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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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朝香宮邸の建築・その7

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19933月、

東京都教育委員会による

東京都文化財指定説明の中の、


10.参考事項に

こう書かれています。


朝香宮邸の特徴を一言でいうなら、20世紀のはじめのもっとも先進的で、最後の装飾芸術であったアール・デコ様式が随所に採用され、新鮮で華やかな意匠に満ちた建築であったということに尽きる。

特に、玄関のガラス・スクリーン(ラリック作)、大客室に設けられた扉(ラリック作)、大客室の天井にかかるシャンデリア、大食堂の壁面装飾(ブランショ作)・シャンデリア(ラリック作)・壁面(ラパン作)など室内装飾はどれ一つをとってもアール・デコ様式の尽きない魅力を明確に伝えている。日本ではアール・デコ様式が住宅に用いられた例は比較的少なく、おそらく朝香宮邸が唯一のものと考えられている。


そしてまた

12.指定理由

にはこう書かれています。


1920年代、パリで生まれたアール・デコ様式は、商業主義と工業化時代の製品に対応しながら独自の様式をつくり上げていたが、旧朝香宮邸はそのアール・デコ様式を余すところなく伝える典型的な建築物である。

現在は博物館施設として使われているが、内部の改造が僅少でアール・デコ様式を正確に留め、昭和初期における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物である。このため指定して保存する必要がある。



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殿下書斎

正方形の部屋の隅に飾り棚を設け、

室内を円形に仕上げています。

シトロニエ材の丸柱が円形に配置され、

天井も円形ドームとしています。

その真ん中に半円形の机を置き、

求心的な空間を強調しています。

この部屋は机とともに

インテリアデザインを

アンリ・ラパンが担当しています。


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2階の広間に面する北の間のガラス窓。


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北の間と呼ばれるベランダ。

夏の時期、家族の団らんの場所として

使用されたようです。


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若宮の寝室


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南側のベランダ。

市松模様の床と

小ぶりな照明器具が印象的です。

個人的にはこの病院のような

清潔感あふれる

シンプルな空間が好きです。


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殿下の寝室


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2階浴室

南側ベランダの内側に配され、

窓からの光はベランダからのもの。


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1階大食堂の壁面レリーフ。


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允子妃殿下の居間


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姫宮の居間


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第二階段室


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第二階段室見返り


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ウィンターガーデン

と呼ばれるペントハウス。

たしか改修前は公開されていませんでした。


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バウハウス的空間の

ウィンターガーデン。


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雨水が侵入したときのために

排水口が設けられています。


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2014年に増築されたギャラリー棟

設計は久米設計です。


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半円の断面をもつ

ヴォールト状のPC版表しの天井は、

本館の正円のモチーフの

引用ではないかと僕は推測しました。


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カフェ


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渡り廊下にはめられた、

光がウネウネするガラス。

ラリックの

ガラスレリーフへのオマージュ。


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・・・・・・・

次回

朝香宮邸の建築・その8

に続く・・・。


次回は、

庭園内にある茶室

「 光華(こうか) 」について

記事にします。

朝香宮邸の建築の連載は、

この茶室を記事にするためでした。

7回続けた連載は、

次回のための前座だったのです・・・。



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by y-hikage | 2018-11-03 16:57 | 建築巡礼 | Comments(0)
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