S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
とある事情から
建築家・堀口捨己(1895~1984)を
勉強中なので、
7月2日の日曜日、
住宅遺産トラストが主催する
原広司設計の粟津潔邸の内覧会のあと、
明治大学工学部生田校舎を
見学してきました。
明治大学工学部生田校舎は、
堀口捨己の設計によって
1962年から1965年にかけて
整備された建築群です。
当初設計された校舎は、
1号館、
2号館、
3号館、
4号館、
(農学部本館?)で
現在残る校舎は
(おそらく)2号館と4号館と
1号館と2・3号館を
つないでいた斜路のみです。
当初の全体像から大きく変化しているので、
堀口捨己が創りあげた
全体構成を読み取ることが
難しかったのですが、
堀口捨己が好む「量感」のようなものが
少しだけ感じることができました。
当初、1号館と2・3号館を
つないでいた斜路。
1号館はなくなってしまったので、
1号館側は、エキスパンション部で
止まったかたちになっています。
建築当初の斜路
右の校舎が1号館
左の校舎が3号館
ともに現在ではなくなった校舎です。
(建築文化6月号別冊・
堀口捨己の日本より転載)
斜路の小口断面
2号館の南側の立面、
その向こうに見えるのが6号館。
6号館の設計者は
今のところわかりませんが、
堀口捨己の意匠を
受け継いでいるように感じました。
かつて1号館と2・3号館を
つないでいた斜路
2号館の南側と立面と右手6号館
2号館の北側の立面と6号館
2号館から見る4号館
屋上のバタフライのようなトップライトは、
常滑市陶芸研究所の
トップライトと同じ意匠のように見えました。
5号館の校舎
この校舎の設計者も
今のところわかりません。
ただ屋上の庇が
堀口捨己が設計した
静岡雙葉学園(1964)の
意匠を受け継いでいるように思いました。
5号館の屋上の庇
参考までに、
現況の生田校舎の配置図に
1号館と3号館を点線で示してみました。
赤い太い線で書いたのが斜路です。
赤丸が純粋な堀口捨己の設計・・・。
<< 製図室のバルコニーがゴーヤの森... | 原広司の粟津潔邸を見学できました。 >> |
11月に上田の幼なじみ訪.. |
by ATSUKOHOME at 13:16 |
> 山田正彦さん 日日.. |
by y-hikage at 12:04 |
昨年、『越中福野の詩百篇.. |
by 山田正彦 at 17:01 |
この作品は吉村順三事務所.. |
by 牧 俊朗 at 09:15 |
今回は、ご一緒出来て嬉し.. |
by 阪口勝行 at 07:55 |
ファン申請 |
||