稲田石の採石加工場に行きました。
昨日、
山泰荘の造園に使用する景石を
探すために茨城県笠間市の
稲田地区の採石加工場に行きました。
稲田石(稲田みかげ石)は
花崗岩の一種で、
際立った白さが特徴です。
山泰荘では、
「際立った白さ」というよりも、
「荒々しく侘びた風情」を
求めていたため、
採石場に置かれている石の中で、
その風情に調和する石を探しました。
ところで採石加工場に
行ったのは初めてでした。
大量の材木を置いている材木屋さんの
広大な土場(どば)には
何度も行ったことはあるのですが、
石を採掘し加工している
広大な採石場は
新鮮な驚きを僕に与えました。
そして石の魅力が僕の中に芽生えました。
採掘した石を人力で割っていく様子。
( 遠景で職人さんが見えませんが・・・ )
石を加工する職人さんの技も
垣間見ることができました。
とても勉強になった石の時間でした・・・。
手で石を割る過程も
見学することができました。
ダイアモンドが埋め込まれた
太い紐を回転させて石を切る機械。
木も自然のものですが、
石も自然のもの・・・。
石の魅力は深そうです・・・。
※
採石加工場の見学のあと、
水戸市に移動しました。
吉村順三が設計した
茨城県近代美術館と
水戸偕楽園を見学するためです・・・。
by y-hikage
| 2016-04-15 18:25
| 山泰荘
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