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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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小澤征爾さんとル・コルビジェ

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古本屋で音楽家の小澤征爾さんが書いた

「 ボクの音楽武者修行 」

という本を見つけて、

なんとなく読み進めていたら、

少しばかり驚いたことが書かれていました。

小澤さんは1959年に音楽を学ぶために、

スクーターとギターとともに貨物船で

単身フランスに渡ります。

そして1959年パリ滞在中に

9回ブザンソン国際指揮者コンクールで

一位となります・・・。

この頃のことを、

小澤征爾さんは本の中でこう書いています。


〇 〇 〇 〇〇


コンクールで一位になることはなかなか便利なことだ。

というのも、パリのブラジル館の館長が、ぼくの新聞記事を読んで、無条件で下宿させてくれた。ル・コルビジェの設計したすごく贅沢な建物で、最近パリの大学都市の中にできたものである。普通ならここに入るには、四十人に一人という難関をパスしなければならないのだ。

~中略~

ぼくが住んでいたのはコルビジェが設計した例のブラジル館だ。部屋に風呂までつき、至れりつくせりで申し分ないが、あまりにモダン過ぎて落ち着かないのは、ぼくが田舎者のせいだろうか。ユースホステルや安ホテルのほうがどうもぴったりする。

ここには雨宮君(建築家)となりにいる。タピエスという絵描きとも、ジャズが縁で親しくなった。イサム野口氏とも二晩ほど飲むつきあいをした。変わった人だ。それに美人を沢山知っているのには驚いた。彼はセーヌ河のほとりのりっぱな家に住んでいる。


「ボクの音楽武者修行」(1980年・新潮社)より引用


〇 〇 〇 〇〇


この文章をみつけて、

本の中にル・コルビジェが

登場したことに驚きましたが、

彫刻家のイサムノグチが

登場したことのほうがもっと驚きました・・・。

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パリのブラジル学生会館

設計:ル・コルビジェ

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by y-hikage | 2017-06-30 13:52 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

あさがおの苗を植えました。

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日影良孝建築アトリエ・製図室が

入居する山ノ内ビルは、

角地にに建っています。

(ビルと言っても2階建ての小さな建物ですが)

その西側の道路に面して、

やや大きめのプランターが

七つぐらい置いてあって、

榊という木が三本ずつ植えられています。

榊が植えられて1年ぐらいしたころに、

数本が枯れて雑草だらけになっていました。

そのまま放置しておくと景観的に良くないので

雑草と共に取り除かせていただきました。

( 管理人さんがやらないので僕が勝手に・・)

植物がいなくなったプランターも寂しいので、

製図室のゴーヤのプランターから

芽が出てきた朝顔の苗を植えてみました。

この朝顔の種は、昨年咲いた朝顔の種です。

思うように育ってくれるかどうかわかりませんが、

できるだけ

水やりは欠かさないようにしたいと思います。

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by y-hikage | 2017-06-29 13:05 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(0)

梅雨時の朝RUN

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RUNで好きな季節は、

一年を通じて好きですが、

梅雨時の 朝 RUN も好きです。

ジメッとした感じと

汗が混じりあってくるのが

気持ちいいのです。

バリ島に行った時も

農村を毎朝走ったのですが、

この梅雨時に走っていると

バリ島の農村風景を思い出すのです・・・。

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by y-hikage | 2017-06-28 11:20 | 朝RUNの風景 | Comments(0)

ことしさいごの八重のドクダミ

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昨日の626日の月曜日、

資料室の庭に咲いている

八重のドクダミを摘んできました。

八重のドクダミは全体的に弱っていて、

八重のドクダミの季節は

終わりをむかえようとしていました。

その中で何本か選んで、

627日の今朝、

製図室に飾りました。

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義理の父が今月の8日に天国に旅立ち、

今朝、義理の母が父のあとを追うように、

天国に旅立ちました。

なんだか夢を見ているようです。


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by y-hikage | 2017-06-27 07:58 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

国宝・光浄院客殿と吉村順三

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滋賀県大津市の

国宝建造物・三井寺(みいでら)は

どうしても見ておきたい建築でした。

なぜなら建築家・吉村順三が

三井寺の境内に建つ

「 光浄院客殿 」の写しを

ニューヨーク近代美術館の

中庭に設計したからです・・・。

時は1954年のことです。

建築雑誌・JA 59・吉村順三の32頁の

解説を引用してみます。


〇〇〇〇

ニューヨーク近代美術館(MoMA)の中庭に建てられた展示用の住宅。モダンリビングの啓蒙を狙いとして、モダニズムの住宅を2年間ずつ展示ずるシリーズ「House in the Gardenの第3回目に企画された。来日したアーサー・ドレクスラー(当時MoMAの建築部門担当)の意向により、モダニズム建築への近似を示す日本の伝統的なモチーフとして、書院造りである光浄院客殿が選ばれた。吉村はただの「 写し 」に留めることなく、高層ビルに囲まれた敷地、来場者の同線処理、住居として成立させるための別棟の付加といった諸条件に対応している。また建物と庭の連続性の強調、より装飾性を排したディテールの採用等、自らの意図を存分に反映しており、伝統的な日本建築への造詣の深さが、デザインする自在さに到達していたことを示している。

