一般社団法人「木和堂」が主催する
「鎌倉みんなのけんちく学校・2023」の
第2回目が6月10日の土曜日に
おこなわれました。
テーマは「設計のわざ」・・・。
今回の「設計のわざ」では、
前回の「小さなおうちを体験しよう」で
実測した北鎌倉の茶室「夢窓庵」の
模型を作ることが大きな目標です。
現場で実測をおこない図面を書き、
身体で空間体験をしたことを、
模型によってさらに夢窓庵の建築を
理解しようとする試みです。
模型を作るまえに、
設計図の線の書き方を伝えました。
手書きの図面の書き方、製図の道具などを
製図のデモンストレーションを
しながら学んでもらいました。
日影良孝建築アトリエは
手書きで図面を書く今となっては
めずらしい設計事務所です。
時代遅れかもしれませんが
コンピューターで図面を書くにしても
「手書きの感覚」を身体に
身につけていたほうが、
手書きであれコンピューターであれ
美しい図面を書けるように
なるのではと思っているのです。
模型も同じで、
模型材料を
手で切って組み立てていくことで
空間を把握する
練習になるのではないかと思います。
今回の授業の流れを説明しています。
T定規で線を引いているところを
みんなが見ています。
今回、三角定規を忘れてしまうという、
ありないミスをしてしまいました。
製図道具を説明しました。
鉛筆、ホルダー、シャープペンシル、
カラス口、芯研器・・・など。
カラス口で線を引いて見せました。
実際にトレーシングペーパーに
書いた原図を見てもらいました。
「みたかの家」の縮尺50分の1の断面図。
平行定規でも線を引いてみました。
文字を書くテンプレートを見る子どもたち。
いよいよ模型作りのスタート・・・。
模型づくりの
デモンストレーションをおこないました。
カッターナイフの使い方も
念入りに説明しました。
模型の縮尺は50分の1です。
まずは図面の切ることからはじまります。
今回の模型づくりに、
第7回目と第8回目の
講師である、大工の田中龍一さんも
参加しました。
切り取った図面を
スチレンボードに貼り付けます。
ボードに貼り付けた図面を切り抜きます。
カッターを使うのは意外と難しい・・・。
平面に壁を立てていきます。
うまく切ったり貼ったりできない子を
サポートしていきました。
無事、模型が完成して満足顔の子ども。
模型の完成を祝って記念撮影・・・。
◇◇◇
次回、3回目のテーマは
「小さなおうちをつくるわざ」
楽しみです・・・。
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