一般社団法人「木和堂」が主催する
「鎌倉みんなのけんちく学校・2023」の
第1回目が5月27日の土曜日に
おこなわれました。
テーマは「小さなおうちを体験しよう」
今年の生徒さんは、
小学から大人まで(大人3名)
合計12人です。
「小さなおうちの体験」は、
北鎌倉にある宝庵という茶室を
実測することです。
宝庵には、
広間型の「常安軒」という茶室と、
二畳大(小間)の「夢窓庵」という
茶室があります。
常安軒では、
畳や引戸で実測の練習をおこない、
夢窓庵では、4班に分かれて、
北面・東面・南面・西面を実測し、
その場で野帖に展開図を
書いていきます。
この、けんちく学校の最終回では、
この夢窓庵の実物大を
みんなで組立てます。
最初の授業は、
夢窓庵を体でおぼえるため・・・。
実測の経験などまったくないみんなが、
建築の寸法を測り、
図面を書いたこともないみんなが
手で線を引く・・・。
実測することで建築を理解し、
建築を体でおぼえてほしいという思い・・・が
「小さなおうちを体験しよう」という、
最初の授業にこめられています。
3人一組がひとつのチーム・・・。
北組
東組
南組
西組
この4チームの構成で
12月までの授業を学んでいきます。
夢窓庵で実測し、
野帖に図面化していく子どもたち・・・。
寸法をプロットし、
線を引いていきます。
はじめての体験なので必死です!
「鎌倉みんなのけんちく学校・2023」は、
今年が3回目です。
教材となる常安軒と夢窓庵は同じでも、
参加する生徒さんたちは、
ひとりひとりちがいます・・・。
今年もとっても個性的なメンバー。
彼ら・彼女らと一緒に
建築を学んでいくのが
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