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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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2018年 07月 08日 ( 1 )

北鎌倉の家・漆塗り教室・その4

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さて、いよいよ

「北鎌倉の家」の建主さんの家での

漆塗り教室がはじまりました。

講師は、建主さんのK先生・・・。

・・・・・・

1週間おき合計3回の漆塗りの講習・・・。

初日、最初のおこなったのは、

木地を紙やすりで磨くこと・・・。


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よく使いこまれた漆塗りの道具。

毛の束を板で挟んであるのが漆刷毛。


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ガラスの上にチューブ入りの漆を絞り出し、

テレピン油をほんのわずかたらして

漆をよくかき混ぜました。


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ぼろ布で木地に漆をすりこみ、

拭きとっていきます。


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全体に漆が染み込んだら、

段ボールの漆風呂に木地を入れました。

漆風呂には、湿気を保たせるために

濡れた布を一緒にいれてあります。


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一週間後に開けた漆風呂の中。

漆の色が濃くなっていました。

と、同時に漆のムラが浮き上がっていました。

少しショックを覚えました。


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漆風呂から木地を出して、

紙やすりでよく磨いたあとに、

前回と同じように漆をすりこみました。


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漆刷毛の毛を出しているK先生。

漆刷毛の構成は、人の髪の毛を漆で固めた毛板を

ヒノキの板ではさんでいます。

毛先が傷んできたら、

小刀で毛先を切り、

板の縁を鉛筆のように削って

新たしい毛板をだします。

毛板の人の毛は海女の毛が一番いいそうだと、

K先生に教えていただきました。


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奥左手はキムラ建設の木村亮介さんの小皿。

奥右手は大工の西矢誠さんの墨坪。

二人とも材料がケヤキなので

美しい木目が浮き上がっていました。

僕の赤松のようにムラはありません。



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3日目、最後の講習・・・。

間にK先生に塗っていただいているので、

木地に漆が塗られるのは4回目になります。

最後は、薄く薄く漆を塗る程度で終わり・・・。

木地を段ボールでできた漆風呂に入れて、

製図室に持ち帰って乾燥させることになりました。



( 次回に続く・・・ )


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by y-hikage | 2018-07-08 13:53 | 北鎌倉の家 | Comments(0)