昨日、東京での打合せが終わり、
北鎌倉にもどってきたら、
駅前が賑やかでした。
思えば、地元、北鎌倉・山ノ内の
お祭りの最中でした。
北鎌倉駅前に、
山ノ内地区のお神輿と
隣町の山崎地区のお神輿が集まり、
ふたつのお神輿が激しく動きあいます。
それはそれは迫力満点でした。
しばらくすると、
通りをお囃子とお神輿が練り歩きます。
日影アトリエ製図室で仕事をしていると、
その様子が聞こえてきます。
お囃子の笛と太鼓の音が聞こえてくると、
仕事に手がつかず、
下の通りに降りて行って
見物客となりました。
こども神輿もでます。
右手前の眼科の看板がある
ビルの2階に
日影アトリエ製図室があります。
左にローソンがあるのでなにかと便利です。
お祭りの時期になると、
通りに面して四神がまつられます。
四神について
解説文が書いてありましたので読んでみます。
このような文章をあらためて読むと、
はっとさせられる何かを感じます。
※
東→青竜
東に流れある「青竜」に守護され豊作、財運、出世運を授かる。東方に川が有るのは肥沃な土地柄であり、多大な収穫があります。また出世成功運と富も授かります。これらは偉大な青竜の恩恵です。
西→白虎
西に長道あるは「白虎」に守護され商売繁盛、家内安全を授かる。西方に長道が有るのは人通りが多いことを表しており、目立って客の入りが良くなります。白虎は旅の安全を司る守護神でもあります。
南→朱雀
南に広野あるは「朱雀」に守護され末永く家が繁栄する。南方に開けた土地があると家は陽当たりが良く、快適に暮らせます。さらに朱雀が末永い家運隆盛を約束します。
北→玄武
北に丘陵あるは「玄武」に守護され健康長寿を授かる。北方からは寒い風とともに病難、災難が入り込んできます。高い山がそれを力強く防ぎ、玄武神が家族に息災長寿を授けます。
天を東西南北の四宮と二十八宿に分け、それぞれの宮に青竜、白虎、朱雀、玄武(亀と蛇の合体神)を守護神として配し物事の、吉凶を占ってきました。
古書「造営宅経」には、
「人宅の
左(東)に流れある之を青竜という。
右(西)に長道ある之を白虎という。
前(南)に広野ある之を朱雀という。
後(北)に丘陵ある之を玄武という。
これすなわち最貴にして物理自然の象なり」
とあります。
※
世代を越えて、毎年必ず行われるお祭り・・・。
あたたかい伝承の力を感じた日曜日でした。