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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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カテゴリ:日影アトリエの本棚( 106 )

八重のドクダミが咲きました。

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日影アトリエの製図室から

歩いて5分ほどのところに

日影アトリエの資料室があります。

資料室の部屋は庭に面していて、

いまの季節になると

八重のドクダミが咲き乱れます。


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日影アトリエ資料室の南の庭。


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咲き乱れる八重のドクダミ


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八重のドクダミを摘んできて、

製図室に飾りました。


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サボテンの花も最近咲きました。



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by y-hikage | 2018-05-24 15:44 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

こけだま

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三月のはじめ、

東慶寺「北鎌倉ギャラリー空」で買った

苔玉・・・。

二か月がたち苔玉に、

葉っぱが茂るようになりました。

葉っぱは太陽に向かって育っています。


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三月のはじめ、

買ったばかりの苔玉・・・。


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もう五月になりました。

外も製図室の中も暑く、

ガスストーブをしまって、

扇風機をだそうかと思います。

バルコニーのゴーヤ村の、

トマトとナスの成長のはやさには

おどろいています。




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by y-hikage | 2018-05-01 16:04 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

お風呂が椅子になりました。

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椅子の座り心地の良さは

座面の広さにも関係するのではないかと思い、

座布団の大きさの椅子を作ろうと思いました。

さて、材料をどうしようと悩んでいたら、

木製の浴槽を解体した部材が

残っていることを思い出しました。

木曽檜をあわせるために

埋め込まれていた金属を

丸ノコで飛ばしながら、

やっとの思いで

座布団の大きさに切りました。

平面的な大きさは450㎜角。

高さはキャスターを含めて400㎜です。

日影アトリエでは珍しく、

木目をつぶして

座布団の色にあうように

着色塗装をしました。

座面が広いと安定感がでて、

どっしりとした感じがします。

座布団がもう少し

厚ければよかったようにも思います。


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by y-hikage | 2018-04-28 09:26 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

組手什の箱を作りました。

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組手什(くでじゅう)の箱を作りました。

僕には悪い癖があって、

心に残った新聞記事を

保管する癖があるのです・・・。

それらの新聞記事は

段ボールの箱に入れてきましたが、

美観上よくないので

木の箱で新聞入れを作ろうと考えました。

さて、材料をどうしようと悩んでいたら、

使っていない組手什を思い出しました。

使っていない組手什は、

5年前の建築家展で使用したもの・・・。

組手什は、

「日本の森バイオマスネットワーク」


で購入しました。


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組手什を必要長さに切って、

箱型に組んでみたら、

正倉院・校倉造りのようで

意外ときれいなかたちになりました。

組んだままだと持ち上げると

バラバラになるので、

裏側に3㎜×15㎜の板を

釘で打ち付けて固定しました。


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組手什の箱は、

大小二つ作りました。

大きいほうは新聞入れ。

小さいほうは領収書の仮置き場です。


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新聞記事と領収書が入った

組手什の箱ができあがりました。


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by y-hikage | 2018-04-27 12:03 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

たためる椅子のための「うごく机」を作りました。

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建築家・吉村順三が設計した

「 たためる椅子 」のための

「 うごく机 」を作ってみました。

たたためる椅子は、

とてもすわり心地がよく

気持ちよく本を読むことができます。

しかしながら座ってスケッチするには、

一般的な机の高さだと

座面が低いように思います。

そこでたためる椅子に合うような

机はどんなものかと考え、

実際に作ってみました。


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たためる椅子に合う

机の条件を以下のように設定しました。


1・椅子の肘掛けの上

  すれすれに机の天板があること。

2・机の下で足をのばせること。

3・机の上にA4サイズのクロッキー帳と

  コーヒーカップがのること。

4・机が動くこと。

5・机が安易に転倒しないこと。


いくつかスケッチしながら検討し、

たためる椅子の実測図を書き、

机の図面を書いてみました。

一応、上記の条件を全て満たしています。



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うごく机の簡単な説明

・・・・・・・・・・・・・・・・

たためる椅子の肘掛けの天端から

机の天板まで7㎜の隙間があります。

つまり7㎜以上は傾くことがなく、

机が転倒しようとしても

肘掛けが天板を支えてくれます。

・・・・・・・・・・・・・・

机の下で足をのばすには、

机の天板が

机を支持する脚から

跳ね出していなければなりません。

跳ね出しているとスケッチする場合、

腕の荷重に耐えきれず

転倒の原因になります。

しかも可動にするための

キャスターがついているため、

転倒の条件が増加します。

この問題を解決するために、

二つのことを考えました。

ひとつは、

机の天板を軽い杉とすること。

あわせて天板を支持する脚の材料を

重たい赤松とすること。

ふたつめは、

一枚の側板を床面すれすれまで伸ばし、

側板の下端が机の転倒を防いでくれること。


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うごく机が、

たためる椅子の肘掛けの上まで移動しました。


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うごく机の上にA4サイズのクロッキー帳と

コーヒーカップがのりました。


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一枚の側板が床面から3mm浮いています。

そのためうごく机は3mm以上傾きません。

しかもキャスターの存在もわかりません。


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机の天板は杉。

机の脚は赤松。

使用した材料は、

古材を加工して製作しました。

木工技術がないので

脳天ビス止めとしています。

あいかわらず粗っぽい仕事ですが、

材料の良さが

その粗っぽさを助けてくれています。


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実際の人間が座ると

こんな感じです・・・。


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「 たためる椅子 」をたたんだ場合、

「 うごく机 」は、

製図板のサイドテーブルにも使え、

うごく机の中が本棚としても利用できます。


これで「 たためる椅子 」の

有効利用の世界が格段に広がりました。




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by y-hikage | 2018-04-26 11:49 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

