昨年の11月、
東京田町の建築学会で
「広瀬鎌二展」を見に行ったところ、
広瀬鎌二が設計した
「 SH-60 」がまだ現存していると聞き、
近くまで行く機会があったので
実物を見に行きました。
1962年(昭和37年)に建築され、
60年近く経過していることもあり、
塗装がはげ落ちて
痛みが激しいようにも
見えましたが、
丁寧に補修すれば
まだまだ住めそうな
感じでもありました。
逆にこれだけ大胆な設計でありながら、
よくも60年近くもっていたなあ・・・
というのが印象でした。
◇
展示室の書かれた
説明文を読んでみます。
◇◇◇
「SH-60」
1962年(昭和37年)に竣工。1階建の住宅。床面積約29㎡。
広瀬作品のなかでも著名な住宅。
建築主大塚清六氏の生活スタイルを反映したミニマムな住宅。都市住宅として、景観を切り捨て、空のみ切り取った外部テラスに面して、アトリエが連続的につながる。
構造はピンとラーメンの併用。斜面地に建ち、テラス部はヤジロベエ式のキャンティレバー、居室側は地盤面に載る。
中央の柱とRF階の梁が鉸接(こうせつ)ラーメン構造、その他の柱、梁はピン構造となっている。
空間構成は、外部階段を昇り、アトリエ、台所、寝室、浴室、便所、外部テラスからなる。外部テラスも生活空間として利用される。
また、キャンティレバー下部にガレージが増築(宮脇檀設計)される。
◇◇◇
第3回・「広瀬鎌二建築展SH+」に行きました。 : 日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun) ⇒
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