鎌倉市御成小学校旧講堂と旧図書館

鎌倉駅西口を出てすぐの場所に、
御成小学校旧講堂と
鎌倉町立旧図書館が建っていて、
解体するか保存するかで、
市や市民の間で議論が続いていたのですが、
2015年の夏ぐらいに共に保存が決定され、
ひとまずホットしていたのですが、
つい最近、
御成小学校旧講堂が国登録有形文化財に
指定されたのを新聞で見て驚きました。
建造物では国内登録有形文化財指定件数は、
8558件で、
そのうち鎌倉市内では26件あるそうですが、
これら8558件のどれかが
重要文化財に格上げされ、
さらに国宝建造物に格上げされていきます。
( はげしい競争率ですね・・ ! 笑 )

鎌倉市立御成小学校旧講堂は
1993年に建築されました。
僕の眼でみると和洋折衷の混合の具合が
奇妙で不思議な建築に写ります。
その一方で、
新幹線で東京から京都に着くときに見える
東寺の五重塔のように、
鎌倉 イコール
御成小学校旧講堂のようにも思います。
( ちょっと比較が極端すぎますね・・・)
鎌倉市役所も移転されそうなので、
市役所に隣接する旧講堂と旧図書館が
今後どのような保存活用を
されていくのか気になるところです。



鎌倉町立旧図書館の外観・・・。
1936年に建築されました。

鎌倉町立旧図書館の内観。
外観を見ると
老朽して弱よわしく見えますが、
内部に入ると
まだまだ使えそうな建築だと思いました。
by y-hikage
| 2017-03-26 11:33
| 鎌倉の建築
|
Comments(0)