先週末、東京に用事あったので、
吉村順三記念ギャラリーに行きました。
第52回目の小さな建築展は、
「延33.4坪の母屋と延10坪の貸長屋」でした。
家の名前は「新潟の家」(およそ1960年に着工)。
吉村ギャラリーは、ほぼ全部の回数を
見ているので、50回以上ギャラリーに
通っていることになります。
(われながら少しおどろきです・・・)
さて今回の展示は、とてもよかったです。
簡単に言うと、好きな設計でした。
「簡素で、きれい」という言葉が
あてはまると思いました。
そしてこうも思いました。
吉村順三の作品のなかで、
好きな設計のひとつである、
「国際文化会館住宅」(1955年)
にとても良く似ているのではと・・・。
外観だけでなく、矩計もとても
よく似ているように思いました。
おそらく、雰囲気が似ているだけで、
実際の設計はだいぶ違うだろうと思い、
仕事場に帰って、
吉村順三の図面集
「住宅を矩計で考える」を見てみると、
矩計図がとても良く似ていることを
発見し、すごく驚きました。
次回の展示は、「週末住宅3題」。
また何かの
新しい発見がみつかることでしょう・・。