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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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一昨日の民家の実測調査

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一昨日の月曜日に実測調査をした民家は、

福井県の山あいの農村地に建っています。

玄関正面のかつては土間であっただろう場所は、

増改築がおこなわれていましたが、

板敷きの広間と奥の四つの座敷は、

ほぼ当初の姿のままで残されていました。

板敷きの広間の上には

直径が500㎜から400㎜もある

小屋梁が縦横に組まれ、

ダイナミックで力強い空間を

創り出していました。

この日は移築再生のための

初回の実測調査を一日かけておこない、

次回の再調査のための準備作業を

北鎌倉の製図室で進めます。

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山あいの農村地では、


もうじき稲刈りがはじまろうとしていました。


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by y-hikage | 2017-08-30 11:27 | 民家の調査 | Comments(0)

琵琶湖の竹生島にいきました。

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二日前の日曜日、

琵琶湖に浮かぶ島、

竹生島(ちくぶしま)に行きました。

その翌日は福井県の民家を

移築再生するための実測調査。

せっかくなので前日に

米原駅経由で彦根港まで行き、

船で竹生島まで渡る計画としました。

竹生島には国宝建造物が二棟あります。

ひとつは、

都久夫須麻神社本殿(つくぶすまじんじゃ)。

もうひとつは、

宝厳寺唐門(ほうごんじからもん)。

琵琶湖周辺の国宝建造物採集は

今年は二度目です。

しかも今回は琵琶湖を

船で渡るという贅沢なコースです。

天気も良く気持ちいい船旅でしたが

宝厳寺唐門は残念ながら修復中でした。
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湖面から竹生島を見て、

右手が都久夫須麻神社。

左手に仮設の素屋根に覆われた建物が

修復中の宝厳寺唐門です。

おそらく屋根の修復工事。

唐門の全貌は見ることができません。

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島の突端に建つ鳥居・・・。

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都久夫須麻神社本殿。

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宝厳寺唐門の屋根の軒裏。

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湖というより海と言ったほうがいい

琵琶湖の雄大な景色。

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竹生島の国宝建造物の次の見学は、

国宝建造物の彦根城。

彦根駅から炎天下の下、

重たいキャリーバックを

引きずりながら彦根城に向かいました。

この移動でかなりの体力を消耗しました。

彦根城の見学を終えて、

米原駅まで戻り、

特急電車で福井駅に向かいました。

翌日は朝から民家の実測を行いました。

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今回の国宝建造物採集で、

国内の国宝建造物総数 222 棟

のうち 113 棟を見学したことになりました。


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by y-hikage | 2017-08-29 11:55 | 国宝建造物 | Comments(0)

真夏の東慶寺


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大町の家の現場打合せの帰り、

夏の暑さから逃れるために

近くの東慶寺に行きました。

東慶寺といえども

真夏のこの時、

咲く花は少なかったです。

それでも墓苑は涼しい風が吹いていました。

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by y-hikage | 2017-08-26 12:07 | 鎌倉・逗子・葉山で | Comments(0)

ひさしぶりの青空です。


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今日はひさしぶりの青空・・・。

気温はどんどん上昇し真夏の暑さです。

昼頃、コンビニに買い物に行きがてら、

円覚寺の白鷺池( びゃくろち )の木陰から

浚渫(しゅんせつ)された池を眺めました。

きれいになった池の水面を

涼しい風が吹いていました。

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RUNのコースから眺める今朝の小坪漁港。

青空が映える景色です。


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by y-hikage | 2017-08-23 13:03 | 鎌倉・逗子・葉山で | Comments(0)

