きたかまの家のラフスケッチ
「 きたかまの家 」の
おおまかな方向性が決まりました。
生活からうまれた間取り、
間取りと敷地から
うまれた架構と屋根のかたち。
そのかたちを
シンプルな線で表現したラフスケッチ。
最初のころのスケッチは、
さまざまな要素が
ごちゃまぜの線の集まりですが、
主要な架構(軸線)、
敷地に対する屋根の関係と配置、
生活をささえる間取りなどが、
同時並行に考えられています。
1階と2階の間取りが重なり、
構造の整合性に
破たんがないか確かめています。
たったこの三枚のスケッチで
方向性がきまったわけではなく、
この間に何枚ものスケッチが
描かれています。
設計を進めていくにあたって、
無意識に考えていることを言葉にしてみました。
○三つの要素を調和させる。
○作為的ではなく。
○時間をつなぐ。
ほかにもいろいろな言葉が浮かびますが、
最近書きとめた言葉の集まりです。
この現時点での
ラフスケッチは、
設計を進めていくと、
思わぬ方向に変化したり、
既存のスケッチが真っ白の紙となり、
最初から練り直すことも少なくありません。
by y-hikage
| 2018-10-24 15:27
| きたかまの家
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