プーランクの悲歌

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製図室にある古いスクラップブックを

何気なくめくっていたら、

坂本龍一が書いた音楽のページをみつけました。

「 耳の記憶----

12の調べが奏でる音楽の贈りもの 」

というタイトルの連載で

32回目の文章でした。

その32回目は、

プーランク(18991963)という作曲家の

オーボエ・ソナタ第1楽章「 悲歌 」

について書かれていました。

プーランクの「 悲歌 」第1楽章は

のどかでゆったりとしていて

好きな曲です・・・。

坂本龍一は

この曲についてこのように書いています。

〇 〇〇 〇 〇

これは戦後(1962年)に作られた曲ではありますが、ト長調と調整も明快。モーツァルトの音楽のように朗々としたわかりやすいメロディーがあり、そしてポップなピアノの伴奏があるという、ある意味、古典的な曲なんです。どうしても「戦後の曲」というとノイジーな現代音楽が多いですから、プーランクを知らない人が聞いたら、一体いつの時代の人が作ったんだろう、と驚くぐらい明朗な音楽です。

〇〇〇〇   〇

なるほど・・・・。

この曲は僕が生まれた年に作られたんだ・・・。

とはじめて知りました。

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by y-hikage | 2018-04-22 11:13 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

JIAで講演しました。

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44日の水曜日の夜、

渋谷区神宮前のJIA日本建築家協会の

JIA館で講演をさせていただきました。

主催は日本建築家協会

関東甲信越支部住宅再生部会です。

講演のテーマは

「住み継ぐ家・住み継げる家」です。

このテーマは、

昨年講演した鎌倉の漆サミットと

同じタイトルですが、

今回の講演では、

日影アトリエの手書きの図面の原図を

紹介してほしいというリクエストがあり、

山泰荘の図面をスライドにして紹介しました。

〇 〇 〇 〇

講演の作品事例の目次は、

1.手のひらに太陽の家(東日本大震災・復興共生住宅)

2.昭和の洋館(洋館の空間的復元)

3.台の家(洋館を新築でつくる)
4.上大崎の家・二期工事(洋風建築を住み継ぐ)

5.鎌倉の大屋根(農家の移築再生)

6.宝蓮寺文庫(蔵を移築して書庫に)

7.燈如庵(田舎間の移築再生)

8.宋春庵(空間の再編)

9.朗月庵(茶室の復元)

10.小倉町の家(茅葺屋根のフォルムの継承)

11.大町の家(古材を再構築する)

12.僕なりの実測作法

13.山泰荘(土壁の家)

以上です・・・。


〇 〇 〇 〇

この講演の全スライドは、

日日日影新聞の中のリンク集にある

「日影良孝建築アトリエ.facebook-page

で閲覧できます。


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スライドにして紹介した

20枚ぐらいの

手書きの原図のうちの3枚。

今回の講演では

おもに詳細図を紹介しました。



日影良孝建築アトリエ.facebook-page ⇒



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by y-hikage | 2018-04-09 14:10 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

製図室の苔玉

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三月のはじめの、

東慶寺「北鎌倉ギャラリー空」の展示内容は、

「里山の手仕事・りぐり山茶展」と

「張り子と漆喰の人形展」でした。

ギャラリーには苔玉が展示されていて、

天井から吊るされた苔玉が

気に入ったので購入しました。

ギャラリーでは「りぐり山茶」を

試飲販売もしており、

いくつかの種類のお茶をいただきました。

おいしかったです。

人形は土佐漆喰と土佐和紙を

材料にして作られているそうです。

土佐漆喰は建築材料で

よく使用する漆喰です

(大町の家の外壁も土佐漆喰塗り)。

土佐和紙も以前使用したことがあります。

りぐり山茶も張り子と漆喰の人形も

かつて土佐樅の木山郷(現、いの町小川)と

よばれていた地域で作られているそうです。


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苔玉・・・。


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苔玉と張り子と漆喰の人形。


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苔玉と張り子と漆喰で作られた鳥。


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りぐり山茶は自然自生の茶木を開墾し、

昔ながらの自然農法で育て上げ、

釜炒りした茶葉ということです。

写真は山肌に自生した茶木が

広がる実生の茶畑です。

神秘的な風景です・・・。

土佐の地方はまだ行ったことがありません。

いつの日か行ってみようと思います。

高知県には国宝建造物が1棟あります。


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日影アトリエの製図室に飾った苔玉・・・。

サボテンも隣にいます。


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苔玉の詳細・・・。

お皿は、近くの骨董屋さんで買ったもの・・。

苔玉をのせるためのお皿です。

三枚で500円でした。

一枚でもよかったのですが・・・。




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by y-hikage | 2018-03-29 10:39 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

