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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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2019年 07月 01日 ( 1 )

とらや赤坂店に行きました。

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先週の626日、

アントニン・レーモンドが設計した

聖オルバン教会にご挨拶をすませたあとに、

内藤廣が設計した

「 とらや赤坂店 」を見学にいきました。

赤坂御用地の緑に面する青山通り沿いに、

とらや赤坂店は建っています。

地下1階・地上4階建ての建物は、

ガラスのカーテンウォールで

円弧を描くようにデザインされています。

チタン製の瓦棒葺きの屋根が

あたかも宙に浮いているように見え、

内部空間のヒノキの小幅板が

赤坂御用地の緑と

呼応しあってるようでした。

ヒノキは奈良県の吉野産とのことです。


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外壁にもヒノキの小幅板が張られています。


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軒裏もヒノキの小幅板が張られています。


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玄関の繊細な格子もヒノキです。


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3階の喫茶室「虎屋菓寮」

柱のない

屋根なりの開放的な空間になっています。

天井の小幅板は巾45㎜で

目透かしの巾は10㎜としています。

天井に組まれたスチールの垂木で

屋根を支えています。


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屋根の勾配は45度。

スチールの垂木が

円すいの放射方向に組まれています。


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3階から2階の売り場に降りる階段。

手すりは繊細なヒノキの縦格子。

段板の木の素材はヒノキの無垢のかたまり?



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カーテンウォール沿いの階段。


段板はナラの無垢フローリング。

こうして素材を書いていると、

とらや赤坂店はスチールとガラスと

ヒノキとナラで

構成されていることに気がつきます。


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赤坂御用地の緑を切り取る

ピクチャーウインドウ。


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地下に降りる階段もヒノキ


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地下に降りる階段と1階を仕切る手すりの意匠。


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地下1階のギャラリー


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地下1階のギャラリーの壁を

ヒノキの格子組としています。


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トイレ周辺の壁もヒノキの小幅板張り。

全体的に言えることですが、

小幅板の長さが短いように思いました。

縦張りの小幅板を

横一本で見切っていますが、

縦の長さが倍あってもいいように思いました。

勝手ながら・・・・。


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エレベーターの箱の中も

ヒノキの小幅板張り。


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エレベーターの箱の中の手すりと床はナラ。


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2階売り場正面の黒い壁は、

黒漆喰磨き仕上げ。


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1階受付のまだら模様の壁は、

黒漆喰点模様仕上げ。


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黒漆喰点模様仕上げの近景。


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黒漆喰磨き仕上げと

黒漆喰点模様仕上げの塗り見本。


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2階売り場に置かれていた杉の彫刻。


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お客様が選んだお菓子を運ぶ

タモ材のトレーが右上に積まれています。

お店の人に

「このトレーは無印良品ですか?」

と聞いたら

「よくわかりましたね(笑)」と答えてくれました。


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帰りに「川島」という

琥珀色のお菓子をひとつ買いました。

製図室で

コーヒーのおともにいただきました。

想像していたとおりのおいしさでした。




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by y-hikage | 2019-07-01 12:17 | 建築巡礼 | Comments(0)