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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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2019年 02月 15日 ( 1 )

江之浦測候所に行きました・その6

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「 江之浦測候所 」に昨年の秋、

「 竹林エリア 」というゾーンが追加され、

庭園全体の面積が広がりました。

相模湾に面するみかん畑の間を巡る小道沿いに

杉本博司氏の作品や

古い石造物が展示されています。

訪ねた時期は、みかんの実がたくさんできていて、

手にとって食べたい衝動にかられましたが、

注意事項に

「竹林エリアの蜜柑は地元農家の出荷用です。

もぎ取らないでください」

と書かれていました。


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園路途中の藤棚スペース


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園路から

「冬至光遥拝隧道」と

「工学硝子舞台」を見上げます。


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杉本博司氏の作品

「数理模型0010

工学硝子に鎮座しています。


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竹林から「数理模型0010」を見下げます。


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話はいきなり東京青山に飛びます。

表参道沿いに建つ

oakomotesandoのビルに

竹林に展示されている

「数理模型」と同じ形の作品が

彫刻として吊るされています。

落ちて着たら刺さりそうな作品です。


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この「数理模型」が展示されている空間は、

壁に粗削りの石が乱張りに張られ、

床は敷瓦の四半敷としています。

この瓦は、

東大寺の鬼師による瓦で、

低い温度で焼成され、

その時々の色や温度によって

一枚一枚微妙な表情のちがいを

生みだしています。

さらに特筆すべきところは、

端部に手作業でむくりをつけ、

柔らかい陰影を創り出しています。

この敷瓦は、

「江之浦測候所」の中の

「夏至光遥拝100メートルギャラリー」の

西側の犬走と

「旧奈良屋門」の床と

「待合棟」のアプローチに使用されています。


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青山のoak omotesandoのビルの床に

張られている敷瓦。


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再び「江之浦測候所」の

「竹林エリア」に戻ります。

「 化石窟 」とよばれる建築。

おそらくこの場所に建っていた納屋を

改造した施設。

化石がたくさん展示されていました。


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石の階段の表現に

「真」「行」「草」という分類があるとしたら、

「行」という表現による階段。


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「 五輪塔 」


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「 数理模型0004 」

ステンレスでできた

長い団子のようなかたち。

もしくは大好物の

銀杏焼きの串のように

孟宗竹の中に溶け込んでいました。

     ○

江之浦測候所に行きました。

その7に続く・・・。

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by y-hikage | 2019-02-15 11:02 | 建築巡礼 | Comments(0)