〇〇〇〇


この建築は

「 松風荘(しょうふうそう) 」と

名づけられMoMAの中庭に建てられました。

その原型となる「 光浄院客殿 」を

自分の眼で確かめたかったのです。

三井寺には国宝建造物が三棟建っています。

一つめは「 光浄院客殿 」。

二つめは「 勧学院客殿 」。

三つめは「 金堂 」。

光浄院客殿と勧学院客殿は、

自由に拝観することはできなく、

3人以上という条件付きで

一週間前に事前申し込みが必要です。

僕は時間的に見学できるかどうか

迷っていたため、

事前申し込みはできませんでした。

まあ行けばなんとかなるだろうと思い、

朝、早起きして新幹線に乗り込みました・・・。

午前9時ぐらいには、石山寺に到着し、

石山寺の見学の次に

三井寺の境内に入ることができました。

三井寺の境内は

山ひとつぶんあるのではないかと

思わせるほど広く、

坂も多く移動がたいへんでした。

まずは「 勧学院客殿 」から・・・。

想像のとおりで門から中には入れません。

屋根がわずかに見えるだけ・・・。

金堂を拝観したあとに

目的の「 光浄院客殿 」へ・・・。

やはり拝観不可・・・! 

門からわずかに見えるだけ・・・。

それでも側面全体を

見ることができたので大収穫でした・・・。

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光浄院客殿を塀越しに眺めます。

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MoMAの中庭に建てられた「 松風荘 」

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MoMAの中庭に建てられた「 松風荘 」

(写真は建築雑誌・JA 59より転載)

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「 松風荘 」の平面とスケッチ

(建築雑誌・JA 59より転載)

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「 勧学院客殿 」を門から眺めます。

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三井寺の光浄院客殿

(写真は三井寺のパンフレットからの転載)

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光浄院客殿は慶長6年(1601年)の建立で、

寝殿造の流れをくむ「主寝殿造」と

呼ばれる寝殿造様式の初期の形式のものです。

妻戸・蔀戸・舞良戸・唐破風の車寄・中門廊など

寝殿造の名残をとどめています。

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三井寺の勧学院客殿

(写真は三井寺のパンフレットからの転載


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勧学院客殿は慶長5年(1600年)に

再建されたもので、光浄院客殿とともに

日本を代表する書院造です。


〇〇〇 〇 〇 

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三井寺・金堂

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金堂は慶長4年(1599年)に

再建されたもので、建物全体が和様で統一され、

木割りが太く、重厚さのなかに

柔らかさをもつ仏堂として

桃山時代の代表的な建築とされています。

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今回の

石山寺と三井寺を見学できたことで、

現時点での国宝建造物222棟のうち、

110棟を見学できたことになりました。


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by y-hikage | 2017-06-26 09:52 | 国宝建造物 | Comments(0)

国宝建造物・石山寺

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現時点で222棟ある国宝建造物を

全て見ると決めたときに、

避けて通れない地域は、

国内で三番目に多い滋賀県です(22棟)。

滋賀県は今年の615日に

行ったのがはじめてのことでした。

滋賀県で最初に見た国宝建造物は、

大津市の「 石山寺 」。

石山寺には国宝建造物が2棟あります。

ひとつは本堂。

もうひとつは多宝塔です。

〇 〇 〇〇

本堂は、

正堂(しょうどう)・

会の間(あいのま)・

礼堂(らいどう)からなる複合建築です。

正堂は永長元年(1096年)の再建されたもので、

会の間と礼堂は慶長7年(1602年)に

淀殿の寄進によって

建立されたものとされています。

本堂は国の天然記念物の

石山寺珪灰石という

巨大な岩盤の上に建っています。

〇〇 〇 〇

多宝塔は、

建久5年(1194年)の建立で

日本最古の多宝塔とされています。


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国宝建造物・石山寺本堂


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国宝建造物・石山寺多宝塔


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by y-hikage | 2017-06-25 14:29 | 国宝建造物 | Comments(0)

