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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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「吉村順三記念ギャラリー」第19回「スケッチ展」に本日行きました。

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『吉村順三記念ギャラリー」の展覧会は毎回見に行くことに決めています。今回は吉村順三が描き残したスケッチ展でした。建築は時に実物の建物や清書された図面よりも作者の意図が伝わってくるのが直筆のスケッチです。写真は設計事務所として使用していた当時のままの応接間。東京で僕が好きな場所のひとつです。床レベルが一段下がり地面の中に包まれような気持ちの良さがあります。時間がゆっくりとゆっくりと流れています。
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展示してあった吉村順三のスケッチ。吉村順三はどこの場所でも絵を描いていたそうです。スケッチすることでその場所の空気感や建物のスケール感や細部まで学ぶことができるのです。
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設計プロセスのエスキスや実測図。中央の四角いプランはニューヨークジャパンハウス。
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吉村順三が学生時代(東京美術学校)に実測した京都の大徳寺高桐院松向軒の実測野帖。現在ではありえない(許可されない)茶室の中での実測作業です。僕も仕事がら民家や茶室の実測は日常的に行っていますが野帖がとてもきれいです。学生の実力とはまるで思えないぐらい茶室の要素を理解しています。吉村順三は10代の頃から日本だけでなく海外を旅していたようです。その経験が吉村順三の建築世界を育ててきたのが今回の展覧会でよくわかりました。今回特別に販売された吉村順三のリトグラフを買って帰りました。
# by y-hikage | 2010-01-24 16:45 | 吉村順三ギャラリー | Comments(1)