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日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)

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カテゴリ:建築巡礼( 116 )

コルビジェの建築

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写真の整理を兼ねて、

ハードディスクのデータコピーをしていたら、

ル・コルビュジェの作品の写真が出てきました。

コルビジェの作品を見るために

フランスに行ったときの写真です。


1. ロンシャンの礼拝堂

2. サヴォア邸

3. ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸


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建築を見学するために

ヨーロッパにまた、

行ってみたくなりました。


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by y-hikage | 2017-04-11 13:32 | 建築巡礼 | Comments(0)

建築の居場所にそそぐ光

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先日、ギャラリー間での


堀部安嗣展に行きました。

上の階では30分間の映像が

流されていました。

その映像を見ていて、

ヨハネス・フェルメールの絵の中に

そそぐ光のようだと感じました。


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by y-hikage | 2017-03-10 07:48 | 建築巡礼 | Comments(0)

銀座 ミキモト に似た小屋をみつけました。

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稲田堤の家の現場近くで、

伊東豊雄が設計した「銀座 ミキモト」に

似た木造の小屋を見つけました。

どこが似ているかというと

開口部のディテールです。

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はめ殺しのガラスと板張りの外壁を

同じ面で納めようとするディテールは

まさに伊藤豊雄 的というか

妹島和世 的いうか、

まさに「銀座 ミキモト」を

このディテールを見た瞬間に

思い浮かべたのです。

外壁の杉板を切りっぱなしで

納めているあたりがとてもニクイです。

深い庇の下でまったく

風雨のかからない場所や室内で

真似をしてみたくなる手法でした(笑)。

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伊東豊雄が設計した

「銀座 ミキモト」のガラスの開口部。

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by y-hikage | 2017-01-18 10:25 | 建築巡礼 | Comments(0)

旧尾形家住宅に行きました。

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11月8日の火曜日、

第12回木の建築賞の現地審査のため

山形県上山市に行きました。

現地審査の帰り、関係者の方々と上山市内の

国指定重要文化財

旧尾形家住宅を見学しました。

旧尾形家住宅の民家の形式は

寄棟中門造りとよばれるものです。

建築は17世紀末とされています。

外観を見たときは思わなかったのですが、

内部に入ったときに、

寄棟の屋根の大きさに驚きました。

内部空間を一枚の大きな屋根が包んでいる姿は、

ダイナミックそのものでした。

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礎石の石が珍しいかたちをしていました。

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by y-hikage | 2016-11-11 13:30 | 建築巡礼 | Comments(0)

国宝建造物:鑁阿寺の境内

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国宝建造物を見学に行って

いつも思うのですが、

国宝建造物の周辺に建つ建築物も

なかなか見逃せない例が

少なくないことです。

栃木県足利市に建つ

国宝建造物:鑁阿寺本堂の場合も

例外ではなく、境内には、

・太鼓橋

・山門

・経堂(重要文化財)

・多宝塔

・校倉

・鐘楼(重要文化財)は今回見逃す・・・

などが建っており、

どれもが美しい

(本堂よりもずっと・・・)

プロポーションをしています。

また鑁阿寺の近くには、

日本最古の学校といわれる

「足利学校」もあります・・・。

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太鼓橋

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山門見上げ

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山門近景

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経堂遠景

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経堂

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校倉正面

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校倉妻面

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多宝塔

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鑁阿寺本堂(国宝建造物)

○ ○ ○ ○ ○

次回、足利学校に続く・・・。
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by y-hikage | 2016-11-06 09:51 | 建築巡礼 | Comments(0)

会津の建築:猪苗代のギャラリー

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「猪苗代のギャラリー」は、

「はじまりの美術館」と同じ町内に

建っていました。

設計は、第12回木の建築賞の

客員選考委員であられる

柴崎恭秀・会津大学短期大学部教授。

このギャラリーは、

1989年に建築された酒造作業蔵を

現地で再生したものでした。

この酒造作業蔵、127年前の建築時上棟時に

磐梯山噴火で被災し、

磐梯山噴火当時の復興のシンボルとして

竣工させたと聞きました。

そしてまたこの蔵は、

2011年・東日本大震災で

再び被災し全壊しました。

持ち主の強い意志によって

二度目の復興の兆しとして敷地内で

曳家をおこない

保存再生したとのことです。

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設計にあたって磐梯山噴火当時から現在まで

地域に伝わる蔵建築の構法や口述の記憶を

素材、外壁、内部空間で

表現したということです。

(この地域に辰野金吾設計の、

煉瓦張りの発電施設が残るそうです)

