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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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浄音寺・浄土真宗寺院本堂の設計(6)

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3月5日から10日まで長期出張に出かけ11日に東北で大地震。その間にも浄土真宗寺院本堂の工事は進んでおり、今回の工事の報告は、出張前のものなので少しばかり古い報告です。直井さんから聞くところによると、内部の木工事が完成し、床の石張りも完了とのこと。内壁の漆喰塗りも終わり、建具工事の完了を待つばかりとのことです。
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内陣の丸柱と折上げ格天井。
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内陣の格天井は、子組格子を入れた繊細な意匠としています。
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外陣には換気扇を設けていますが、ヒノキの格子の中に換気扇を埋め込んでいます。丸い穴はスピーカー設置のため。
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大工さんと記念写真に納まる日影さん(左から二番目)。
前回、照明計画のことを説明させていただきましたが、天井に照明を設けない方法には、壁に照明を設置する方法があります。今回の設計でなぜ、天井からの照明をメインにしたかというと、外陣にお集まりになった方々が経典をお読みになる場合も多く、支障のない照度が必要でした。それには天井からの照明が一番効率が良く、何度か照度計算をおこなった結果の蛍光灯吊り下げの照明計画としております。
by y-hikage | 2011-03-17 14:48 | 浄音寺 | Comments(0)
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