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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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円覚寺・仏殿

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円覚寺の本尊・帝冠釈迦如来座像


(ていかんしゃかにょらいぞう)を


安置する仏殿は、


大光明宝殿(だいこうみょうほうでん)、


または普光明殿(ふこうみょうでん)


とも呼ばれています。


1282年(弘安5年)の創建以来、


幾度も罹災しては復興されました。


現在の仏殿は、


江戸初期に再建された仏殿が


1923年(大正12年)の関東大震災で


崩壊したのち、


1964年(昭和39年)に


鉄筋コンクリート造で再建されたものです。


設計のもとになったのは


1573年(元亀4年)の指図(さしず)であり、


禅宗様の外観を示しています。




円覚寺・仏殿_c0195909_16040451.jpg



仏殿の模型は、


1573年(元亀4年)の指図をもとにして


作成されたものと思われます。



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1573年(元亀4年)の


指図(さしず)の原画をもとにして


清書された図面。



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仏殿の古図


火災後の再建のために


1573年(元亀4年)の指図(さしず)の原画。



円覚寺・仏殿_c0195909_18001167.jpg


by y-hikage | 2024-08-13 16:09 | 建築巡礼 | Comments(0)
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