8月3日の月曜日、
新潟県十日町市松代地区に行きました。
目的はこの地区に残る民家の実測です。
住まい手がいなくなったこの古い民家は
解体され鎌倉に移築されます。
十日町市松代地区は
柏崎市高柳町の南に位置し
「美しい棚田」で有名です。
この日は真夏日のように暑い日でした。
屋根裏に上がり、
小屋梁を実測していると
滝のように顔から汗が
噴き出してきました。
実測が完了し、
建主さん家族のご配慮で
温泉旅館に宿泊しました。
温泉旅館は松之山温泉の
「陵雲閣(りょううんかく)」という
古い旅館でした。
昭和13年(1938年)に
建築された木造三階建の建物で
平成17年に登録有形文化財に
指定されているそうです。
温泉のお湯質とても良く、
建築よりもお湯に感動しました。
宿泊した部屋の障子の意匠
窓からの風景
陵雲閣の新館1階に
飾られていた一枚の大きな絵。
この地域の特徴がみごとに、
そして優しく表現されていると思いました。
旅館のひとに
誰の作品か聞いてみましたが
わからないとのことでした。
僕の思い出の一枚の絵になりました。
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