先週のお盆休みと今週のはじめ、二度にかけて岩手県の県北を見てまいりました。
お盆休みは、弟と一緒に。今週のはじめは、仕事が絡みで・・。

岩手県の県北は、青森県の県南と接しています(当然ですが)。
僕が生まれ育った町は、軽米町で、県境に接する県北東部に位置する九戸郡に属します。
九戸郡は、軽米町・洋野町・九戸村・野田村で構成されます(野田村は久慈市を挟んで飛び地になっています)。
市町村合併で地名がややこしくなり混乱しておりますが、
洋野町は、もともと種市町と大野村が合併した町で、種市海岸はとても美しい海岸です(機会をみつけて種市海岸の風景を紹介します)。
今週のはじめに、久慈市内のホテルに宿泊いたしました。
翌朝、5時ぐらいに目が覚めて、片道およそ35分ぐらいかけて、久慈港に行ってみました。
どのような場所なのか確かめたかったのです。

久慈川と長内川が合流する久慈港は、工業地域のようにも見え、人気のない寂しい港でした。

港から川の上流を見ます。
2011年3月11日の津波の影響は、どのようなものだったのでしょうか。

久慈港の高さ2mほどの防波堤

弟が行きたいと付いて行った久慈市内の諏訪神社。
弟が上棟式の時にお世話になった神社だと言ってました。

諏訪神社から久慈港が見下ろせます。

さて、久慈港からから、海沿いに南下し始めます。
このあたりから三陸のリアス式海岸らしい地形がはじまります。

地盤が隆起することでできあがった岩盤の彫刻が海に向かって続きます。

海に降りようとも、なかなか降りる場所がみつかりません。

このような風景が、岩手県県北の海岸線の特徴です。
次回は、小袖漁港から野田町まで南下いたします。