世田谷区都市整備課に
開発行為・宅地造成等の事前相談書を
提出するために行きました。
世田谷区都市整備課は、
二子玉川公園に隣接していました。
通りから公園を眺めてみたら、
和風の瓦屋根の建築物が見えたので、
近くに行ってみたら、
帰真園(きしんえん)という
回遊式庭園の中に
瓦屋根の建築物が建っていました。
その建物は、
「旧清水家住宅書院」とよばれ、
世田谷区の登録有形文化財に
指定されていました。
説明板を読んでみます。
◇◇◇
この書院は
明治43年(1910)から翌年頃、
中根岸(現在の台東区根岸3丁目あたり)の
清水家屋敷内に離れとして
建築されたものと伝わっています。
大正8年(1919)には、
同家の玉川の屋敷
(現在の瀬田4丁目8番)に
主屋と共に移築されました。
そして二子玉川公園の建設とともに
平成25年(2013)3月、
再度移築復元しました。
11畳の書院の間と長5畳の次の間に、
鈎(かぎ)の手に縁側がめぐる
小規模な間取りですが、
吟味された材料を使い、
当時の職人の確かな技術に
裏づけされた意匠でまとめられています。
明治末から昭和初期にかけて、
国分寺崖線に沿って多く存在した
別邸の流れをくむもので、
地域の歴史を伝え、
明治期の近代和風建築として
区内では重要な建造物です。
◇◇◇
残念ながら、
内部に入ることができず、
しかも雨戸が締め切っていたので、
内部空間を見ることができませんでした。
ただ回遊式庭園の池と
建築のバランスがとても良くて、
室内から庭を眺めてみたいと思いました。
新しく作庭された庭園ですが、
水と石の配置、そして石かたちが、
洗練されていると思いました。
偶然見つけた回遊式庭園ですが、
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