ブログトップ | ログイン

日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

hikagesun.exblog.jp

明治神宮の社殿

c0195909_14550555.jpg



3月のとある金曜日の早朝、

明治神宮に行きました。

目的は建築を見るため・・・。

その建築とは、

明治神宮内苑の「社殿」と

2017年に完成した「杜のテラス」です。

明治神宮の社殿は

大正9年(1920年)に

建築家・伊藤忠太によって

設計され完成しました。

その後、

昭和20年(1945年)の戦災によって

南神門と一部回廊を残して

大半が焼失してしまいました。

現在の社殿の姿は、

昭和33年(1959年)に再建されたものです。

再建された社殿であっても

その美しさは見事で、

国内の社殿の中でも

好きな建築のひとつです。

今回の社殿の見学は

屋根を見ることが目的でした。

ちょうど鎌倉の大町の家の

正門の設計を進めていて

門の屋根の参考にしたかったのです。

この拝殿の姿は(上の写真)、

鎮座百年祭記念事業・

御社殿群銅板葺替え工事の前の姿です。



c0195909_14550124.jpg



南神門(創建当初)


c0195909_14545627.jpg



回廊


c0195909_14545210.jpg



流麗で優美な曲線の屋根


c0195909_14544892.jpg



屋根の重なりかたがものすごく上手です。


c0195909_14544426.jpg



c0195909_14543858.jpg



手水舎(創建当初だと思います)


c0195909_14563938.jpg



祓舎(はらえしゃ)・・・

場所的にこの建築も創建当初のはずですが、

正確にはわかりません。

祓舎はいつも柱だけが建つ無の空間です。



c0195909_14542348.jpg




守衛舎(創建当初)



c0195909_14541865.jpg




拝殿の独立柱の礎石・・・。

立ち上がりが

極端に少ない珍しい意匠です。

明治神宮社殿の礎石全般に言えることですが、

丸みも面もなくシャープです。

この意匠を見るたびに

社殿の設計意図が伝わってくるようです。



c0195909_14541457.jpg




回廊(ここも創建当初か?)


c0195909_14541052.jpg


祓舎の無の空間・・・。


礎石はやはりシャープな意匠をしています。



c0195909_15052877.jpg




by y-hikage | 2018-04-12 15:06 | 建築巡礼 | Comments(0)
<< 明治神宮の杜のテラス JIAで講演しました。 >>