トランヴェール好き
昔から、
JR東日本の新幹線に乗ることの
楽しみのひとつが車内誌の
「トランヴェール」を読むことです。
「すごい楽しみ!」と言っても
過言ではありません。
東北の文化や自然や芸術や技術を
丁寧に取材し、
わかりやすい表現で
記事にしています。
本棚には、
気に入った記事が
ぶ厚いファイルに
スクラップされています。
巻頭エッセイも見逃すことができません。
大好きな作家が時々連載しています。
今の巻頭エッセイは尊敬する沢木耕太郎。
沢木さんの連載を読むためだけに
新幹線にのるなど贅沢はできないので、
今のところ読み逃している号も
たくさんあると思います。
2018年10月号は
「 木の国、秋田へ 」
「 木好き 」の僕には温かい号です。
そして
10月の終わりに山形に行きました。
鶴岡市に建つ
国宝建造物・羽黒山五重塔を
見学するためです。
上越新幹線に乗り新潟経由で
鶴岡駅に向かいました。
途中下車を2回おこないました。
新発田で降りて、
アントニン・レーモンド設計の
新発田カトリック教会を見学し、
その次に越後下関で降りて、
関川村の
重要文化財・渡辺家住宅を見学しました。
渡辺家住宅は、
期待をはるかに超える名建築でした。
関川村にのこる名もない建築もよかったです。
この建築は、
2018年10月号に掲載されていた
秋田市の国際教養大学・中嶋記念図書館。
友人のヴァイオリニストが
この木の図書館で
演奏してみたいと話していました。
見るからに
音の良さそうな音楽ホールです。
by y-hikage
| 2018-11-12 11:05
| 森の中と町の中で
|
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