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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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宮内庁楽部の雅楽を鑑賞してきました。

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先週の316日の土曜日の午後、

皇居内で雅楽の演奏を鑑賞してきました。

正式な演奏会の名称は

「天皇陛下御即位30年記念春季雅楽特別演奏会」

というものです。


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演奏場所は皇居内の

「宮内庁楽部」という建築の中。

入場券は事前に用意しないと

演奏会会場には入れないものでしたが

幸運にも友人のバイオリニスから

いただくことができました・・・・。

本格的な雅楽を聴くのは初めてでした。

かつて伊勢神宮で

御神楽・「倭舞」と「人長舞」を

鑑賞したことはありますが、

伊勢神宮の御神楽と

宮内庁式部職楽部との

ちがいがわかりませんでした。

 

そこで「雅楽」の概要を知るために、

パンフレットに書かれた文章を読んでみます。


  ※※※※※※※※※


「雅楽」とは、元来「俗楽」に対する言葉で、正統の音楽を意味します。

この意味で雅楽と呼ばれる音楽は中国や朝鮮にもありましたが、その音楽そのものは日本の雅楽とは全く別のものです。

日本の「雅楽」は、日本古来の歌と舞、古代アジア大陸から伝来した器楽と舞が日本化したものおよびその影響を受けて新しくできた歌の総体で、ほぼ10世紀(平安時代中期)に今日の形に完成した日本の最も古い古典音楽であります。

主として宮廷、貴族社会、有力社寺などで行われてきましたが、現在では宮内庁の楽部が伝承する雅楽がその基準となっています。

「雅楽」は、千数百年の伝統を有し、世界で最も古い音楽文化財として貴重な歴史的価値を持つものであり、昭和301955)年、宮内庁式部職楽部の楽師が演奏する雅楽は国の重要無形文化財に指定され、楽師全員が重要無形文化財保持者に認定されております。

さらに、平成212009)年には、ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載されました。

このように雅楽は、今後伝承されていくべき我が国の伝統文化として国際的にも認知されており、雅楽それ自体が発展し広まるとともに、他の音楽・舞踊に影響を与えていく可能性を有しております。


  ※※※※※※※※※


平安時代中期に完成された

日本の最も古い古典音楽・・・・。

建築にあてはめてみると

平安中期で最も有名な建築は

平等院鳳凰堂(1053年)

ではないかと思います。


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雅楽には、

「 管楽 」

「 舞楽 」

「 歌謡 」の

三つの演奏形態があることも、

今回の演奏会ではじめてしりました。

音の調子は全体的に平たんでゆっくりです。

途中、眠りの中で

美しい旋律を聴いているかのような

錯覚さえおぼえました。


(管楽と舞楽の演奏風景はパンフレットからの転載)


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雅楽にはじめて出会った記念すべき土曜日。

1000年以上受け継がれてきた

日本の古典芸術のかたちに

触れることができた貴重な時間となりました・・・。


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雅楽が演奏された宮内庁楽部の天井の意匠。

トップライトによる自然採光と

人工照明の組み合わせのように見えました。

ところで

僕は午後の部の230分からの

開演に参加しましたが、

午後の部に参加される人で

9時から並んでいる人がいたそうです。

僕は午後1時前に行きましたが、

すでに長い長い行列ができていて

雅楽の人気の高さに驚きました。


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by y-hikage | 2019-03-21 15:01 | 森の中と町の中で | Comments(0)
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