ブログトップ | ログイン

日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

hikagesun.exblog.jp

ひらしん平塚文化芸術ホールでのコンサート

ひらしん平塚文化芸術ホールでのコンサート_c0195909_12060360.jpg



219日の日曜日、


ひらしん平塚文化芸術ホールでの


コンサートに行きました。


平塚フィルハーモニー管弦楽団による


「ウィンターコンサート2023」です。




ひらしん平塚文化芸術ホールでのコンサート_c0195909_12055949.jpg



プログラムは


J.シベリウス


交響曲第5番変ホ長調作品82


A.ブルックナー


交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」


アンコールは、


J.シベリウス


アンダンテ・フェスティーボ



ひらしん平塚文化芸術ホールでのコンサート_c0195909_12055317.jpg



ブルックナーは名前は知っていましたが、


はじめて聴く作曲家でした。


クラシック音楽事典を読むと、


◇◇◇


ベートーヴェンと


ヴァーグナーの影響を受けつつ、大


規模で型破りな構想をもつ。


無から沸き起こるような


「ブルックナー開始」、


大きくうねりつつ次第に


音量を増していく方法、


オルガンの崇高な響きを思わせる


オーケストラの扱いなどは


彼独特のものであり・・・


◇◇◇


そう・・・、


この解説通り


いままであまり聴いたことのない


ドラマチックな音楽でした。


弦の音と管楽器の音によって


清らかな物語に


仕上げているように思いました。


最初のシベリウスの交響曲第5番は


なんといっても


2楽章にほれぼれしました。


弦のピッツカートが


ロマンティックな空間をうみだしていました。


アンコールのシベリウスの


アンダンテ・フェスティーボもよかった。


うねるような弦の音の波に


身体が思わず踊りました・・・。



ひらしん平塚文化芸術ホールでのコンサート_c0195909_12054813.jpg



コンサートがおこなわれた


平塚文化芸術ホールは、


清水建設+安井建築設計の


共同設計によって


2022年に完成した新しいホールです。


建築の前には土のグランドがあって、


建築とグランドが


地続きになっているように見えました。


建築の前で子どもたちが


元気に遊んでいる様子を見て、


「市民に愛されている場所が生まれた」


と思いました。



ひらしん平塚文化芸術ホールでのコンサート_c0195909_12104672.jpg


by y-hikage | 2023-02-20 12:09 | 森の中と町の中で | Comments(0)
<< 原広司展に行きました。 八重の水仙をみつけました。 >>