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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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アントニン・レーモンド展に行ってきました。

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銀座で有名なアップルストアの隣にたつ、

まるで・・・

時間がとまったような本屋がはいるビルが

アントニン・レーモンドの設計だとは、

この展覧会があるまで知りませんでした。

展覧会の名前はやや長い名前で

「日本近代建築の父 

アントニン・レーモンドを知ってますか

--- 銀座の町並み・祈り」

(教文館創業130年企画)。

展示会場は教文館ビル9階。

教文館ビルは1933年に

アントニン・レーモンドによって

設計され建築されたそうです。

建築当初は、レーモンド事務所も

入居していたとのことです。

アントニン・レーモンドは日本に

44年間滞在して400余りの作品を

残したとされているので、

作品集に掲載されている以外で、

知らない建築もたくさんあるのだと、

今回良くわかりました。

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東京タワーのふもとにある

聖オルバン教会。

建築当初? の写真。

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聖オルバン教会の平面図。

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聖オルバン教会の断面図。

丸太を半分に割った挟み梁が構造の特徴。

絶妙な矩計のプロポーションが、

優しい at home な空間を

うみだしています。

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建築当初? の教文館ビル。

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展覧会をみたあとに、

せっかくなのでエレベーターを

使わずに階段で1階までおりました。

どこまでオリジナルかわかりませんが、

階段室まわりだけでも

見学しようと思いました。

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エントランスホール。

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エレベーターホール。

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階段室の踊り場から室内に直接入るプラン。

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階段室に面したFIX窓。

窓台のみタイルが張られています。

この窓のディテールがこのビルの中で

もっとも好きな部分でした。

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現在の教文館ビル。



レーモンドの作品は、

日日日影新聞のリンク集の

「日影良孝展示室⇒

https://www.flickr.com/photos/hikage/sets/」 で

聖オルバン教会など4棟の

写真をみることができます・・・。

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# by y-hikage | 2016-03-14 11:43 | 建築巡礼 | Comments(0)