です。
幅の広い底辺50mから60mmぐらいの三角形のソバと思っていただければいいでしょう。
母は自分の手でつくり、子供のころ無理やり食わされました。
ニンニク味噌をつけて食べます。父の大好物です。現在は、町の古舘製麺所で売っています。
20番:凍みきらず。野田村の郷土料理。川畑りえさんの手仕事料理。
44番:鳥越地区の竹細工。一戸町の柴田恵さんの作品です。美しい竹細工のざるです。
c0195909_9422420.jpg
32番:小久慈焼。久慈市の陶器です。実家には、ゴマをするための小久慈焼きがあったことを思い出しました。
10番:凍みイモ。野田村の郷土料理です。川畑りえさんの手仕事です。
44番:二重編み収納かご。一戸町の竹細工。柴田恵さんの作品です。
53番:浄法寺漆器。二戸市の浄法寺は日本有数の漆の産地です。瀬戸内寂聴さんでも有名な町です。
c0195909_9423966.jpg

7番:干し菊。青森県三戸郡南部町の㈱東農園さんの商品が展示されていましたが、
母が好きで良く作っておりました。
酢の物で食べていましたが、「かっけ」と同様に、子供のころ、嫌というほど食わされていたので、あまりいい思い出はありません。
そもそもなぜ花を食べるのか今だにわかりません。
9番:縄干しいわな。久慈市の新山根温泉べっぴんの湯で作られたいわなが展示されていました。
この前の夏、帰郷したときに「べっぴんの湯」という看板が気になりました。今度、行ってみようと思います。
43番:南部箒。九戸郡九戸村の高倉工芸さんの手仕事です。使わずに飾っておきたくなる、とても美しい箒です。
c0195909_9425974.jpg

九戸郡周辺から距離がありますが、気になった「テマヒマ」を二点紹介します。

37番:りんご剪定鋏。田澤打刃物製作所三代目の田澤幸三さんの仕事です。

この鋏から伝わってくる物凄い迫力から、青森がいかに林檎の生産に力を込めているか伝わってきました。

スケッチにはないのですが、木のリンゴ箱の製作過程の映像も新鮮でした。

1番:油麩。
「手のひらに太陽の家」が建つ宮城県登米市登米町の伝統的な食材です。
食感がトロっとしており、とても美味しい油麩です。

つたないスケッチは以上です。

「テマヒマ」展を見に行って、あらためて東北の魅力を知ることができました。

時間の流れが、どうもちがうと思ってきましたが、

その独特の時間の流れが生み出す芸術的ともいえる手仕事が東北にはあったんだと、

再発見できた素晴らしい展示会でした。
by y-hikage | 2012-09-07 10:53 | 森の中と町の中で | Comments(0)

日影アトリエHPのProject「手のひらに太陽の家」を更新しました。


日影良孝建築アトリエの中のページにProject という項目があります。

その中の「手のひらに太陽の家」のページの内容を更新させていただきました。

模型写真が連続するような構成になっていますが、

最終的なイメージは手書きのスケッチを充実させたいと考えています。

現状をご覧いただければさいわいです。

⇒(http://project.hikage-atelier.com/cn34/pg254.html)

c0195909_21224939.jpg

by y-hikage | 2012-09-06 21:29 | 手のひらに太陽の家 | Comments(0)

木造住宅の改修・「タブの木のある家」の工事風景

「タブの木のある家」を日影アトリエのホームページに掲載することができましたが、

設計内容や工事内容をお伝えするためには、まだまだ不十分な内容です。

そこで「日日日影新聞」でも「タブの木のある家」を振り返ってみることにいたします。

たしか「タブの木のある家」の現場が始まったのは、東日本大震災直前の2月終わり頃のことでしたから、

およそ一年半前ということになります。

2011年3月11日以後から、宮城を行ったり来たりすることになったために、

この「タブの木の家」の振り返りは、僕にとってもいい機会かもしれません。

まずは、以前にも紹介しましたが、工事風景をもう一度思い出してみようかと思います。
c0195909_9314415.jpg

既存の内部の解体工事が進行している様子です。

2階の天井もはがされ小屋組みが現れています。

水平に架けられている小屋梁は、米松です。

建て主のご主人はこの梁の素材感と組み方がどうしても気に入りません。

ご主人の強い希望で、新しい赤松の梁に架け替えられることになります。梁の架け替えは、簡単なことではありません。

屋根を一旦撤去する必要があるのです。
c0195909_932219.jpg
改修前は、1階が納戸だった天井を撤去し、2階の床を抜きました。

1階は、改修後は、納戸が茶の間にかわり、吹き抜けを通して2階の居間と空間を連続します。
c0195909_9321514.jpg
基本的な構造の軸線は変更しておりませんが、新しい基礎を加える部分も若干ありました。

玄関ポーチの布基礎の連続。南側増築部分の基礎の新設。内部の基礎の補強などです。

当然のことですが、日影アトリエによる配筋検査を行いました。改修といえども新築と同様に大切な設計監理の過程です。
c0195909_9322832.jpg
全てではありませんが外壁がはがされました。

小屋梁の撤去新設のために、屋根が全面撤去され、家が文字通り、「空と一体」となりました。

この様子を見たご主人のすがすがしい表情を忘れることはできません。
c0195909_932421.jpg
吹き抜け部と増築部の軸組も撤去新設され構造補強をおこないました。
c0195909_9325617.jpg
屋根のガラ廃材が撤去されきれいな現場になっています。
c0195909_933148.jpg
2階の中まわりの柱は、桜などの広葉樹に変えられ、赤松の梁が架けられています。
c0195909_9332752.jpg
屋根下地の野地板が張られました。

耐震性を向上させるために、斜めに張っています。

野地板の上には通気層を設け、夏の暑さ対策も考慮しています。

簡単ですが、工事の過程を振り返ってみました。

次回からは、竣工した様子を、詳細に振り返ってみることにします。
by y-hikage | 2012-09-04 10:14 | タブの木のある家 | Comments(0)

僕の奥さんの作品。

なかなか表現しにくいのですが、

僕が三次元の建築を考える仕事をしていて、

僕の奥さんは、二次元のデザインをしています。

本の装丁などを専門としますが、定期的に個展などを開いたり、
作品がCDのジャケットと本や雑誌の表紙に使われているようです。

あらためてこうしてみると、
わるくないなああ・・と思い、
ここで紹介します。

詳しくは、ホームページで、ぜひご覧ください。
⇒Hiromi hikage Relief
http://cats.ruru.ne.jp/hiromi/index.html

c0195909_21344981.jpg
c0195909_2135845.jpg
c0195909_21353358.jpg
c0195909_21354999.jpg
c0195909_21361238.jpg
c0195909_21363389.jpg
c0195909_21365038.jpg
c0195909_21371070.jpg
c0195909_21372889.jpg
c0195909_21374741.jpg
c0195909_213863.jpg
c0195909_21383049.jpg
c0195909_2139594.jpg

by y-hikage | 2012-09-01 21:48 | 森の中と町の中で | Comments(0)