「 vin de MICHINOKU  」プロジェクトのワイン

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82日の夜、

鎌倉恩寵教会でジプシーヴァイオリンの

コンサートがあって聴きにいきました。

素晴らしい演奏が終了し、

どこか夕飯でも食べに来ましょう

(飲みに行きましょう・・・)ということになり、

鎌倉駅の近くのソサンというお店に

連れていかれました。

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食事をしながらワインや日本酒を飲んでいたら、

東北の地形が描かれたポスターを見つけました。

お店の方に、

僕は岩手県生まれであることを伝えて、

このポスターのワインを注文しました。

酔ったいきおいでしょう、

このポスターとボトルを

いただくことはできませんでしょうか・・・

と無理なお願いをしてみました。

店内でのサービスに忙しいようだったので

半分あきらめていましたが、

「 ボトルのワインを

飲み干したら差し上げますよ! 」

と言ってくれました。

(おやすいごよう・・・)と心の中でつぶやき、

ボトルがしばらくして空になりました。

ということで、

製図室の壁にポスターが張られ、

空のボトルがおいてあります。

「 vin de MICHINOKU プロジェクト 」

東北のワインでつながる・・・

ワインを飲みながらこの言葉が心にしみました。

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ところでこのポスターが張られている

格子の杉は宮城県の杉です・・・。




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by y-hikage | 2017-08-22 11:25 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

ピアノがある家

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数年前から日影良孝建築アトリエの

ホームページを全面的に

リニューアルしようと思ってきましたが、

設計の仕事に追われて

なかなかその作業に着手できませんでした。

しかしそんなことを言っていると

いつまでたってもできないので、

今年こそはとその準備のために

過去の仕事の写真を整理しています。

この写真の整理もまた大変で、

ハードディスクの中に

深く深く埋もれたデータを

探しだすのも根気にいる作業です。

しかしながらこの大変な作業をしていると

懐かしい写真をみつけることもあり

嬉しいと思う瞬間もあります。

東京都調布市の

「 深大寺の家 」もそのひとつです。

竣工は2004年なので13年前の仕事です。

当時は今ほどピアノの曲を

聴いていなかった時・・・。

グランドピアノのある家です。

グランドピアノは

こんなにも大きいものだったのかと、

設計に苦労したことをよく覚えています。

家が完成し、

家の中にグランドピアノが置かれ、

ピアノの先生でもある建主奥さんが

最初に弾いてくれた曲が、

ドビュッシーの「月の光」だったことも

よく覚えています・・・。

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ピアノのある部屋は、

音響のために大きな吹抜けになっています。

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ピアノのある部屋は、

床の間がある畳の部屋に隣接しています。

この二つの部屋は建具を引き込むと

一体の空間に変化するのですが、

畳に座る目線の低い空間と

グランドピアノのスケールを

どう調和させるかが設計に苦労したところです。

ところで床の間の落とし掛けの上の

小壁をスリガラスとして

空間に広がりをもたせ

小壁を間接光としていたことを

写真を見て思い出しました。

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ちなみに最近インストグラムを始めたのも、

過去の写真を整理するための

きっかけをつくるためです。


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by y-hikage | 2017-08-21 10:50 | 深大寺の家 | Comments(0)

アサガオの花が咲きました。

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日影アトリエがはいる

小さなビルの入り口わきの

プランターにアサガオの苗を植えたのが、

ずいぶんと育ち、

ついに花が咲きました!

アサガオは2階に上がる

階段の踊り場のガラス窓いっぱいに

アサガオの花が咲くように計画しましたが、

花は咲きはじめたばかりで、

緑だけが覆いつくしました。

( 86日付けの記事参考・・・)

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今日・819日現在の様子。

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以前・86日の外からの様子。

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以前・86日の踊り場の様子。

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今日・86日の踊り場の様子。

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これから

どれぐらいの花が咲くのか楽しみです。

そしてまた

行き場のなくなったツタを

誘導してあげなくてはいけません。


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by y-hikage | 2017-08-19 12:56 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(0)

稲田堤の家のブランコとハンモック・そして板塀など

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夏休み前の810日、

稲田堤の家に行きました。

目的は、板塀とフック受け板の工事。

田中棟梁とキムラ建設の木村さんと

三人で訪ねました。

家の現状などを聞きながら

2階に上がってみたら、

なんと驚くことに

ブランコとハンモックが

梁から吊るされていて、

子どもたちが楽しそうに遊んでいました。

まさかの展開でした!!