ボタンに変えました。

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R U Nのための

ランニングウエアのファスナーを

ボタンに変えました。

1年前の冬に

吉祥寺のナイキショップで購入した

赤いランニングウエア・・・。

購入してすぐにファスナーが壊れて

返品交換してもらったものの、

またすぐに壊れ、

あきらめて着ていなかった

ランニングウエア・・・。

色もかたちもすごく気にいっていたし、

僕としては高価な買い物だったので、

不本意ながらボタンに交換して

着用することにしました。


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しかしながら、

今日はとてもあったかい一日・・・。

明日からの朝R U Nは、

Tシャツと短パンでも良さそうです・・・。


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ボタンが余ったので、

財布のファスナーが

ひとりでに開かないように、

ボタンをつけて

ファスナーロックにしてみました。


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by y-hikage | 2018-03-28 14:59 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

建築家・益子義弘さんの講演に行きました。

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121日の日曜日の午後、

建築家・益子義弘さんの講演を聞きにいきました。


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益子義弘さんは尊敬する建築家です。

実際に造られた建築は残念ながら見たことはなく、

何かのパーティーでご本人を見かけても

近寄ることもできず

ただただ遠くから眺めているだけです。

益子義弘さんが生み出す住宅は、

包み込むようにひっそりと優しく、

時間がゆっくりと流れているように思います

(写真からの印象ですが・・・)。

そして益子義弘さんが書く文章も

とても好きです。

益子義弘さんの作品を思い出すと同時に

必ず思い浮かべる文章があります。

益子義弘さんの著書

「建築への思索---場所を紡ぐ」の中の

10頁の「木陰の力」のこの部分です・・・。



※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



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少し前に、一枚の素敵な写真に出会った。

それは大樹の陰に集まる人たちの群を写したもので、新聞の朝刊のひと隅に載ったものだった。粗い粒子のその写真は、まぶしい広がりの中に立つ一本の大樹が黒々と大地に落とす影のかたちを見せ、目を凝らすとたくさんの親子がそこにたむろしているのが見える。誰もがその影の輪郭から外れまいと寄り添い、ほとんど人の集まりの形が影の形になっている。あるいは地面に落とされたその大樹の影がそのまま人たちの集まりの形をつくっているといったほうがよいかもしれない。「緑陰」と題されたそのユーモラスな写真には、それがある小学校の運動会の昼休みの風景と記せられていた。

影が移動したら人たちもそれに合わせて動いたのだろうか?雲が出て日の影が消えてしまったらそこに人の集まりの形だけが残るのだろうか?そんな余計な想像を朝の惚けた頭に思いめぐらせながら、それはともかく、そこにとらえられた光景は、新聞の粗い印刷がことさらにその明暗の差を強く描き出したためもあろうけれど、実体のない木陰が確かなひとつの空間として持つ力を鮮やかに見せて印象的だった。

木の落とす陰は、人のために意図されてある空間ではない。木々は自らの欲求で日を浴びて葉を繁らせ、その下に張る根を護るために深い影を宿す。木の下に身を寄せるのは、ぼくらの側の理由によるものだ。寄るな、迷惑だと、木々はそう思っているかもしれない。

それでも、たとえば平原に立つ一本の大きな孤樹に、ぼくらは大いなる生命の表象や、そしてまた宿りの安心を見、そこに家の原初的なありようのイメージを重ねる。

深々した葉の覆い。それが生む肉体や心の渇きを癒す陰。それはいかにも僕らが「家」あるいは「棲家」によせるそのかたちの原型だ。

明らかな「場所」の始まりが、そんな「陰のかたち」の中にある。


(益子義弘著「建築への思索---場所を紡ぐ」より引用)


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



そしてまた今回、

益子義弘さんの素敵な文章をみつけました。

「住宅建築・20182月号」より・・・・


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心やすらぐ居場所・・・・それが住まいの芯であり、取り組みの命題だろう。多様にあるその安らぎのかたちに自分なりの想像を向け、住まいづくりの視野の重心をそこに置く。

強い表現に囲まれた中では、目はひと時それを楽しんでも心は長く遊ばない。居場所の芽を植える、その土壌を耕し苗床をつくる感じとでも言おうか。あまり場を規定しすぎることなく、日々を過ごしていく時間のなかで育つようなそのありようはないかと考える。

人と人の間合いを生む適度な広がり。開放や囲み。明暗の度合いや視界の方位。細部の造りに手を進める前の、そうした心地を支える空間の骨格に目を凝らす。その骨格の見据えのなかに、安息の居場所を刻む。


(「住宅建築・20182月号」の5頁より引用)


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

益子義弘さんの文章の行間に流れる時間も

ゆったりとした安心感を感じます・・・。





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製図室には、

益子義弘さんの作品をまとめた

分厚いファイルが本棚にあります。

設計に行き詰ったときに見る

大切なファイルの一冊です。

この住宅は大好きな「秋野の家」


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by y-hikage | 2018-02-22 14:57 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)