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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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鎌倉・浄妙寺の喜泉庵

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旧華頂宮邸の近くの

浄妙寺の境内の中に建つ「喜泉庵」は、

鎌倉の建築の中でも好きなうちのひとつです。

もし誰かに

「鎌倉に行くけど

いいところ五つ教えてほしいです」

と聞かれたら、

必ず「喜泉庵」が五つの中に入ります。

どこが好きかと聞かれたら、

木造で日本的でありながら、

のびやかで

清らかで

凛としていて

澄みきっていてシャープなところです。

あきらかに理想的な空間が実現されています。

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喜泉庵は、
隣町の大船から1991年に移築されたものです。


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by y-hikage | 2017-03-31 10:20 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

鎌倉の旧華頂宮邸

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旧華頂宮邸は、

鎌倉市東方の谷戸・

宅間ヶ谷(たくまがやつ)の

中ほどに建っています。

1929年(昭和4年)建築の華頂宮邸は、

神奈川県の洋風住宅建築では、

旧前田侯爵別邸(鎌倉文学館)に次ぐ

大規模なものとされています。

様式はハーフティンバーですが、

水平垂直の意匠が整然としていて

厳格かつ端正なデザインになっています。

この建築の中で好きな場所は、

2階の階段室です。

階段室の天井は小ヴォールトが連続し、

近代的なデザインを感じさせてくれます。

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2階の階段室の天井・・・。

小ヴォールトが連続し、

古典的というよりも

モダンデザインを感じさせます。

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旧華頂宮邸の開口部も好きなひとつです。

繊細なスチールサッシの

デザインがとても美しく、

現在ではなかなか製作できません。


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同じ敷地内に、無為庵(旧松崎邸)があります。

昭和46年に東京・上大崎から移築された茶室です。


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小ヴォールトが連続する、

2階の階段室の天井・・・。

〇〇 〇 〇〇

旧華頂宮邸は、
国登録有形文化財と
鎌倉市景観重要建築物に
指定されています。

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by y-hikage | 2017-03-30 14:45 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

ペンテルの「 PMG 」

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愛用のシャープペンシルが

6本中、5本がついに壊れてしまいました。

図面のほとんどは0.3㎜の

シャープペンシルを使って書いています。

使っているペンは、

ペンテルの「 PMG 」で

すでに廃番の商品です。

繊細な線を書けるのですが、

そのぶん繊細な作りのペンです・・・。

残りの1本を大切に使っていこうと思います。


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by y-hikage | 2017-03-29 08:35 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)

鎌倉山の扇湖山荘


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もう何年も前になりますが、

知人から鎌倉山に

すごい木造建築が残っていて、

見学をできることになったので

見に行かないかという誘いを受けました。

さて、

どんなにすごい木造建築なのかと

半信半疑で、

見学に行ったところ本当に

すごい木造建築だったので驚きました。

規模においても、

好みはあるにしても

その贅の尽くしようは

なかなか例えようのないものでした。

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この「扇湖山荘(せんこさんそう)」について、

どんな風にコメントしていいのか

わからないので、

公式と思われる施設概要説明の文章が

手元にありますので、

そのまま引用してみたいと思います。


〇 〇 〇 〇


鎌倉山に建つ扇湖山荘(旧鎌倉園)は、敷地面積14000坪に、本館、茶室等の建物及び庭園並びにこれを取り囲む自然環境が、一体となって優れた風致景観を形成している施設で製薬会社「ワカモト製薬」の創業者の長尾氏の別邸として建てられたもの。

「扇湖山荘(せんこさんそう)」名前の由来は、長尾氏が杉の木立から海が扇型に見えることから名付けられたという。

本館は飛騨高山の民家を昭和9年に移築し、手を加えたもので、昭和戦前期の和風文化を画す代表的な大型遺構といってよく、類型が取り壊されていく中で、今や貴重な存在であり、鎌倉市内においても明治期以降の建築物の中では屈指のもので、歴史的・文化的価値を有するものとされている。

茶室は、明治時代に伏見別邸に建築された茶室をそのまま移築したもので、高い文化財的価値を有するものとされ、庭園も明治から昭和に至る数寄屋建築の世界で有名な造園の作とされている。

昭和9年に長尾氏の「別荘」として建てられた後、「長尾美術館」、料亭「鎌倉園」を経て、昭和564月に三和銀行が取得し、平成113月まで「研修所」として使用していた。平成2210月に三菱東京UFJ銀行から鎌倉市へ寄付された。


〇 〇 〇 〇

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世の中には

知らないことがたくさんあるんだと

つくづく思いました・・。

扇湖山荘が鎌倉市の所有になってから

今後どのような活用をされるのか、

興味のあるところです・・・。


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by y-hikage | 2017-03-28 10:40 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

稲田堤の家の1階の天井

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先週の土曜日の午後、


稲田堤の家の現場打合せがありました。

棟梁は1階の造作工事を終え、

1階の天井を張っていました。

全体の木工事は

三月いっぱいでほぼ完了の予定です。

棟梁は、稲田堤の家の仕事が

終わってしまうことが

残念のようでした・・・。

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by y-hikage | 2017-03-27 13:57 | 稲田堤の家 | Comments(0)