家が遊具になっていたのです。

小さな子どもがいる

家族の家を設計して

嬉しいことのひとつが

「 家が遊具になる 」こと・・・

なのでとてもうれしかったです。


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この日は、

女の子の友達も来ていて、

三人で元気に遊んでいました。

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ブランコに大きく揺られながら、

その勢いで片足でスイッチを

ON / OFF

してみせる神業もあるそうです・・・。

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ブランコもハンモックも

建主奥さんが作ったとのこと。

本当に驚きました。

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1階の畳の上に段ボール敷いて、

cuboro(キュボロ)で遊んでいました。

僕もいっしょに遊んでみましたが

難しくてできませんでした( 笑 )。

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さて板塀とフック受け板の設計ですが、

作りやすく・合理的な方法を考えた結果、

板を隙間を開けて柱に固定する

ごくごく当たり前の方法を採用しました。

ただし、

そこに小さな物語性を加えました。

玄関のアプローチに面する

擁壁からの落下防止のための板塀。

玄関土間にコートを

掛けるためフックを固定する板。

土間から居間に上がってすぐ横の壁に、

家族全員のカバンや帽子などを引っかける板。

この一連の流れが

同じ板の意匠で連続するように・・・。

外部と内部を板でつなげるように・・・。

この三枚の図面がその表現を表しています。


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下二枚の図面は、

板塀とカバン掛けの関係性を検討するために、

同じ高さで作図し、

板塀も書きこんでいます。


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玄関アプローチの板塀。

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土間のフックを固定する一枚の板と

居間のカバン掛けの板。

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居間のカバン掛けの板・・・。


この日は、家の中の

ブランコとハンモックには

本当におどろきました・・・。


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by y-hikage | 2017-08-18 12:08 | 稲田堤の家 | Comments(0)

稲田堤の家の食卓・その2

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稲田堤の家の食卓は、

組み立て式になっています。

住みはじめてからは

座卓での生活が多いようですが、

脚を変えるだけで

テーブルとしても使えます。

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テーブルの場合の脚

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テーブルにした状態

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テーブルにした状態

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テーブルにした状態

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座卓にした状態

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座卓にした状態


テーブルにした場合の椅子は、

現在探しているところです・・・。

座卓の場合の子ども椅子は、

建主さんが考えて作った段ボール椅子です。

段ボールを丸めただけの

シンプルな構造ですが、

これがなかなか座りやすいのです!!

僕も時間をみつけて

製図室で作ってみようかと思います。

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by y-hikage | 2017-08-17 13:49 | 稲田堤の家 | Comments(0)

稲田堤の家の食卓

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稲田堤の家で食事を囲むテーブルを

二つ作りました。

ひとつは椅子に座って囲む高さ。

もうひとつは床に座ったり

ゴロゴロしたりしながら食事したり、

時には食卓の上で

踊ったり歌ったりできる高さの座卓(笑)。

上の丸い板は同じで

脚を交換するだけで

高くなったり低くなったりできる設計。

これらすべて無垢の木で作ると

狂いがあったり大変だし、

かといって合板などの集成材は

全体のコンセプトから大きくはずれるし、

しかも合理的に作りたいし、

ということで・・・

稲田堤の家の材料の

全体から細部まで構成する

宮城県の栗駒杉と同じ杉で作られた

杉の三層パネルで作ることにしました。

くりこまの大場さんに図面を渡して

作ってもらい稲田堤の家では

現在その食卓が活躍しています。

写真は設計しながら作った模型です。

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by y-hikage | 2017-08-12 09:59 | 稲田堤の家 | Comments(0)