先日、久しぶりに
「手のひらに太陽の家」 に立ち寄りました。
ちょうど栗駒木材に行く用事があったので、
そのついでと言ってはなんですが、
せっかく近くまで来たので現在の様子が見たかったのです。
手のひらに太陽の家は、2012年7月に完成してから、
ビオトープができたり、
間伐材を利用した擁壁ができたりしましたが、
実際に自分の眼で見てなかったのです。
ひさしぶりの「手のひらに太陽の家」・・
田んぼの緑と「手のひらに太陽の家」の屋根。
間伐材の擁壁も馴染んできています。
ビオトープの水辺を眺めて、安心した気持ちになりました。
ところで、
平成26年4月から運営主体が
「NPO法人日本の森バイオマスネットワーク」から
「一般社団法人くりこま高原自然学校」へと移管され
運営体制が若干変わりました。
ただ運営体制が若干変わっても、
震災復興支援の福島の子どもたちと家族を
受け入れる「手のひらに太陽の家」はそのままで、
しかも受け入れ費用や運営費用は多くの方々の善意の寄附で
支えられていることは変わりません。
同時に、
この施設として自主財源を確保するために
お茶や軽食をサービスできるCaffeを計画しています。
その飲食店の営業許可を取るために、
施設の一部を改装しました(保健所などからの指導によるもの・・)。
その改装内容は、
・住居棟と管理棟をつなぐ渡り廊下にドアを設置
・台所と食堂を仕切るドアを設置
・台所の床を天然リノリウムに変更
・食堂に手洗器を設置・・などです。
特に、特徴的な改装は、
住居棟と管理棟を仕切るドアです。
手のひらの太陽をイメージできるように、
ドアに丸い穴をいくつか開け、透明のアクリルを入れました。
子どもたちにとって、
この丸い穴は、
はたして太陽に見えるのか、
月に見えるのか・・・
手のひらに太陽の家は、とても風通しがよくて、
エアコンはいりません。
ビオトープの緑がとても涼しげです
くりこま高原自然学校理事長でもあり館長の佐々木さん(左)と
栗駒の大場さん(右)と記念撮影です。
外は、東京と変わらないほどの暑さです。
いっきにに汗が噴き出してきました。