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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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カテゴリ:民家の調査( 17 )

福井のやまあいでの民家の古材調査(6)

     福井の雪
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古材を調査するために歩き目にとまる雪のつらら。今日は昨日よりも暖かく感じる。
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昨日の朝は、融雪のための道のシャワーがふきだしていた。
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道のシャワーは気温と積雪を自動的に感知し川の水をポンプでくみ上げて圧送するのだと地元の八十八歳の人が教えてくれた。二十年前ぐらいに設計にかかわった新潟県の高柳町のかやぶきの家の設計の時にも同じもの見ました。
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古い家や古い部材を調査するときに手袋を必要とする経験はあまりなかったような気がします。この出張の前日にスガツネの営業のかたから頂いた手袋が以外に活躍しています。
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作業中のほんのひととき、大森さんにカメラをおしていただきました。
by y-hikage | 2011-02-11 17:34 | 民家の調査 | Comments(0)

福井のやまあいでの民家の古材調査(5)

古材調査のために宿泊している部屋の朝の窓からの景色。
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昨日から再開した古材調査は今日も引き続きおこないます。朝日がのぼり窓からの景色が白銀の世界に変わりました。
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白い雪が樹木に積もることで山の陰影が深くなりより美しくなります。
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道を歩きます。今年は25年ぶりの大雪と88歳の地元の人が話してくれました。2メートルの雪が積もったということです。雪国への来訪者は雪の景色を美しいと感じ、地元の人々にとっての雪はなによりもやっかい者。であることを以前設計した新潟県の高柳町で身にしみて学びました。
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高齢化が進んだ町では、雪下ろしを思うようにできません。雪の重さで屋根が落ちてしまうこともあります。実際、古材を保管している倉庫の屋根が半分落ちてしまっていました。たいへんなことなのです。
by y-hikage | 2011-02-10 21:47 | 民家の調査 | Comments(0)

福井のやまあいでの民家の古材調査(4)

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雪に蔵が埋もれていました。
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昨年見てきた風景が別の世界に変わっていました。
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昨年、何度か同じ風景を掲載した同じ風景を再度掲載いたします。
by y-hikage | 2011-02-09 21:48 | 民家の調査 | Comments(0)

福井のやまあいでの民家の古材調査(3)

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今週、森下町の家の家具の搬入を見届けた後、森下町の家のご家族が棟梁の上村さんと栗駒の大場さんと日影アトリエのスタッフで忘年会を開いていただきました。僕はその席を途中退席させていただき、両国の住宅建築の忘年会に参加し、その席も途中退席させていただき、新幹線に乗り名古屋に向かいました。福井県での古材調査に向かうためです。古材は山間部の小さな集落の中の倉庫に置かれています。雪を期待しましたが、わずかな雪が道端に残るのみでさほど寒くはありませんでした。霧に煙る山並みが水田に写りこんでいました。
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宿泊させていただいている大森さんの家で餅米が蒸されています。
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師走の餅つき。大根おろしでご馳走になりました。
by y-hikage | 2010-12-25 11:22 | 民家の調査 | Comments(0)

福井のやまあいでの民家の古材調査(2)

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前回でお伝えいたしましたが福井県での古材調査を今日の夕方までおこなっていました。朝に起き朝食をすませたあと、古材を置いてあるすぐそばの倉庫にひとまず道具を置いて、作業の前に少しだけ散歩しました。遠くから見えたイチョウの色がとてもきれいで気になっていたのでイチョウに向かって歩きました。
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朝はやいやまあいにはくものようなきりのようなしろい影がただよっていました。
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朝はじかんがたつと空のひかりもつよくなり田んぼの水面が空色の鏡にかわりました。
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ここのなもないお寺の境内もイチョウの黄金色の葉っぱで埋め尽くされていました。
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もくもくと古材を調べていますが、なかなか果てしない作業です。黄金色のイチョウの葉っぱが、土に食べられて、新しい緑色の葉っぱに、かわるころに終わればいいかと考えています。
といいたいところですが・・・・。
by y-hikage | 2010-11-23 19:48 | 民家の調査 | Comments(0)

福井のやまあいでの民家の古材調査(1)

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福井県の山間部の小さな集落の倉庫に建て主が保管している民家の古材を調査に行きました。大量に蓄材された古材を一本一本調査していく作業です。これらの部材を生かすためには古材の寸法や仕口継手の形状寸法を把握する必要があります。気の遠くなるような作業です。
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この山間部はかつて林業の盛んな地域でした。
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民家のかたちは地方によって表情が異なります。外壁に塗られた土の色も地方によって異なります。その場所で採られた土の色が外壁の色にあらわれます。蔵の前に干された洗濯物から生活感が伝わってきます。
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この地域の蔵の特徴のひとつですが、窓が対称形に二つ並んでいます。また大きな発見をすることができました。
by y-hikage | 2010-11-05 09:03 | 民家の調査 | Comments(0)

大正12年建築の民家の実測。

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大正12年に建築された都内の瓦葺の民家。現地で改修するための準備作業として先日実測調査を行いました。
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間取り、天井の意匠、展開、断面詳細、小屋裏の構造など二日間作業を行いました。
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正面はほぼ原型のままでしたが、北側は痛みがひどく全面的に手直しが必要です。
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その北側の現状を実測している様子。
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小屋裏の構造を実測調査している日影さん。日影さんは暑いさなか一日中屋根裏の中です。
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日影さんが現場で描いた実測野帳の一部。広縁の断面詳細は縮尺十分の一で描かれ、小屋裏の断面は縮尺三十分の一で描かれています。次回の実測は、今回の実測野帖を机の上で一度整理したあとに、再調査する予定です。
by y-hikage | 2010-07-16 09:39 | 民家の調査 | Comments(0)