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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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熊谷守一の質感

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とある1月の週末、

熊谷守一展に行きました。

画家・熊谷守一は、

以前から興味がありました。

ゆったりとした、

どこか心安らぐような

優しい構図と色彩の構成。

油絵というより

「 ていねいな切り絵 」

のような印象を持っていました。

〇〇 〇 〇〇 〇 〇 〇     〇

ところが原画を見て、

「 ていねいな切り絵 」

のような印象はおおきく

間違っていたことに気がつきました。

画家の人からは叱られそうですが、

原画と印刷物は

当然異なるものだと知りつつも、

ここまで異なるものだとは思いませんでした。

筆のタッチがものすごく緻密で、

刷毛の方向、

絵の具の質感が考え抜かれていて、

織物のようにも見え、

広葉樹の木目のようにも見えました。

この鑑賞のあと用事があったので

1時間半しか美術館に居られませんでしたが、

もっと早い時間に

くるべきだったと後悔しました・・・。

もう一度、行くべきかどうか迷っています。



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この展覧会のために造られた図録。

この図録も素晴らしいできあがりでした・・・。


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熊谷守一展は、

竹橋にある国立近代美術館で開催されています。

国立近代美術館の設計は谷口吉郎です。



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by y-hikage | 2018-01-29 14:46 | 森の中と町の中で | Comments(1)
Commented by ame-no-michi at 2018-01-30 12:04
http://amenomichi.exblog.jp/26347103/
私はまだ行っていませんが、参じた友人からこんな絵をいただきました。
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