横浜の山手の家の和室は、
吉田五十八が設計した
旧吉屋信子邸の写しとしていますが、
床の間の意匠は、
オリジナルの意匠としています。
最後の最後まで
この床の間の意匠を考え続けました。
以前にも書きましたが、
◇
野暮ったくなく、
あっさりとしていながら、
きちっとしていて、
軽やかな水平線で
構成されているような
意匠を追求しました。
◇
材料は当然ながら無垢の材料とし、
木目が主張しすぎない樹を選んでいます。
床框はヤマザクラ、
床脇の地板と天板はミズメザクラ、
床柱はクリ、
落掛はスギとしています。
南側の雪見障子と西側の床脇の障子は、
庭への視線を意識して設計しています。
この竣工写真の撮影時は、
庭ができていなかったので
窓からの景色に緑はありませんが、
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