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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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カテゴリ:森下町の家( 5 )

一昨日、森下町の家の食事会に招かれました。

6月22日の夜、くりこま高原自然学校の校長でもあり日本の森バイオマスネットワークの理事長でもある佐々木豊志校長と大場さんと共に、森下町の家の夕食に招かれました。
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この日はとても暑い一日でしたが木造三階建てのこの家は、気持ちのいい風が抜け快適な夜を過ごすことができました。
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この家のご主人は、つい先日まで被災地のボランティアに行っていました(6/13~6/17:RQ災害支援センターのボランティア活動)。設計した家の家族が被災地のために行動を起こしていることは、設計者としてとても誇らしく思いました。
上村棟梁に進められれて、ついつい普段あまり飲まない日本酒を飲んでしまいました。
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by y-hikage | 2011-06-24 17:07 | 森下町の家 | Comments(0)

森下町の家に家具が届きました。

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先週の十二月二十一日の午後、森下町の家に宮城県の栗駒木材から家具が届きました。森下町の家のご家族から家具の設計の注文を受けてからしばらくして図面を完成させ、大場さんに図面を送り、木を選び、木を十分に乾燥させ、やっとのことで家具が完成しました。
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2階食卓のテーブル。天板はサワグルミ、脚はブナを使用しています。家の構造と空間に調和させるために端部の寸法、部材同士の取り合いが繊細になるように設計しました。
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2階、畳の間の座卓。センの木を使用しています。丸い座卓というとどこか重厚なイメージを抱きますが、やはり寡黙で何気ない設計にしています。
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家具が入って家らしくなりました。
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3階の座卓。ご主人の自慢のオーディオと共にこれから家の居場所の中心になります。
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翌日、ご家族のご主人からとてもうれしいメールが入りました。
僕の建築観をそのまま言葉にしてくれているようで感動しました。お礼をこめて、その文章をそのままご紹介いたします・・・。
「テーブルは、早速今朝から使わせていただいていますが、部屋の中に置いたときの佇まいは、まるで昔からそこにあったかのごとくなじんでいます。一見何気ないデザインでありながら、細部に気が配られており、これ以上のバランスはないのでは、と思います。真理は細部に宿るといったのはゲーテだったと思いますが、この家具からは、奇をてらわず真っ当に普通であることの凄みを感じています。また、栗駒の職人さんたちの繊細な技がこめられているようで、同時に大場さんたちとのつながりが感じられています。家と同様に、これら家具とも気長に付き合っていきたいと思っています。」
・・・とても素敵な言葉、ありがとうございます。
by y-hikage | 2010-12-26 08:15 | 森下町の家 | Comments(0)

「森下町の家」のご家族から食事会に招かれました。

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東京・大井町の森下町の家のご家族から先週の土曜の夜に食事会に招かれました。とても綺麗に住んでくださっており竣工当時のままのようでした。その印象を言葉にするとしたら「涼やか」。寒い季節でも暖房器具をほとんど使用することもなく、暑くなってもクーラーをつけることがほとんどないとのことでした。たしかに食事会の梅雨の夜に涼しい風が家の中を通りぬけていました。
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「森下町の家」の設計のテーマは「燃えしろ設計」などいくつかありましたが、3階の音響効果も大きなテーマでした。ご家族のご主人は新しい家で音楽を聴くことが夢でした。今ここで詳細に説明できないのが残念ですが、生演奏のごとくレコードの演奏を聞くことができます。
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より繊細に、深く、そして強く、森の中にいるような音を奏でるオーディオ機器。
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オーディオ機器から見て天上が小屋浦に向かってせり上がっています。寝室と子供室は一応、ふすまで仕切られていますが天井がなく、リビングの天井と一続きです。けして音響のためだけではありませんが、美しく深い音響の効果に役にたっているように思います。
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食事をしながら音楽を聞いています。とても美味しい料理。とても楽しい時間をすごすことができました。ありがとうございました。

ところで僕の設計が遅れに遅れていた、2階の食卓のテーブルや2階と3階の座卓を、栗駒の大場さんに先日発注することができました。
家具が完成するとまた雰囲気が変わることでしょう。
by y-hikage | 2010-06-16 18:55 | 森下町の家 | Comments(0)

燃えしろ設計による木造3階建て準耐火構造の家が完成しました。「森下町の家」は住宅密集地の中です。

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準耐火構造木造3階建てでありながら、木をふんだんに使った家が実現しました。構造は燃えしろ設計とし、構造の仕口継手は棟梁の技によって伝統的な方法で組まれています。
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燃えしろ設計でありながら、構造が無骨に感じないような空間とすることも重要なコンセプトでした。

by y-hikage | 2009-03-09 18:26 | 森下町の家 | Comments(0)

木造3階建て・準耐火構造・燃えしろ設計の家「森下町の家」がもうじき完成です。

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大井町の森下町の家の敷地は住宅密集地にあり、新防火制度対象区域に指定されています。木造3階建を計画しましたが、準耐火構造とする必要がありました。準耐火構造としながらも木造らしい無垢の木を現すモダンな和風を家族は求めました。そのため構造を燃えしろ設計とすることで木をふんだんに使った家が実現しました。
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構造材は栗駒杉を使用しました。仕口継手は栗駒の職人さんが伝統的な方法で刻みました。
c0195909_15463864.jpg上棟の風景
c0195909_1547243.jpg上棟の風景
c0195909_15472160.jpg上棟の途中に職人さんと記念撮影する日影良孝

by y-hikage | 2009-02-17 15:49 | 森下町の家 | Comments(0)