「 木 」 と 板倉の家

1998年に完成した板倉の家は、
対称を基本的な概念とし、
伝統的な仕口継手で組み、
耐力壁が落し板と貫の併用とし、
一部漆喰壁はあるが基本的に
床も壁も天井も板張りで・・・、
(実験データない
耐力要素の多用ではあるが・・・)、
絵に描いたような伝統的な住宅だと
僕なりに完成当時は思った。
しかし反面、
住宅は本当にこれでいいのだろうかと
思ったことも確かであった。
木から発せられる強烈なエネルギーに
負けそうになったのだ。
歴史的に美しいとされる建築は
確かに木を抑制している
(正倉院のように例外はあるが・・・)。
木を大量に使っていたとしても
表に出すぎないように上手に設計されている。
僕にとって板倉の家(1998)は、
「木」の存在の大きさと
抑制すべき「木」の存在を知った
はじめての住宅であった。











(写真は、建築写真家の畑亮さんです!)
by y-hikage
| 2016-05-14 12:50
| 板倉の家
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