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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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円覚寺の古図

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明日(74日)、


円覚寺塔頭・龍隠庵で


お茶のお稽古があります。


なので、気分的であるにせよ、


心をお茶のモードに


切り替えていかないといけないなあ・・と、


なんとなく考えていたら、


製図室に円覚寺境内の古図が


あることを思い出しました。


この古図は、


鎌倉市歴史文化交流館で


みつけたものですが、


うっかりして、


いつの時代のものか


メモをとるのを忘れましたが、


それなりに古そうな境内の図面です。



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この古図の中で、


円覚寺塔頭・龍隠庵は


どこにあるのか探してみました。


探すために、


古図をグリットに分割しながら


目を凝らしました・・・。


現在の龍隠庵は、


選仏場の裏の丘の上にありますので、


グリット図の「A」にあることは間違いありません。


そのAには「斎蔭庵」という文字があります。


小さい文字で不確かですが、


ここが現在の龍隠庵だと思います。


「斎蔭庵」の建物の絵を


よくよく見ると土蔵のような建物にも見えて、


現在の姿と似ています。


一方で、龍隠庵は、


当初は別の場所に建っていた


というお話しを聞いたことがあります。


その場所はどこなのかと、


古図の中を探してみたらありました!


仏殿の南東側に位置し、


現在でもある「蔵六庵」の隣にありました。


その場所はグリット図の「B」にあたります。


現在は墓地になっているようです・・・。



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現在の龍隠庵


選佛場の裏側の丘の上に建っています。



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以前の龍隠庵の場所


「蔵六庵」の東隣にありました。



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古図の中の円覚寺の象徴的な伽藍配置。


総門の前の白鷺池から階段を登り、


総門をくぐり、山門を抜け、


仏殿から方丈まで直線軸で結ばれています。



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境内の姿は


現在とかなり異なるところもありますが、


この古図と現在を


見くらべてみるのもおもしろいと思いました。


以下、グリット図を見てみます



1・白鷺池と総門の階段の間を現在では


横須賀線の線路が分断しています。



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2・国宝である洪鐘(おおがね)のある山



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3・仏殿・庫裡・方丈の配置は現在と変わりません。



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4・境内の西端にある塔頭


「雲頂庵」「白雲庵」の文字も見えます。


長い階段や斜路もそのままです。



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5・図面左端に「望岳〇」という文字が


見えますが読めません。


こんど行って確かめてみます。



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6・北条時宗廟がある佛日庵



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7・図面左側に国宝建造物・舎利殿が位置し


右寄りに「黄梅院」が位置しています。


◇◇◇


明日は、猛暑日とのこと、


「軽装でおこしください・・・」と


先生から連絡がありました。



◇◇◇


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◇◇◇


選佛場・・・。


お茶のお稽古をするために、


円覚寺の境内にはいり、


山門をくぐり、


仏殿でご本尊にご挨拶をして、


選佛場の観音菩薩様に


現在の気持ちを打ち明けてから、


お茶の稽古場である


龍隠庵への階段をのぼります・・・。


昨日のお稽古もそうしました・・・。


今年一番の暑い日でした・・・。






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by y-hikage | 2024-07-03 13:20 | 鎌倉の建築 | Comments(0)
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