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伝統的な民家や土蔵を保存再生する場合、

一般的に日本特有の伝統技法を

使うことに腐心しがちです。

ところが「猪苗代のギャラリー」は、

外壁に煉瓦タイルを使用したり、

妻面の大きな開口部に

ガラスのカーテンウォール採用するなど、

伝統的な架構に現代の素材やデザインを

みごとに融合させています。

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「はじまりの美術館」同様、

予備知識がまったくないままで

訪れた「猪苗代のギャラリー」・・・。

空間性から細部の意匠まで含めて、

「設計力」の高さにただただ

脱帽するばかりでした・・・。

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造り酒屋で使用していた湧水を円形の池とし、

造り酒屋で使用していた

樽の蓋の重し石を池のふちに並べています。

夕暮れ時の光が、水面でキラキラ輝き。

とても清楚で美しかったです。

○ ○ ○ ○ ○

会津の建築の連載は今回で終了です。

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by y-hikage | 2016-10-30 10:03 | 建築巡礼 | Comments(0)

会津の建築:はじまりの美術館

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福島県猪苗代町に建つ「 はじまりの美術館 」。

設計は無有建築工房の竹原義二さん。

築130年の酒蔵「十八間蔵」を

改修した小さな美術館でした。

長さが十八間あるので、

およそ33mある細長い美術館です。

伝統的な空間にモダンな要素が

調和した素敵な美術館でした。

そして何よりも地域に開かれた

運営と活動が素晴らしいと感じました。

こんな小さくて地域に愛される美術館が

全国にあったらいいと思いました。

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次回の見学は、猪苗代のギャラリーです。

設計は第12回木の建築賞客員選考委員の

柴崎恭秀さん。

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by y-hikage | 2016-10-29 11:23 | 建築巡礼 | Comments(0)

会津の建築:熊野神社長床

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熊野神社長床・・・。

僕に、あらたに国宝建造物を

指定してほしいという依頼が

国からあったとしたら、

まずはじめに福島県喜多方市に建つ

「 熊野神社長床 」を推薦するであろう・・・。

この名建築を見学するのは三回目である。

茅葺屋根で壁のない

柱のみが林立する姿は、

様式をはるかに超えた

美しい建築を生み出している。

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イチョウの葉っぱが

黄金色に輝く時期の熊野神社長床は、

息をのむほどに美しい・・・。

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熊野神社長床について、

建築史家の後藤治先生の解説が

明快かつ名文なので、

そのまま引用してみます。

○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

部材が木太く、細部が簡素で力強い印象を受ける。高蔵寺阿弥陀堂と共に、東北地方ならではといった感がある古建築の秀作である。
吹き放しの建物の床上に上がると、柱が林立して見える姿は、なんとも不思議な雰囲気である。
外観は、内法と足元に長押が通り、水平線が強調されているのに対し、内部では、林立した柱の垂直線が強調されている。その対比が空間の印象を高めている。
さらに、中央部の身舎と、側回りにある庇の間には、漆喰塗りの小壁が設けられていて、空間が一様なものにならないような工夫がされている。新薬師寺本堂が、この部分に小壁をつくらないことによって、堂の一体感を出していたのとは、対照的なつくりである。
急な石段を上がって一段高い位置にある本殿に向かう拝殿の役割を果たした建物なのだが、吹き放しに床を張った姿は、建物内において単なる礼拝以外の儀礼が行われたことを感じさせる。
それものそのはず、「長床」と呼ばれるこのような建物は、修験道にかかわるものだったと推定されている。
(日本の建築空間:新建築社・75頁より引用)

○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

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熊野神社長床

建立:鎌倉時代初期

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木の建築賞選考委員の皆さまと記念撮影・・・。

次の見学は、「はじまりの美術館」

(設計:竹原義二氏 / 無有建築工房)です。

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by y-hikage | 2016-10-28 11:24 | 建築巡礼 | Comments(0)