琵琶湖疎水の取水口

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京都の南禅寺の境内に

「 水路閣(すいろかく) 」とよばれる

煉瓦造りの水道橋が残っていて、

1890年建築の現役の近代化産業遺産です。

この水道橋は、

琵琶湖の水を京都に引くために作られた

「琵琶湖疎水(びわこそすい)」を構成する

構造物のひとつです。

この水路閣を何度か見学し、

琵琶湖疎水によって

京都が水の都であることは理解していましたが、

いったい琵琶湖のどこから

水か引かれているのかわかりませんでした。

〇 〇 〇 〇

先週の615日、

滋賀県大津市の

国宝建造物・三井寺(みいでら)を

見学に行って、

その取水地に偶然出会いました。

琵琶湖疎水の取水地は、

三井寺に隣接する

滋賀県大津市三保ヶ埼が取水地だったのです。

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琵琶湖疎水の取水口の水路・・・。

水路の向こうが国宝建造物・三井寺の境内。

琵琶湖疎水は、

1疎水(1890年完成)と

第2疎水(1912年完成)を総称したもので、

現在でも琵琶湖の水の恵を

京都にもたらし続けています。

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地図上で南西に走る水路が

三保ヶ埼の取水地と水路。

その先が三井寺の境内。

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大津市三保ヶ埼が取水地の建造物。

琵琶湖疎水の成り立ちですが、

明治2年(1869年)に首都が

東京に遷都されたことにより、

京都は産業も人口も急激に衰退していきます。

それを復興させ、

産業の振興を計るために、

琵琶湖から京都まで水路(疎水)を

開通させることが計画されました。

琵琶湖と京都の高低差を利用して水を引き、

灌漑・舟運・動力・防火などに

利用することが目的です。

疎水の距離は全長20㎞とされ、

あの哲学の道の横を流れる川も

疎水の一部のようです。

ところで大津市と京都の高低差は

どれぐらいあるかと調べてみると、

大津市は標高95m

京都は標高47.6mなので、

高低差は47.4mになります。

意外と高低差が少ないと思いました。

ちなみに京都駅ビルの最高高さは59.8mなので、

琵琶湖の湖面の高さは、

おおむね京都駅ビルの高さの-10mの

高さであると考えてもいいのかと思います。

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大津市三保ヶ埼から見る琵琶湖・・・。

実は琵琶湖を間近で見るのは初めてで、

滋賀県に降りたのも初めてです。

滋賀県は、奈良、京都に続き

三番目に国宝建造物があります。

滋賀県は22棟の国宝建造物があります。

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琵琶湖と京都の位置関係。

右の赤い丸は、琵琶湖疎水の取水口。

左の赤い丸は、南禅寺の水路閣の位置です。

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赤い丸は、南禅寺の境内の中の水路閣の位置。

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南禅寺の境内に建つ「 水路閣 」。

全長93.2m・高さ9m

煉瓦造りのアーチ型橋脚。

ローマの遺跡のようだと例えられますが、

僕には、以前訪ねたことがある南フランスの

ル・トロネ修道院のようになぜか見えるのです・・・。

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by y-hikage | 2017-06-21 10:08 | 建築巡礼 | Comments(0)

ミニトマトが収穫できました。

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ひとつだけですが、

今年はじめてのミニトマトが収穫できました。

唐辛子もまだ緑色ですが

唐辛子の実がなっているので、

その様子をよくよく見たら、

唐辛子の葉っぱや実に

粉のような小さな虫がたくさんついていて、

葉っぱや花が食べられていました。

唐辛子は途中ですが

虫に食べられる前に

収穫することにしました。

収穫したトマトを食べてみたところ、

しっかりとしたトマトの味がしました。

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by y-hikage | 2017-06-20 13:07 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(0)

三十三間堂の障子紙

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先週、早朝に家をでて滋賀県に向かいました。

大津市の国宝建造物を二棟見学した後に、

京都国立博物館と三十三間堂を見学しました。

三十三間堂は今年二度目の見学です。

前回は1月末のこと・・・。

6月の暑い京都の昼時の三十三間堂で

1月とは違っているところを見つけました。

障子の下1段の風通しのために

障子紙が貼られていませんでした。

その景色はとても涼やかで

機能性を兼ねた日本的な意匠となっていました。

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1月末の障子・・・。

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1月末の閉じた障子紙・・・。

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615日の障子紙・・・。


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今回の三十三間堂も

その空間のすごさに感動し、足が震えました。




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by y-hikage | 2017-06-19 11:56 | 国宝建造物 | Comments(0)

あさがお

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さくねんにさいたあさがおのたねを

ゴーヤなどのとなりにうえたら

はっぱになってきたので

ちがううえきばちにうえかえました。

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by y-hikage | 2017-06-18 11:30 | 製図室のゴーヤ村 | Comments(0)