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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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国宝建造物・迎賓館赤坂離宮・その1

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古くからの友人でもあり、

「比良山荘の一年」の著者としても有名な

ライターのさとうあきこさんから

国宝建造物の迎賓館赤坂離宮を

一緒に見学にいきませんか、

と誘われたのが三月のなかごろのこと。

聞けば建築の専門家として

取材に同行してほしいとのこと・・・。

国宝建造物マニアの僕としては

断る理由などなく、

むしろ国宝建造物を見学に行く

いい機会をあたえてくれたと思い、

快晴の金曜日の午後

迎賓館赤坂離宮に

さとうあきこさんと行きました。

迎賓館赤坂離宮を見学するのは2度目。

ただし前回は外観のみの見学。

内部を見学するのははじめてでした。

さとうあきこさんが連載している記事は、

東京新聞日曜版の「平成ぶらり旅」。

429日(日)の掲載誌が

手元にあるので、

せっかくなので読んでみます。

僕のコメントも出ているので・・・。


〇  〇  〇


いよいよ大型連休のスタートです。429日が「天皇誕生日」と覚えた世代も少なくなってきましたが、その昭和天皇のお父様、大正天皇のための住居として、1909(明治42)年に建てられたのが旧東宮御所、現在の迎賓館赤坂離宮です。

明治の建築家、片山東熊が設計の総指揮を執った、日本を代表するネオ・バロック様式の洋風建築で、戦後は国会図書館などに使用されましたが、その後五年以上の歳月をかけ改修、1974(昭和49)年、迎賓施設として生まれ変わりました。

日本における洋風建築の最高傑作と評され、来日した各国要人との会談や歓迎行事、晩餐会など外交の舞台となり、その豪華絢爛な様は、新聞やテレビの報道でも垣間見られました。

そして創建百周年にあたる2009(平成21)年、近代建造物としては初めての国宝に指定され、二年前より通年一般公開(接遇日除く)されています。

「明治期の若い建築家や芸術家が、日本の近代化のために十年余りの歳月をかけ西欧の芸術を学び吸収した結晶。本やインターネットで見ると、凹凸のないテーマパークのような空間に感じるかもしれませんが、実際のデザインや素材感、バランスの美しさには感銘を受けるでしょう」。国宝建造物に詳しい建築家の日影良孝さんはさらに国宝たる価値を支える明治、そして改修時の職人の高い技術力に驚いたと言います。

「例えば『彩鸞の間』の天井と壁に施された金箔の石膏レリーフや、『花鳥の間』の壁面や柱型に見られるシオジという木を使用した装飾は、金箔張り、左官、木工それぞれに高度な技術を要します。

また工芸技術の見事な七宝焼や美術織物など、日本的なエッセンスを加えながら、西洋の意匠を再現している点も見逃せません」

おなじみの正門前庭の裏に広がる主庭は、都心の一等地とは思えない緑と花の美しい西洋庭園。優雅な大噴水池のまわりでくつろぎ、散策も楽しめ迎賓館のオアシスのよう。文化庁の文化財指定等のサイトによると、東京二十三区内にある国宝建造物はここだけ。アクセスの良さからも人気ゆえ、本館と庭園両方の参観は事前予約が確実です。

(ライター さとうあきこ)

東京新聞2018429日・日曜版より抜粋


〇  〇  〇



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さとうあきこさんの著書

「 比良山荘の一年 」

お料理の写真も風景の写真もとても素敵です。

この本を読んでいると

僕も比良山荘に行ってみたくなります。

比良山荘は滋賀県大津市にある

小さな料理宿です。

滋賀県は、

奈良、京都に次いで国宝建造物が多い県です。

比良山荘に泊まりながら

琵琶湖周辺の国宝建造物を

見てまわりたいものです・・・。


京の山里 かくれ宿

比良山荘の一年

奥谷仁 さとうあきこ 共著

集英社刊

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by y-hikage | 2018-05-12 13:29 | 建築巡礼 | Comments(0)
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