会津の建築:左下り観音堂

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左下り観音堂(さくだりかんのんどう)・・。

会津若松市の南西に位置する

会津三里町の山の中腹に

この建物は建っていました。

荒々しく力強い三層懸造りの建築。

山を登っていくといきなり視界が開け、

この観音堂は切り立った崖に

へばりつくように建っていました。

その迫力を前にすると誰しも

あぜんとするでしょう・・・。

○ ○ ○ ○ ○

最上階の回廊からは会津盆地を囲む

磐梯山から飯豊山などの

美しい山並みが見わたせます。

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左下り観音堂は、

修験道のために入行(修行に入ること)に

先立ちお籠をする行堂(長床とも呼ぶ)でした。

会津地域に拡がる

羽黒山信仰、飯豊山信仰、磐梯山信仰など

周辺の修験道と密接な関係があり、

密教道場として造られたとされています。

鎌倉時代初期に空海(徳一ともいわれる)が

開基したと伝わっています。

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高さはおよそ15mあり、

回廊付き桁行五間(9m)、梁間五間(9m)の

舞台の上に方三間の

身舎(しんしゃ)が乗っています。

現在の建築は鎌倉時代から江戸時代にかけて

何度か改修されているようで、

鎌倉時代の原型をとどめているかどうかは、

僕の勉強不足でわかりません。

福島県指定重要文化財になっていますが、

保存状態も安全対策も

あまり良くないところが、

よりいっそうこの建築を荒々しく見せ、

建築の魅力を高めているように思いました。

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崖にへばりつきながら建っている

懸造りの観音堂・・・。

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遠くを眺めているのは安藤邦廣先生・・・

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東側正面

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身舎を囲む回廊

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身舎を囲む回廊

回廊は南に大きく開いている。

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荒々しい構造のディテール

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南に見える山並み

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気を許すと

落下しそうなほど低い手すり

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身舎の内部空間

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一層目の柱に囲まれた抽象的な空間。

天井の高さと

柱の太さと

その間隔の寸法・・・、

そしてこれらの部材が構成する

平面の広さとの調和の整いが抜群で

居心地のいい空間を創りだしていいました。

時間があれば実測をしてみたかったです。

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次回の見学は、熊野神社長床です。


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by y-hikage | 2016-10-27 13:48 | 建築巡礼 | Comments(0)

会津の建築:さざえ堂

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会津のさざえ堂の見学は二回目でした。

はじめて見た時も、

とても奇妙な建築だと思いましたが、

二回目の見学でも、

その奇妙さの加減は

失われることはありませんでした。

僕にはどうしても装飾過多に見えるのです。

この装飾過多には、

必ず理由があるのだろうと思いますが、

その理由はいまだに不明です。

とりあえずそばに置いてある本から

解説文を拾ってみることにします。

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さざえ堂は会津若松市の飯盛山西麓に建っています。1796年(寛政8年)の建立とされています。
もともとは阿弥陀如来像を本尊として、堂内をめぐる斜路に沿って、西国33観音札所の本尊を写した33体の観音像を祀っていましたが、
明治の新政府による廃仏毀釈に伴い「皇朝二十四孝」の絵額に取り替えられました。
1辺3.4mの六角形平面をもち、右回りに登る斜路と左回りの下る斜路が二重螺旋を構成しています。
構造は中央に6本の通し柱をまとめて貫でつなぎ、側柱は内転びに通し柱を立てて、これを繋梁で渡しています。
天井は斜路の床板がそのまま下層階の天井になっています。

(解説参照:日本の建築空間・369頁:新建築社)

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二重らせん構造が

そのまま外観になっているとはいえ、

とても不思議な外観です。

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堂内をめぐる斜路・・・。

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右回りに斜路を登り切った

太鼓橋の空間。

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今回の記事では図版も

掲載してみようと思います。

図版は日本大学理工学部建築史研究室

によるものを転載させていただきます・・・。


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さて次の見学は、

左下り観音堂です。

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by y-hikage | 2016-10-25 11:08 | 建築巡礼 | Comments(0)