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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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津金学校の和紙天井

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桜設計集団の八ヶ岳・秘密基地での2日間の中で

訪ねた津金学校(つがねがっこう)は、

明治8年(1875年)の創建です。

この津金学校の見学で新しい発見がありました。

2階の天井が和紙張りだったのです。

天井に和紙を張ることは

珍しいことではありませんが、

天井の下地である野縁に

直接張ってある事例は

見たことがありません。

2階の天井裏をのぞいて気がつきました。

2階の天井裏から見える和紙張りの天井は、

まるで明かり障子のように綺麗でした。


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明かり障子のような和紙天井。

奥に見える菱格子は

ベランダの天井の光。

江戸時代の末から

明治時代の初期にかけての

山梨県内の家屋には、

紙の天井が多く見られたとのこと。

当時の農家は、田の畔(あぜ)に

紙の原料となるコウゾを栽培して

自家製の紙を漉いていた家が

多かったようです。


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2階を見学していたときは

天井が和紙張りであることに

気がつきませんでした。


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よくよく天井を見ると

和紙の下地である天井の野縁が

透けて見えます。


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ベランダ


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ベランダの菱格子の天井


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立面図


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外観


太鼓籠(チャペルを模した方形の塔)が

特徴的です。



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太鼓籠から見える風景。

校庭の桜が素晴らしいとのことです。




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by y-hikage | 2018-11-28 16:11 | 建築巡礼 | Comments(0)
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