鎌倉市御成小学校旧講堂と旧図書館

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鎌倉駅西口を出てすぐの場所に、

御成小学校旧講堂と

鎌倉町立旧図書館が建っていて、

解体するか保存するかで、

市や市民の間で議論が続いていたのですが、

2015年の夏ぐらいに共に保存が決定され、

ひとまずホットしていたのですが、

つい最近、

御成小学校旧講堂が国登録有形文化財に

指定されたのを新聞で見て驚きました。

建造物では国内登録有形文化財指定件数は、

8558件で、

そのうち鎌倉市内では26件あるそうですが、

これら8558件のどれかが

重要文化財に格上げされ、

さらに国宝建造物に格上げされていきます。

( はげしい競争率ですね・・ ! 笑 )

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鎌倉市立御成小学校旧講堂は

1993年に建築されました。

僕の眼でみると和洋折衷の混合の具合が

奇妙で不思議な建築に写ります。

その一方で、

新幹線で東京から京都に着くときに見える

東寺の五重塔のように、

鎌倉 イコール 

御成小学校旧講堂のようにも思います。

( ちょっと比較が極端すぎますね・・・)

鎌倉市役所も移転されそうなので、

市役所に隣接する旧講堂と旧図書館が

今後どのような保存活用を

されていくのか気になるところです。

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鎌倉町立旧図書館の外観・・・。

1936年に建築されました。

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鎌倉町立旧図書館の内観。

外観を見ると

老朽して弱よわしく見えますが、

内部に入ると

まだまだ使えそうな建築だと思いました。



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by y-hikage | 2017-03-26 11:33 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

「鎌倉の大屋根」にいきました。

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昨日の午後、

「 鎌倉の大屋根 」に

メンテナンスの打合せに行きました。

鎌倉の大屋根は、

19895月に完成していますので、

かれこれ築後28年になります。

建主さんは会うといつもこう言います・・・。

「 完成してからこんなに年月がたっても、

目立った傷みがほとんどないのが不思議ね・・・。

外まわりなんて、手をいれていないのに、

まったくそのままだわ! 」

そして僕も

「 ほんとにそうですよね。

普通だったこうはいかないと思います・・・。

すごいですね! 」

そして建主さんも

「 ほんとよね!・・・すごいわよね! 」

「 鎌倉の大屋根 」は、

僕の処女作で原点とも言える家。

そのせいかいつ行ってもゆったりとする家です。

( 一枚目の写真は、畑亮さんの写真です )

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2006年に西川公朗さんが撮影した主屋の外観。

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正面奥の建物は、

「 宝蓮寺文庫 」と名づけられた書庫。

所沢の明治期の蔵を移築した書庫です。

2006年に竣工しました。

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2006年に西川公朗さんが

撮影した主屋の内観。

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書庫の設計時に作った模型。

敷地は450坪弱です。

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昨日、帰り際に

アプローチから撮影した宝蓮寺文庫。



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by y-hikage | 2017-03-25 10:13 | 鎌倉の大屋根 | Comments(0)

白井晟一の設計の浄智寺庫裏

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この記事を書くために

さっき、近くの浄智寺に行ってきました。

以前にも何度か記事にしたのですが、

北鎌倉の浄智寺庫裏は、

和風建築の巨匠・白井晟一の遺作です。

年表では、

京都嵯峨野の「雲伴居」が遺作とされていますが、

どうも浄智寺庫裏が遺作のようです。

浄智寺庫裏は何度見ても名作だと思います

(雲伴居も実物を見たことがありますが、

こちらは名作中の名作です)。

どちらもとにかく屋根が美しいのです。

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故・白井晟一は1983年(昭和58年)に

死去されていますので、

浄智寺庫裏の完成は

1983年前後ということになります。

この建築の詳細記事は、

2014214日付けで「鎌倉の建築」の

カテゴリー内に保存されています。

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浄智寺に咲いていた

ミツマタとトサミズキの花が

きれいでした・・・。


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by y-hikage | 2017-03-24 11:11 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

旧和辻哲郎邸

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鎌倉の鶴岡八幡宮のすぐ西側に

旧和辻邸が建っています。

この住宅はもともと

神奈川県松田から移築され、

神奈川県大山のふもとに建っていた農家を

哲学者・和辻哲郎が1938年(昭和13年)に

東京都練馬区に移築したものです。

そして23年後この家を

映画製作者である川喜多長政・かしこ夫妻が

1961年(昭和36年)に

鎌倉のこの地に移築しました。

よってこの民家は3回移築されたことになります。

(日本の建築は移築できることが

素晴らしいと思います)

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当初の屋根は瓦葺きで

あったかどうかわかりませんが、

間取りは、

土間と食違い四間取りの平面をもつ

典型的な農家のかたちをしています。

瓦葺きの外観をみると、

書院風の和風建築のようですが、

それは和辻哲郎が

大きく手を入れた結果ではないかと

推測しています。

内部空間に入ると、

農家の間取りと骨格を生かした

上手な住まい方をしてきたことがわかります。

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旧和辻邸は、

鎌倉市の景観重要建造物に指定されています。



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by y-hikage | 2017-03-23 13:07 | 鎌倉の建築 | Comments(0)

製図室の花をいれかえました。

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今日はお客様が製図室にみえるので、

朝のランニングで

摘んできた花にいれかえました。

やや菜の花が多すぎる感じもいたします。



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by y-hikage | 2017-03-20 12:30 | 日影アトリエの本棚 | Comments(0)