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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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上大崎の家でビオラの演奏会がありました。

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225日の日曜日、


2003年に竣工した


「上大崎の家・2期工事」で、


新日本フィルハーモニーの


ヴァイオリニストの深谷まりさんが


主催する小さな演奏会がありました。


演奏会の名前は「縁会」と言って、


100年前に製作された


スタインウェイのピアノが


リビングに入ったことがきっかけで


はじまった演奏会です。


演奏はビオラとピアノとヴァイオリン


でおこなわれました。



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今回も素晴らしい演奏でした。


自分が設計した空間の中で


演奏されることは、


何よりもうれしいことです。



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演奏された作曲家と曲名は、


〇ホフマイスター


・ビオラ協奏曲第1楽章


〇ヴォーン・ウィリアムズ


6つの習作


・グリーンスリーブス


〇ブルクハルト


・小さなセレナーデ


〇サティ


・ジュ・トゥ・ヴー


〇ショスタコーヴィチ


5つの小品


〇ヴォーン・ウィリアムズ


・冬の柳


◇◇◇


この中で特に感動したのは、


ヴォーン・ウィリアムズ(18721958


の曲でした。


ヴォーン・ウィリアムズは


イギリスの民謡や教会音楽に


素材を求めながら


独特な作風を確立した作曲家とのこと・・・。


はじめて知った作曲家です。


彼の素朴なメロディーを好きになりました。



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この小さな演奏会を聴きながら、


こんな言葉が心のなかに浮かびました。


「とても美しいビオラとピアノの音に、


この空間が包まれ


夢の中にいるような


幻想的な空間になっているよう・・・」



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「上大崎の家・2期工事」は、


関東大震災の翌年、


1924年(大正13年)に


建築家・岡田信一郎が設計によって


建築された洋館を再生した住宅です。


今年は2024年なので


築後100年になりました。


上大崎の家にとって記念すべき年なのです。





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by y-hikage | 2024-03-06 13:04 | 上大崎の家 | Comments(0)
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