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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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2018年 12月 04日 ( 1 )

渡邉家住宅を見学しました。

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10月の終わり、

山形県鶴岡市の

国宝建造物・羽黒山五重塔に向かう途中、

新潟県関川村に建つ

重要文化財・渡邉家住宅を見学しました。

渡邉家は、

新潟から米沢に至る米沢街道に建っています。

あまり期待せずに訪ねたせいか、

渡邉家の屋根の美しさに圧倒されました。

米沢街道沿いに水平に伸びる軒先は、

35mにも達し、

その凛とした立ち姿は、

モダニズム建築のようでもありました。

全体の屋根の構成は

空から見るとT字型をしており、

撞木造り(しゅもくづくり)と

呼ばれる形式です。

この形式の町家は

新潟以北の日本海沿いの地域に多いようです。

街道に面する1階の屋根は瓦葺とし、

2階は杮葺に石を置く石置き屋根としています。

その石の数は1万5千個ともいわれ、、

石置き屋根としては

日本で最も規模が大きいとされています。


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間取りは、

片側を通りにわという土間が南北に突き抜け、

土間に面して2列に部屋が並んでいます。


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大座敷正面。

小壁をつけた高い天井は格式を保ち、

武家式の書院造としています。


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江戸中期、京都の庭師によって

造園された池泉回遊式庭園。


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渡邉家主屋は天明6年に焼失し、

翌年の天明8年(1788)に

再建されたと伝えられています。


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重要文化財・渡邉家に隣接して建つ佐藤家。

1765年建築の重要文化財です。

やはり屋根のかたちは撞木造りとし、

個性的な茅葺屋根です。


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佐藤家のとなりの津野家。

1789年の建築です。


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関川村は、

もっとゆっくりと

時間をかけて

歩きたいまちだと思いました。

遠めに見えた魅力的な家も

少なくありませんでした。


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しかしながら


想像以上に渡邉家は美しい建築でした。


渡邉家住宅の玄関先に飾られていた

小さなかぼちゃ?


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by y-hikage | 2018-12-04 12:22 | 建築巡礼 | Comments(0)