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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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山手の家の床の間

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横浜の山手の家の和室は、


吉田五十八が設計した


旧吉屋信子邸の写しとしていますが、


床の間の意匠は、


オリジナルの意匠としています。


最後の最後まで


この床の間の意匠を考え続けました。


以前にも書きましたが、



野暮ったくなく、


あっさりとしていながら、


きちっとしていて、


軽やかな水平線で


構成されているような


意匠を追求しました。




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材料は当然ながら無垢の材料とし、


木目が主張しすぎない樹を選んでいます。


床框はヤマザクラ、


床脇の地板と天板はミズメザクラ、


床柱はクリ、


落掛はスギとしています。



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南側の雪見障子と西側の床脇の障子は、


庭への視線を意識して設計しています。


この竣工写真の撮影時は、


庭ができていなかったので


窓からの景色に緑はありませんが、


庭が完成した窓辺の景色が楽しみです・・・。


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by y-hikage | 2023-04-12 11:05 | 山手の家 | Comments(0)
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