「日本のたてもの」展にいきました。その8

今年の2月21日まで

東京国立博物館の

「表慶館」で開催されていた

「日本たてもの」展・・・。

展示されていた

24棟の建築物の中で、

もっとも好きな建築をあげるとしたら

唐招提寺です。

◇◇◇

国宝建造物・唐招提寺金堂

（奈良県奈良市・奈良時代）

唐招提寺は

唐僧鑑真の開基で、

金堂は8世紀末頃の建立です。

その頃の金堂は

二階または裳腰付でしたが、

唐招提寺金堂は、

一重寄棟造で

吹き放ちの正面列柱など

整頓された奈良後期の様式を

正規に表現したものとされています。

唐招提寺金堂は

明治31年に解体修理を受け、

その後の浅野清の調査もとに

昭和38年に鈴木嘉吉の

指導によって復元模型が製作されました。

現在の金堂は

平成21年に再び解体修理を行い、

小屋組などに

新たな知見が得られたと言われています。

この平成21年の解体修理の時に、

実際に修理風景を

見学することができました。

「日本のたてもの」展にいきました。

その9に続く・・・。